阿曽原温泉小屋

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お見舞い申し上げます。

2023-03-12

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黒いボンネットに積もった花粉の量が半端なくて・・・。

山仕事の行ささんの知り合いから連絡をもらい、ヘリコプターで黒部川の上空を飛んで観察したら、例年より残雪がかなり少ないとのことでした。

下の廊下の「川筋」が至る所で流れが見えているそうで、雪崩で運ばれて来るデブリで埋まる場所の盛り上がり方も少ない様だったとのことでした。

例年ならば春先の雪融け時期には「全層雪崩」(底雪崩)が発生して大量の雪を谷底まで運んでくるはずですが、そもそも今年は積雪量が少ないみたいだし発生しても大したことは無いのでは?

更には三月の気温が高温が続く予報で、高所でも新雪が多くは積もらないのでは???

一般の登山シーズンに、どのような影響が出て来るのかまだ分かりませんが・・少なくとも「下の廊下」の整備が残雪で遅れることは無いのではないかと予想しています。

他にも

〇仙人谷・剣沢の雪渓の融雪時期が早まって不安定にならないか? 

〇残雪量の少なさから草刈り時期が早まり管理が間に合うのだろうか?

等々心配になってきます。 

(何度も書きますが、急坂や荒れ地歩行などの困難を自力で乗り越えることが登山の醍醐味かと)

※暖かいです・・・。

私は花粉症ではありませんが、先日駐車場の黒色の車全体が「キナコ」がまぶしてあるみたいな?? 試しに強く息を吹きかけて見た写真です!

杉を植林してある山沿いに住んでいて珍しくもない杉花粉なのですが、この花粉量は流石にヤバい!というか「花粉症」に悩む方々におかれましては、ただただお見舞い申し上げるばかりです。

沼に!

2023-03-08

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インパクトドライバ―&ブロアー

最近、電動工具を新調しました。現在使っているのは十年以上使っていて、バッテリーの持ちが怪しくなりつつあったのですが、インパクトドライバーはプレハブ小屋組み立て解体時の骨組みのナット締め・床板張り時のビス止め等々の他に、トロッコ沿線の防護柵設置解体時にワイヤークリップの締め付けにも必須の道具です。

お客さんは、登山靴のソールが剥がれた時のビス止め補修に活躍しているのを見られた方もおられるのではないかと?

バッテリーが強く容量も大きくなったおかげで金額も張るし、今のものも使えない訳でもないし・・・と引っ掛かっていたのですが、ホームセンターへ下見に行って見た新型はモーター部分が小さくなって作業時のLED照射の明るさを見たらおもわず!

ついでに横に並べて展示してあったバッテリー共用の「ブロアー」(送風機)にも思わず手が伸びてしまいました。

玄関先で木材を切った際に出る木屑処理・床板張り前の砂やほこりを吹き飛ばす等々、ホコリまみれになっていた作業がどんだけ楽になるだろうと想像しただけで嬉しくなってしまいます。

便利になるのは良い事なのですが困ったことに・・・このバッテリーを使って動かす事の出来る道具の多い事!売り場に展示してあった、マルノコ・ハンマードリル・掃除機・ラジオ・投光器等々目移りしてしまい・・。

特にチェンソーは、高所の雲の中で気圧・温度・湿度な関係かエンジンが言うことを聞いてくれなくなることが多々あって苦労するのですが、バッテリーならばエンジントラブルは無いだろうし揮発性の高い混合ガソリンを歩荷しなくてもよくなれば便利かも??

そんなに現場に出れなくなって来ている自分なのに、あれもこれも欲しくなって「深く大きな」にはまりそうな自分に気が付いたのでした。

少しずつだけど、理解を深めて連携して動き始めねば!

2023-03-02

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理解を深めるということは、反省も伴うものなのです???

お知らせです!

