阿曽原温泉小屋

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復旧見通し(鐘釣橋が復旧しても登山道は別ですから)

2024-03-08

写真

鐘釣橋上流の不帰谷出合の堆積土砂(復旧作業中に押し流されてこなければいいのですが)

本日の北日本新聞朝刊に

「黒部宇奈月キャニオンルート」の 一般開放10月に延期!

と一面にデカデカと報じられました。

未だ詳細な調査で現場に入れていないので確定した訳ではないので、あくまでも「見通し」と考えていただければと・・・。

阿曽原温泉小屋の営業も、トロッコ列車が全線開通しなければ登山者が歩いて向かうことも帰ることもままなりません。

そもそもトロッコ列車が復旧しても、あれだけの揺れでしたので「下の廊下」「水平道」がダメージを受けていないか調査して整備してから一般登山者に歩いて頂くことになりますが・・・何時から調査に入れるのか? 資材搬入・人員投入等々着手がすんなりできるのか?心配しているところですが、現地に入れるようになるのが何時頃からになるのか??見通しも立っていないのでザックリしたことも今現在はお伝え出来ません。

黒部平では、地震発生時は震度5を検知しているそうで、「地滑り」「落石」が発生しているはずと想像しています。

平成23年東北の震災の半年後の10月に黒部ダム付近震源の地震の際には「手摺り番線の切断」「丸太桟道・ハシゴの破損」「ルート上の枯沢が岩屑で埋まる」等々が発生してしまい、特に十字峡上流部では斜面が崩落して 登山道が跡形が無くなって しまい岩盤が剥き出しになりました。

トロッコ列車が復旧しても、登山道がダメージを受けていないとは限りませんので黒部峡谷山行を計画されておられる方は、情報が入れば随時書きますので確かめてから計画を立てるようにしてください。

まずはトロッコ列車の復旧に向けて頑張らねば!

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