阿曽原温泉小屋

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ヤッパリ!「黒部は生きいます」

2024-01-09

写真

鐘釣橋から見上げる東鐘釣山(岩壁の比高は300m余り)

詳細は確認できていませんが、トロッコ列車の 鐘釣橋 が今回の地震でダメージを受けているとのことです。

平成十四年九月にも、強風で崩落が発生して鉄橋が壊されて復旧に一年間掛かったのですが・・・今回はどの程度の損傷具合なのか確認できていません。

前回の復旧時には、崩落から鉄橋をガードするために分厚い鉄筋コンクリートで屋根を作ってあったのですが・・・。(今回の地震は、富山では観測史上初の強さでした)

そもそも鉄橋の損傷具合を確認するにも、事前に崩落面の岩壁を調査して不安定な浮石を除去してからでないと本格的な確認作業も出来ないのではないかと???(屑石が必ず残っているはずです)

岩壁の調査するにしても冬季間は降雪で斜面が隠されているだろうし、なにより山頂まで登るのも雪崩の危険があって近づくのも大変な危険を冒さねばなりません。

私達は平成一四年の災害発生時に、調査と復旧作業 に当たって来たので、この山の危険さは身に染みているつもりです。

「このダイナミックな動き」ヤッパリ黒部は生きてます!

幸いなことに運行期間ではなかったので、人的な被害が無かったのがなによりでした。

今シーズン黒部を計画しておられる方は、鉄道の復旧作業の進捗には要注目ですし、他にも登山道の状況も現時点では確認しようがありませんので計画は慎重にお願いします。

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