阿曽原温泉小屋

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氷の世界?

2018-02-07

写真

トロッコのトンネル内は

トロッコ列車沿線のトンネル内は、湧水の有る所は氷柱・氷壁・氷筍が出来ています。

側壁・線路を問わず、氷の鍾乳洞状態です。

観光客に見て貰えれば、喜ばれるだろうけど・・・。

奥鐘橋と欅平

2018-02-07

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ネグラに向けて

作業を終えて、ネグラの小黒部合宿へ帰ります。

ハイシーズンは、雑踏で溢れている場所ですが・・・。 右端の茶色の建屋がビジターセンターです。

聞こえるのは自分の雪を踏む音だけ、音は雪に吸い取られほとんど聞こえません。都会の人には、不思議な世界なんだろうな~。

(このアングルも、人食い岩の先の雪崩のデブリが積もった斜面上で、普段は見えないはずです)

名剣橋

2018-02-07

写真

2日目は、奥の名剣橋へ

スノーダンプ・スコップ・ロープ等を持って、雪を掻き分けラッセルして向かいます。

橋の長さは短いのですが、雪の量が多いだけじゃなく雪の付き方がイヤラシくて、大きなオーバーハングを切り落とすのにビビりながらでした。

橋の右岸側の、雪の深さは3mは有りました。(写真奥の壁)

遥か下を流れる、祖母谷の流れが冷たそうです!

写真のアングルが高いのは、橋の手前が雪崩のデブリで高くなっており、デブリにに登っての撮影です。

欅平まで除雪しにⅡ

2018-02-07

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奥鐘橋、除雪中!

メンバーは、大仏・祖母谷のトシ・等々、雪が多いので多めの7名で頑張って来ました。

寒風の吹き曝しで、道具はスノーダンプ・スコップだけの体力勝負です。  午後も遅くなる、この時間になると雪の表面が締まり出し硬くなって、いい加減にスコップを使うと跳ね返されて腕を痛めてしまいます。

手前、迷彩柄の合羽が大仏(軍曹と呼ばれてました)、奥の左側の黒パンツがトシです。

欅平まで除雪しに!

2018-02-07

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除雪前の奥鐘橋

毎年恒例の、奥鐘橋・名剣橋の除雪作業に、2月3日から黒部ダム経由で欅平に行って来ました。(道路管理組合事務局の市役所からの要請ですが、橋は一応積雪2mが設計上の耐荷重らしく冬場に一度は除雪します)

 駅周辺は2m位の積雪でしたが、橋の上は風が抜けるので1.7m位と思っていたより少なめでした。(大雪の年には、橋の上に3m有った事も) 

手摺より高い嵩の雪は、雪庇の様にオーバーハングしていて、河原までの高さも半端無いのでセルフビレイしての作業です。 古い雪の層は、融解・氷結の繰り返しで硬くなっています。

最強寒波!

2018-01-25

写真

屋根雪は吹き飛ばされて。

最強寒波の影響で、日本中大変な事に。

今回の荒天も、積雪よりも風が強くて・・・。 今冬の黒部峡谷の積雪については、降り始めが早かったせいで1月上旬までは積雪量も多かったのですが

○H30年1月22日現在 黒部平の積雪量 280㎝ (同日の比較  H29年 380㎝ ・H28年 200㎝)

○H30年1月4日現在 黒部平の積雪量  350㎝ (同日の比較  H29年 160㎝ ・H28年 140㎝) 

と、下旬に掛けては落ち着いて来ていました。 年末の馬場島でも強く思いましたが、今年は寒さも厳しいのですが全般的に風が強いと感じています。

風の強さ・吹く方向等によって、吹き溜まりの発達する場所の違い・雪庇の発達の仕方が違ってきます。

(強風で巨大な雪庇が出来て、もしも崩落して雪崩が発生すれば谷の残雪量が大きく違ってきます。 2000年に大日岳で発生した、雪庇崩落事故の捜索に継続参加して威力をまざまざと見せつけられました)

写真は、今朝の家のガレージの屋根です。 元々少し風の強い場所なのですが、一度も屋根雪降しはしておりませんので風の強さが想像出来るかと!

除雪量が少なくて助かりますが、山の中の雪の付き方が気になります。

2月上旬に欅平まで、奥鐘橋の除雪に行ってくる予定ですので、再度状況を観察して来て報告いたします。

※参考Ⅰ(室堂平の比較です)

○H30年1月22日現在の積雪量 500㎝ (同日の比較  H29年 640㎝ ・H28年 490㎝)

○H30年1月16日現在の積雪量 510㎝ (同日の比較  H29年 550㎝ ・H28年 510㎝)

○H30年1月4日現在の積雪量  450㎝ (同日の比較  H29年 400㎝ ・H28年 420㎝)

※参考Ⅱ

先日、立山・剣岳周辺と鹿島槍ヶ岳の雪渓が氷河と認定されました。これだけの積雪量と雪崩が有ればこそです。(北アルプスって、実は大変な場所なのです!)  

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