信用してください!(真面目に山小屋主人してますから)
2023-08-26
前ページの続きですが、「高齢の男性」をターゲットにしている訳ではありませんから!
何処の山に入るにしても、自分の体力・経験等に見合ったコースを選んで入っていただければって事なのです。
今回の○○さんのケースは、各山小屋の主人が「これは危ない」と考えたから、それぞれ私のところへ電話を入れて来てくれました。
○○さんの思いが強くて、優しい各主人達の助言・忠告を聞き入れてもらえなかったのでは・・・ならば私は優しくないのか??ってことになるけれどそれはさておき?
昨シーズンの後立山の件に至っては、通りがかりの方々からの通報が入るほど異常な行動をしておられての結果です。
このエリアの山小屋主人は、守備範囲を「天候や雪渓の条件の良い時・悪い時」「季節ごとに日中・夜間」いろんな条件の時に歩いて危険箇所を把握すると共に、多くの登山者と遭難事故を見て検証もしてきましたし関係者の悲しむ顔・後悔する顔をたくさん見て来ました。
真面目に??山小屋主人している我々の話を、素直に聞いて頂ければと考える次第です。
こんなこと書くと、自分の首を絞めることになるんだけど・・・「登山される方が山を楽しんで、無事帰宅できるお手伝い」が山小屋の仕事なんだから付いて回るモノだと考えてますし、なにより後から後悔したくないですから動いてしまうのです。
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