阿曽原温泉小屋

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常備品?

2021-05-20

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和え物には。

山菜シーズンには、家の戸棚には缶詰の「マグロフレーク」が幾つか買い置きされています。

写真は先月「フキ味噌」を作った日に、たまたま近所から「菜の花」を頂いていたので、せっかくだから「フキノトウ」とサッと湯がいて刻んで「マグロフレーク」を混ぜて調味料で味を調えると、ホンノリ苦みが効いた一品は「ボウモア」の御つまみにも最高でした。

他にも「アザミ」「イラクサ」などの和え物にも「マグロフレーク」を使いますが、先日は「山ウド」と「鯖缶」を煮て食べました。魚の缶詰は「便利・簡単」で山菜と相性が良いので重宝しております。

出来ることやってゆかねば。

2021-05-20

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今朝は風も無く、山並みが黒くなりました。

バタバタしていて、小屋建ての準備と並行して今週末には「西会津」の山の中へ作業の下見に来てくれないかとの依頼が入っているし、週明けからは黒薙線での作業がしばらく入るし、昨日は他の新たな作業依頼の打合せしてました。(他にも本来の、登山道整備・草刈り・会合やら・・・)

食べてゆかなければならないので、コロナ禍で収入が絶たれてしまい「困った」と手をこまねいている訳にはゆきません!

去年から「塗装作業」「巡視路整備」等、新たな仕事を依頼される様になって助かっていますが、どれもこれもレスキューと山小屋経営のノウハウ?豆知識?を応用しての「異業種参入?」みたいな感じで仕事に当たっています。

全く営業活動していないのに、いろんな方面から依頼が来るのも「チーム」でこなしてきた仕事を周りが知って信頼を得られて来たから??って考えると、一緒に汗流してくれる仲間達に感謝です。(って言うか、これからも一緒に食べて飲んで笑ってゆける「チーム」目指して)

阿曽原温泉の様な営業期間が短く規模の小さい山小屋は、災害等アクシデントが有るとたちまち干上がってしまいます。(元々、計画性がなく「キリギリス?」が少し入っているのですが・・・)

山小屋経営って「みんなの山」を預かる仕事だと考えています。

キレイごと言う訳ではありませんが「みんなの山」で必要以上に利益を上げることは???と思うのです。

身に降りかかる不幸を嘆いていてもシャーないから・・・私達は山で、無理せず!出来ることやって!汗かいて!前向いてゆきます!!皆さんも、それぞれのポジションで前向いて行ってください!!

大雨警報だけの事は。

2021-05-19

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水流の濁りはなくなっていました。

分かり辛いですが、滝の水流が雪渓の中に落ち込む「穴」が広くなっていました。

滝の水量が多く勢いがよかったはずなので、元々開いていた「穴」に納まらず雪渓の上に直接落ちていたから「穴」が大きくなったものかと。

「穴」が大きく成れば、雪渓の下を流れる空気の量が増えて雪渓が下から温められて融けるスピードに影響して来ます。

ちなみにキャンプ場横の沢の雪渓は、低くなって中央部が窪みだして一部「穴」が開いていました。

※昨日のトロッコ列車から見える黒部川には、河原の両岸や中洲には新しい流木が打ち上げられ、ダム湖には漂着したものが沢山浮いていました。

ダム機能維持のために、水面から回収しなければならないのですが・・・人目に付かない大切な仕事です。(クワガタは沢山獲れるかも?)

風呂もよし!

2021-05-19

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勢い強すぎ。

前回はキャンプ場まで水を引いておいたのですが、露天風呂・キャンプ場トイレまで分派して引かねばなりません。

風呂までは距離が長いので水ホースを途中で繋いであるのですが、冬の間に繋いである部分が抵抗になって雪の重みで外れるので「番線」「シノ・番線カッター等の腰道具」等を持って藪漕ぎして現場に行ってジョイントして来ます。(一人なのでバルブの開閉調整しても、現場で出ている水量が分からないので強めにしておきます)

今年は、メインの水ホースから分派するバルブが何故か硬くて?工具を使って慎重にバラしたり回したりしながら、吹き出す水に濡れながらなんとか通水完了。

浴槽に溜まっていた落ち葉や砂を取り除いて、送られてきたキレイな水で浴槽とスノコを掃除してきました。

お湯も順調に出ていたし、小屋建てに来た時には汗を流すことが出来ます。

もう一つ冬季間外してあったトイレから浄化槽までのパイプを取り付けて、同じく外してあった給水パイプを接続しますが・・・きちんとした接手を使えばいいのに、パイプをバーナーで暖めて緩めて塩ビパイプを差し込んで水圧が掛かるので「番線」で締め上げて繋いでいるので若干手間が掛かります。

水洗トイレの水タンクレバーも、流した後に水が止まらなくなるトラブルなども無く使える様になりました。

異常なし!

2021-05-19

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通電よし!

一昨日は大雨警報が出されていた富山でしたが、昨日は雨の合間みたいな天気予報だったので急遽一人で阿曽原に行って来ました。

この先、通常の予定の他に新たな仕事の依頼が入りそうなので、出来る時に出来る事を片付けておかねば後からエライことになりそうです。(大仏も現在黒部ダムへ出張中で・・・「分身の術」誰か教えて!)

宇奈月では霧雨で鐘釣駅に到着時点で強い雨が降り出して引き返そうかと思ったのですが、取り合えず行ってみたら雨は上がって増水した黒部川の濁流の音と「ウグイス」の鳴き声の中を一人で作業開始。

今回は「インパクトドライバー」を持参して、従業員棟・物置・乾燥室に使われているトンネルの雪囲いと耐雪サポート等を撤去して来ました。

各施設とも、歪み・傷み・雨漏りも見られず、通電して蛍光灯・換気扇・テレビなども異常なく、小屋開け用に残してあるビール・焼酎もそのままで一安心です。

昨年、欅平ビジターセンターの塗装作業をしたからなのか? 外した雪囲いの板の塗装が薄くなってきたのが気になります。

先入観は✖(マダマダ「ヒョッコ」?)

2021-05-17

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一面に咲く「白い花」は・・・?

一昨日阿曽原で、何気なく見た斜面に白い花がビッシリと???

ウン?近付いて見てみると全て「ワサビの花」でツヤツヤした「葉っぱ」は正しく「ワサビ」で、広さにして4畳余りはビッシリと密生していました。

シーズン中は、雑草が生い茂る場所で丈の低い「ワサビ」は目に付かなかったし、キレイな沢水が流れている場所に生えているイメージですが、そういえば登山道脇の乾いた場所でもポツポツ見ることがあります。(こんな場所の「ワサビ」は根っ子が細く小さくて、一般的な太く根っ子の「ワサビ」はキレイな水と砂の中で作られるそうです)

たまたま雑草が生える前に開花を迎えて、たまたま目をやったおかげの偶然?必然???で、こんなに沢山見付けるなんて一人で舞い上がってしまいました。

「こんなところに!」って、先入観を持っていたばっかりに見過ごしてきたのですが・・・山は知れば知るほど奥が深いというか、阿曽原の事は大概の事は知っているつもりでいたけれど・・・ある意味、まだまだ「ヒョッコ」なのだと思い知らされたのでした。(かなりデカい「ひよこ」ですが・・・)

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