下流域が、安心安全になったのは?
2024-12-17
毎年、テレビ局が黒部に番組を作りに来ているのは何故でしょう?
険しい地形と激しい自然条件の中で形成されてきた「黒部の凄さ」はもちろんですが、そんなパワフルなエリアに百年前から人間が入り込み開発し始めて現在まで維持管理して来た「人間の凄さ・頑張り」を伝える事で視聴者に感動してもらえると確信しているから番組制作に来てくれているものと理解しています。
ダム建設等電源開発に併せて「治山・砂防」対策のおかげで、下流域が洪水被害から守られて「米どころ」になり安心で豊かな生活を享受できるようになったのも忘れてはなりません。(当たり前の事ですが黒部川は繋がっているのです)
我々は能登半島の被災者の方々から比べれば、人的被害・住居被災を被った訳ではありません。
また今回は平成7年や14年の様に営業中の災害ではなかったので、仕入れた食材等が無駄になったり、従業員を抱えたまま休業に追い込まれたわけでもありません。
なんといっても自然相手の仕事なんだから誰に文句言える訳ではありませんし、なにより我々は何度も災害に翻弄されては立ち直ってきました。
続く・・(くどいかなぁ??)
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