阿曽原温泉小屋

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だから~・・・。Ⅱ(耳を疑う?)

2021-09-19

写真

午前中のS字峡は透明感抜群

続き

相前後して救助に当たった作業員から会社に無線が入り、幸い遭難者は擦り傷程度で自力歩行できるので、作業員9人と一緒に仙人谷ダムに向けてS字峡付近を歩行中との連絡が入りました。(「下の廊下」核心部は無線不感地帯なのです)

消防防災ヘリ「とやま」からは、燃料の残量からこれ以上飛行を続けると富山空港に帰還出来なくなる恐れが有るので現場離脱して富山空港に向かう旨の無線が入ります。(阿曽原上空に飛来しなかったから、距離の短い立山・剱岳方面経由で帰ったのか?)

更に、本人はテント泊予定で来ており怪我もしていないので、阿曽原に向かいたいとのことで作業員2名に付き添われて向かうとの連絡が入ると同時に、耳を疑う事故概要も入って来て・・。

男性は「白竜峡」を歩行中に、岩にシューズ(ローカットのトレラン用?)が挟まって脱げてしまいシューズが川に落ちてしまったので、ザックを道に置いて岩壁を降りて拾いに行ったのだが、今度は道まで登り返すことが出来なくなっていたところへ、たまたま下流側から白竜峡上流まで草刈りに行っていた作業員が、帰り道で登山道に置かれたザックを見て岩壁の下で動きが取れなくなっていた遭難者を発見救助したとの??信じられない話が入ってきました。

もう少し続く。

登山道情報!(仙人谷)

2021-09-17

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クレバスに切り開かれた階段

仙人温泉直下の雪渓に出来た、高さ3ⅿほどのクレバスです。

仙人池ヒュッテの主人が毎日チェンソーを担いで行って、一人で蒼氷を切り込んで階段を作ってくれました。

これが作られないと、歩くことは殆ど無理でしたが通過して来られた方は感謝感謝といってこられます。

登山道情報!(「下の廊下」17日現在)

2021-09-17

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通れない訳ではありませんが・・・。

※下半(黒部別山谷~仙人谷ダム間)

15日に、十字峡まで様子を見に行って来ました。

「下の廊下」下半については、先の報告のとおり全線にわたって丸太桟道・手摺番線の損傷しており、更には涸れ沢ごとに大量の転石・浮石が例年になく多いのに驚かされました。

斜面を観察すると、雑草がなぎ倒されているので草が伸びた後に崩落・落石が発生したものと推察されます。(お盆の大雨??)

写真の場所は、S字峡付近ですが歩道上部の斜面が崩落して、路肩が削られていました。通過できる幅員は残されているのですが、路肩に丸太を沿わせて幅員確保されないと怖がりの方はビビるかと。

整備に当たる業者さんによれば、整備が順調に進んでも下半の整備が終わるのは月末になりそうとのことでした。

来週も調査に向かう予定ですし情報も集まればこのページで報告いたしますので、小屋への電話での問い合わせは御容赦ください。

※上半(黒部ダム~黒部別山谷間)

大仏達は今日も現場に向かって作業してくれています。

オオヘツリ付近の高巻き桟道の制作に取り掛かっているとのことで、来週中には取り合えず歩けるようになるのではないかと。

だから~・・・。

2021-09-17

写真

消防防災ヘリ「とやま」

16日夕、小屋に事故通報の電話が入りました。

詳細は不明ながら、下の廊下「白竜峡」にて川に転落?した登山者を、登山道整備の作業員が現場に降りて救助に当たってヘリコプターでの救助要請をしているとのこと。

早々に立山室堂の山岳警備隊に通報します。消防防災ヘリコプターも富山空港にいるし天候も良いから日没前には片付くだろう。

並行して、黒部別山谷付近で作業をしていた大仏達が黒部ダムまで引き上げている頃なので該当する登山者を見なかったか確認すると、大仏達とは別班のリーダーが単独男性を目撃しており「この先は未整備で危ない」と声を掛けたが、そのまま通過して行ったとの情報が入り警備隊に報告する。

程なく消防防災ヘリ「とやま」から阿曽原上空の天候確認の無線が入り「晴天・視界クリア」と応答すると直ぐに爆音が聞こえ出しました。

明らかにパトロール時の飛行速度とは違うスピードで、上空を通過してゆく勇姿が逞しいというか頼りになるというか。

数分後に現着すれば、狭い「白竜峡」ですが隊員降下させてトットと救助して帰って来るだろうと考えていたのですが・・・。

いつまで経っても無線連絡が入らず??室堂派出所・阿曽原小屋・仙人池ヒュッテ・唐松山荘等々と連携を取りながら、防災ヘリとコンタクトを取ろうとしても連絡が付きません。

数十分してようやく防災ヘリからの連絡が入りましたが「白竜峡前後の峡谷内に、人影は見えず!」って首を傾げる報告が???(峡谷内を低い高度で飛行していたので、無線の電波が届かなかった様です)

ヘリコプターが山岳地帯や峡谷内等にレスキューに向かう時には、繊細な操縦が必要になるので燃料を少なくして機体を軽くしてから向かうので長時間のフライトは出来ませんし、そもそも日没が迫っていて狭い峡谷内は暗くなり出しているはずです。

続く

露天風呂はこちら。

2021-09-14

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キャンプ場からの降り口に据え付けました。(石の積み方が雑なので私の仕事と分ります)

スズちゃんの家の納屋に、使われずに埃を被っていた欅の一枚板。

数年前に看板を作ろうと貰って来ていたのですが、なかなか手が出せずにいて・・一昨年の白馬山案内人組合創立百周年式典後に、白馬村の「ゴマちゃん」の店に飲みに行った時にゴマちゃんの知り合いの「眞都子」さんというデザイナー?看板屋?が店に来ていて、運よく作ってもらうことになました。

立派なものが出来上がったのですが、大きくて重いので据え付けかねていたのですが、太い角材を枕にして防腐塗料を塗って~地面を削って据え付けて~看板を挟むように角材を固定して~全体を固定するのに石を運んで積み上げて完成です。

今までベニヤ板を青色ペンキで塗ったバタバタのものだったのですが、なんとか様になったと自画自賛!

これまで欅平に向かう登山者が、間違って露天風呂に降りて行くことがあったので、横には先日作った「欅平方面」の道標を併設したので間違える人もいなくなるのでは!

登山道情報!(ご苦労様でした!)

2021-09-14

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玄関先の案内看板を据え付けました。

※仙人谷

仙人温泉直下の雪渓が通れるようになりました!

仙人池ヒュッテの主人が毎日通って、一人で雪渓(蒼氷)を削ってルート工作してくれた御蔭で通過出来る様になったそうです。

毎日通っての一人での作業!本当にご苦労様でした。

このコースを通過される方は、仙人池ヒュッテに立ち寄って主人を労ってやってもらえたら嬉しいです。(怖い顔してますが、照れ屋で子煩悩なイイ漢なのです)

※下の廊下

〇黒部ダム~黒部別山谷(上半部分)

来週末(25日)頃にはほぼ整備が終わる見込みとのことです。(大仏達のチームが頑張ってくれています)

〇黒部別山谷~仙人谷ダム(下半部分)

先にお知らせした通りで、整備は「遅れ気味」となっているようです。詳細な情報が入ればお知らせします。

※台風14号(崩れ?)が、18日は富山の真上を通過する予報となっております。

予約がキャンセルになっていない方がおられますが、絶対に無理なさらない様にお願いいたします。

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