阿曽原温泉小屋

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予約状況!

2022-07-05

写真

祖母谷川の雪崩沢出合いに、今年は大量の残雪が!

予約不可日

10月1日 3日 7日 8日 9日 14日 15日 16日 21日 23日 29日

ソロソロ埋まりそうな日

10月4日(余6) 10日(余4) 22日(余3)

となりました。

※今年は山雪でした。

写真は、祖母谷川と雪崩沢出合い のスノーブリッジです。名前の通り、奥鐘山頂上直下からの雪崩のデブリが集まる沢で大量の雪が運ばれて来るのですが、ここまで大量に残る事は数年に一度なのです。

数年前に、このスノーブリッジが「いつ崩壊するでしょうかクイズ!」を観光局の企画でやってもらったことがありますが、標高700ⅿほどの場所で真夏までこれだけの雪渓が残ることがあるのが黒部峡谷なのです。

雪渓上の藻屑・木屑・土砂等が保温材の役目をしていますが、そもそも木屑や腐葉土が多いのは黒部の標高が低いので大きな樹木が有るからです。

※水平歩道情報

水平歩道方面に作業に行って来た業者さんの情報によると、水平歩道でも倒木が多く作業に手間取るのではないかとの情報が入りました。

私達が直接見て来てはないのですが、他の状況を見れば・・だいたい想像がつくのですが。

例年よりも、水平道の整備が遅れ気味になるかもしれません事を早目にお知らせしておこうかと・・・。

通行止めです!

2022-07-04

写真

今年の大雪で大木が倒されていて、処理しながらのパトロールです。

登山道のパトロールに行って来た情報です!

〇白馬岳~祖母谷線

百貫山コル~名剣沢までの各支沢 に大量の雪渓が残っています。

最後の沢は、両岸にスノーブロックが高く残ってしまい迂回も出来ずザイルを出して20ⅿの懸垂下降を強いられたとのことです。

この沢が落ち付つく頃には、隣の沢の雪渓の状態が悪くなるのではないかと想像出来るとのことです。

白馬岳の主稜線は残雪が少ないのですが、旭岳~清水岳~不帰避難小屋にかけての清水尾根については大量の残雪が有ります。 ポイントには「紅ガラ」でマーキングして来ましたが、マークが薄まってガスに巻かれると迷ってしまう危険があります。

〇唐松岳~祖母谷温泉

唐松岳キャンプ場先の雪渓 には、大量の残雪が残っています。この雪渓の急斜面の下りトラバースが非常に危険な状態です。アイゼン&ピッケルを持っていれば簡単に通過できる代物ではありません。

カッティングしようにも、通行者が極端に少なくその人の為だけに雪渓切りに行く訳にもゆきません。(特に今年は、唐松山荘の支配人が変わったばかりで、そこまで手が回るのだろうかと心配しています)

・四十八曲がりが荒れており、草刈り&倒木処理等を終わらせないと難儀するはずです。

※両コース共、〇雪渓が落ち着いて〇草刈り・大雪による大量の倒木処理を済ませるまで、しばらくは一般登山者の通行は出来ないとの判断です。

 

予約状況!

2022-07-02

写真

大好物!チキンティツカ・カバブー定食

予約不可日

10月1日・3日・7日・8日・9日・14日・15日・21日・22日・23日・29日

あと少しだけ!

10月4日(6人) 10日(7人)

となりました。(上記以外の日は、まだ余裕があります)

せっかく予約を入れてただいた方で、先に埋まってしまっていた方も何人かおられて申し訳なかったのですが、逆キャンセルさせていただいた方の全てに直接架電・留守電・FAX等でこちらからのキャンセルはしてあるはずですのでご確認ください。

予約帳には記載して確認電話を掛けても、出ていただけなかったり電源が入っていなかったりして繋がっらなかった方もおられますが、頂いたフアックスは全て確認して対応しておりますので心配なさらずにお願いいたします。

留守電は対応しておりませんので、返事が返ってこないと心配されている方もおられるかもしれませんが、7月21日以降は小屋に人間が入るはずですので直接小屋に架電してください。

※なんだかんだと・・・。

阿曽原から一旦引き上げて来ておりますが、私は会合以外でも事務処理的な雑務や報告物などの整理に時間を取られております。

大仏は昨日から、宇奈月方面山岳遭難対策協議会の行事として「唐松岳~祖母谷温泉線」の登山道パトロールに向かっております。(別動隊が「白馬岳~祖母谷線」を両コース総勢11名で行動しております)

山に居ても下界に居ても暑すぎて・・・ヤッパリこんな時は、スパイシーなカレーを食べて汗を流すのが一番です。

タージマハールのチキンティツカ・カバブー定食は、にんにく・生姜・スパイスたっぷりの大好物メニューです。激辛ブラックカシミールカリーで大汗流しながらライスをかき込むのが至福の時間となるのです。(ライスの一回目のオカワリは無料!)

