阿曽原温泉小屋

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周りが心配しますから!

2020-11-02

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実質最後の宴?(前線の接近前は、気温が高いのでブルーシートの下で)

昨日のキャンプ場利用者は・・・31人!

予想通りの激しい減り方ですが、天気も予報通り午前6時前から雨が降り始めています。

そんな中を朝6時に黒部ダムから阿曽原に向かって歩いて来たものの、昨夜届かずに18時に仙人谷ダムでビバークして来た男性二名が6時過ぎに到着。

元々が長い行程の「下の廊下」ですが、日暮れが早く・気温が低く・落ち葉で道が見えにくくなるこの時期に歩くには、ある程度の自力のある方が入れるエリアになります。

毎年の事ですが、一昨日も暗くなってから警備隊員が迎えに行って荷物を担いでもらってヤット阿曽原に到着することが出来た方もおられました。

昨日も、遅れた仲間を真っ暗になってから迎えに向かったパーティーがありました。

同じコースでも時期が違うと格段に難易度が高くなり、今の自分が入って「みんなに心配掛けずに歩き通すことが出来るのか?」計画段階でシッカリ考えていただき、自信が無いけど・・どうしても歩きたいのであれば、信頼できるガイドや仲間を頼むなどの対策を立ててから来ていただきたいと思います。

ありがとうございました!

2020-11-01

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黒部川の近くも。

正確な集計出ました。昨日は、139パーティー! 221人!が阿曽原にキャンプしに来られて・・・細かく書き始めると限がないのですが、阿曽原にいた人全員がイロイロイロイロ大変でした・・・。

・連泊で先に張っておいたテントを、2回も動かしてスペースを作ってくださった方。

・キャンプ場から小屋に来て「山は良いな~、みんな優しくてテントを直ぐに動かしてくれるんだ!」って教えてくれた男性。

・暗くなってから、届かない女性二人組の様子を見に行ってくれたKU分隊長が荷物を持ってあげて連れて来てくれたり。

・自分達で、露天風呂に降りる道の横の藪を踏み広げてテントを張った方々。

・「キャンプ場を開けてくれているだけで、ありがたいです」って言ってくれた方。

・遅れて来てビッシリ埋まったテント場を見て、唖然としながらも「お世話になります」って言ってくれる方等々・・・。

大きな事故混乱も無く??終わらせることが出来ました。(小さな混乱は???)

これも来られた皆さんの御理解・御協力が有ってこそと感謝いたします。

更には、ドナドナ姐さんや劔御前小屋のトモちゃんが友達連れて応援に来てくれたりと、スタッフの頑張りも見逃せません。

初阿曽原の方が多くて風呂の場所や時間の説明が多かったのですが、それほど受付待ちの時間もなくスムースに回せたのは、混雑を予想して早目に届かれた方が多く到着時間がバラけてくれたのと、手際のよい受付スタッフが多めにいてくれたからだと。

今朝の出発を見送っていると、大勢のみなさんから「ありがとうございました」を頂きました。(身長の高い白人男性二人組は、そんなに日本語上手ではないのに「温泉良かった!ありがとう」って笑顔で)

「ありがとう」って言い合えるって・・・いいですよね~、みなさん本当に「ありがとうございました」!!!

大変なことに・・・!

2020-10-31

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風呂の真上の紅葉が。

黒部ダムの入山指導員から連絡で、かなりの人数が向かっているみたいで・・・大変なことになりそうです。

今月は、土曜日ごとに天気が悪かったから?紅葉具合に合わせて?集中してしまった???

今朝は霜が降りて、気温が上がらずキャンプ場は若干濡れ気味なのですが、全員キャンプ場にテントが張れるだろうか? 昨日の様に、遅くなる人はいないだろうか?・・・とにかく事故が起きませんように!

バリバリです!

2020-10-31

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昨夜は満月で、自分の影がクッキリ映るほど月明かりが明るかったです。

朝6時前に外に出てみると、霜が降りて枯草や地面が真っ白になっていました。

遅くなれば、危険度が格段に・・・!

2020-10-31

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阿曽原谷が、この程度の増水になるとヤバくなっているはず!

昨晩22時前に到着された3人組がおられて、最終的に58名のキャンプ場利用となりました。

「下の廊下」はコースが長く時間も掛かりますし、この時期は日暮れが早くなって来ており暗くなると歩く速度が落ちてしまい結果として到着が遅くなります。

長い距離を歩き慣れていない方で、黒部ダムを出発してしばらくして足に異常・支障を感じられてもそのまま突っ込んで来られて遅くなる方もおられます。

無理せずに引き返す!ことも頭の片隅におかれますように。

天気予報が・・・!(無理しないで)

11月2日が大雨予報になり、翌日3日は雷雨予報に!

予想天気図を見ると、絵に描いた様な「寒冷前線」が2日に通過して抜けた3日に「冬型気圧配置」になるのは明白です。

1日に阿曽原に入って、翌2日に早くから大雨が降り出せば「沢の増水」「滝くぐり」「丸太桟道が滑りやすくなる」等々危険が増します。

紅葉シーズンは、樹木が冬ごもりの準備で水を吸い上げなくなっておりますので、岩盤が多く急峻な黒部に降った雨はダイレクトに増水するのです。

2日に沈殿したとしても、3日も雷雨予報と大荒れが予想されるのであれば、1日以降の山行計画の中止!も視野に入れていただければと考えます。(小屋が無いので、何ともしてあげられないのです)

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