水は大丈夫か???
2020-09-14
今夏の猛暑の影響で、山の水が涸れて来ています。 劒岳~毛勝山~僧ヶ岳(北方稜線)を水源とする「早月川」「片貝川」では、共に水が涸れて川床が乾き切っていました。(元々、発電所・用水等に水が中抜きされていて夏に涸れることがあるのですが)
阿曽原の水場も、湧き水が減って来ています。昨日、雨が降ってくれたのですが雨雲レーダーを見る限りでは予報ほど降らなかったみたいです。(阿曽原谷も、情けないくらいの流れでした)
半端ない猛暑と渇水だったので、少々の雨では山に水が滲み込むには足りない感じだし、湧き水に反映されるにはタイムラグが・・・。(紅葉時期になると樹木が水を吸い上げないので、雨が降れば降った分だけ山が吸ってくれるのですが)
阿曽原は幸いなことに渇水年でもギリギリ凌いできましたが、今年は小屋の営業しないとはいえ風呂を温めたり水洗トイレも一度に利用すると???そろそろ心配になって来たのですが・・・。(稜線の小屋は大変なのではないかと心配になります。渇水年には、ヘリコプターでペットボトルの水を大量に空輸していた山小屋が)
写真は春先の田植え前のものですけど、富山県は水が豊富なイメージかもしれませんが、水の不便な場所もあって昔から「水争い」もあった様で公平に水を分けるために作られたものです。(剱岳の麓、上市町にも分水槽が有るみたいです)
昨日テレビを見ていたら、チラッとこの分水槽が映されていたので紹介してみました。(湧き上がる透明な水に、見入ってしまうのはパワースポットだから???)
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