忙しいんだけど!

2022-06-30

写真

阿曽原谷は、どんどん崩壊してます。

28日、「一般社団法人 富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会定時社員総会」(どんだけ長い名前なんよ!)

今日は、「環境保全協会」「国有林野保全」関係の会合二件!(以前は別々の日に開催されていましたが、参加者の多くが被るので同一日に続けて開催するように)

当て役とはいえ我々個人事業主は、日当も交通費も出ないなか本業を休んで参加しなければならず、忙しいこの時期は「勝手に済ませておいてよ!」って感じなんですけれど、情報交換になるし?いずれも予算がついて回るしで「シャー無いな~」と参加しているのですが・・・でも若い頃の様に、小屋での作業を続けていると別の意味で問題(肝臓が弱ったり?)も出てくるはずなのですが・・大仏に頼りっきりになっています。

※予約不可日

10月3日 7日 8日 9日 14日 15日 21日 22日 23日 29日

※そろそろヤバい日

10月1日 4日 10日 16日 17日

となりました。

留守電について!

留守電着信が先日消去したはずなのに、80件弱入っておりました。

先にも書きましたが、飛び回り呑み回りに忙しいこの時期は留守電対応は出来ませんので留守電のメッセージを残されても対応しかねますのでよろしくお願いいたします。

※雪渓の状態変化が半端なく!

2ページ前の写真と比べてもらえば解りますが阿曽原谷の雪渓の状態変化が激しく、しばらくは谷を渡ることが出来ません。 なので、水平歩道の調査もしばらく行けません。

カン違いしてもらっては困るのですが、阿曽原と「下の廊下」の核心部とは残雪量・谷の狭さ等々大きく違いますので同じに考えられませんから!

「下の廊下」の調査は、ヘリではソロソロ入れますので大まかな情報は流せますが、実際に人間が見に入れるのは9月に入ってからとなるはずで正確な情報はそれまでお待ちください。、

パワーを!

2022-06-27

写真

立派な行者ニンニク

昼過ぎに帰宅して、恐る恐る着信フアックス数を見ると35件!留守にしていた2泊3日の割には少ないけれど、帰ったら帰ったで山ほど済ませなければならないことが・・・。

取り合えず受けたファクスは予約台帳に写して、既に塞がっていた・希望日が複数日入っていた等へは直接電話連絡を入れて確認を取れていますが、問題なく予約帳に記載された方々全てには連絡を取る時間が有りません。(先日から、携帯電話に架電しても半数は繋がらないので・・・)

確認の返信電話が無いと心配なさらずとも良いかと・・・どおしても心配な方は7月20日以降に現地の小屋(0765-62-1148)に電話入れていただけるとありがたいです。

もう一つ御願い!

御予約日と人数は確認できるのですが、コースが記載されていないものが半数以上あります。

慌てて連絡頂かなくとも結構ですので、予約日の一月程度前でよろしいですから小屋に電話して頂けたらと思います。

入山コースは、遭難発生時の登山者の目撃情報等に大変参考になりますし、予約者が届かない場合には同一コースを歩いて来た登山者からの聴き取りに役立ちますのでよろしくお願いいたします。

※予約不可日

10月3日(月) 7日(金) 8日(土) 9日(日) 15日(土)  21日(金) 22日(土) 23日(日)

※ソロソロ予約不可日

10月1日(土)10日(月)14日(金) 17日(月) 29日(土)

※行者ニンニク!

バテ気味?寝不足気味?パワーが欲しい時に食べたくなるのですが、食べ過ぎると臭くて周りに迷惑になるのですが・・・今食べたい!!!

大きな穴が!

2022-06-27

写真

昨日朝の阿曽原谷の雪渓

これだけ暑いと、雪渓の変化が激しいです。

小屋に居ると雪渓の崩壊音が聞こえていたのですが、昨日の朝見たら大きな穴が空いていました。(もっと発達しているはずですが、今現在強い雨なので見に行く気になりません)

雪渓の勾配も急になって来ており、雪渓に穴が空いて暖かい風が抜けて、雪渓の自重で歪みが大きく成れば崩壊が進むことでしょう。

ですが!対岸の地山に付けられた登山道の上には7mほどの厚さの硬い雪渓が残っており、中央の穴に向かってオーバーハングしながら薄くなっています。

雪渓の穴の直下には小さな滝が有るので、もし穴に落ちれば滝下まで15m位は転落することになるはず・・・もし今通過するとすれば、相当の高巻き・藪漕ぎしなければ阿曽原谷を渡ることは出来ません。

あと3週間ほどで登山者の予約が入っているのですが、壁に張り付いて残る残雪は案外長く残ってしまいます。数年前の大雪の年にも、チェンソーで雪を切り込んで階段を作って通過してもらったことがありますが、情報を随時流しますので計画のある方はチェツクしていてください。

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