「北アルプス山岳利用サミット」

~令和時代の山岳利用について考える~

●日時:令和5年3月 23 日(木)

    開場 13:30 開演 14:00 閉演 16:00(予定)

●会場:まつもと市民芸術館小ホール

  主催:環境省中部山岳国立公園管理事務所・北アルプス山小屋協会

共催:株式会社山と溪谷社、株式会社 ADDIX、長野県警察山岳遭難救助隊 後援:株式会社ヤマップ

を開催する運びとなりました。

役所+山小屋+マスコミ等々関係者が集い「山への接し方」みたいなものを討議して考えるきっかけになればと思います。

「なにをいまさら?」と思われるかもしれませんが、「山に入る!ってことは??」昔は考えられなかった新たな利用のされ方・曖昧なままだった管理方式等々、今まで遣り繰りして綱渡りでこなして来た現場もコロナ禍で余裕が無くなって来ており、この先の事を利用者・現場を預かる山小屋・マスコミ・管理や救助に当たる役所等々が集まり相互理解を深めて方向性を見出して行ければと思います。(上記リンクからチラシが見れます)

興味のある方は是非とも会場に来て頂ければありがたいし、山渓・ランドネ等からも後日取り上げられると思いますので読んでやって頂ければと考えます。

(参加希望の方は、チラシの Qrコード より申し込んでください。

※ムース―ロー

写真は富山駅前で仲間と理解を深めつつ?呑み歩いた後に〆で立ち寄る大人気店 粋宏閣 の「ムース―ロー」キクラゲたっぷりなので罪悪感は和らげられるのですが、飲むだけ呑んだ後なのに大概メガジョッキでハイボールを一緒に頼んでしまうので・・・翌日は反省猿になってしまうのです。(「反省猿」って若い人は知らないか?)

理解を深めるチューことは、反省しなければならないのです???(今宵は魚津駅辺りへ反省しに行きます)

問題山積?

2023-03-01

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700gの大盛り蕎麦は甘めの汁で

昨日のミーティングでは、ヘリコプター代金の高騰・従業員やアルバイトが集まらない等々山小屋の苦境?等の紹介がありました。

更に黒百合ヒュッテの米川さんが「コロナ禍で感じたのは、山小屋の全国組織が組織されていないため窮状を官庁に訴え辛かった」みたいなことを話されました。

全くその通りなのですが・・・30年ほど前にも「北アルプス山小屋協会」で問題提起されたことがあるのですが

一口に「山小屋」といっても、北アルプスだけでも各県の条件・対応等が違い等があってまとめるのに苦労しているのに・・全国規模のものになれば、気象条件・登山シーズンの違い・民営か公営等の営業形態の違い、そもそも小規模の個人経営の小屋が大半だし全体の意見集約は出来るのだろうか???(私が生きている間に、設立は難しいかなーって個人的には思うのですが)

等の意見が出されて話が流れてしまったことがありました。

通じる活動で東京上野松坂屋で長年開催されていた「夏山相談所」では、北海道~東北~尾瀬~秩父~富士山~南アルプス~八ヶ岳~中央アルプス等々の方々と一堂に会してのイベントで交流も出来ていたし会員で一致協力して環境大臣に直接陳情書を手渡しに行ったりしていたのですが様々な要因で自然消滅?してしまい・・・。

更には、一昨年にガイド協会さんから北アルプス山小屋協会に声を掛けて頂き関係省庁への陳情に同行させていただきましたが、山小屋の全国組織を今すぐ作れなくても他とのタイアップして法整備・政策遂行に生かして頂けるような活動をしてゆくことも出来るのではと考えて見たりしながら帰ってまいりました。(目の前の問題も待った無しだしな~)

写真は、佐久平駅先の蕎麦屋さんで食べた「天ぷらそば」です。

早目に入店したのですんなり入れましたが、有名店らしく直後から大盛況で大きなお店なのですが玄関外にも順番待ちの人が・・・。(中国人グループ?も?ヤッパ有名店?)

普通盛り400gでしたが、せっかくなので中盛り700gを頼んだら!このボリュームでした。

十三回忌を迎える「丸山」は、そばが大好物で何枚も「ざる蕎麦」を注文していたのを思い出しながら平らげてまいりました。(さすがに食べ過ぎて、ミーティングが眠くて)

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