阿曽原温泉小屋

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お疲れ様でした。

2022-12-13

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脂が乗ったブリでした。

国際シンポジュウムを終えた夜、遠方から遥々と参加して来られた先輩が「このまま帰るのはモッタイナイ」とのことなので、参加していた講師・スタッフに山岳診療所のドクターを加えて慰労会?みたいな飲み会を。

地元に住む私が段取り係を指名されて、またもや「吉今日」でお世話になって来ました。(先月末から二週間で三回目!)

マダラの白子の昆布焼き・あん肝ポン酢・天ぷら等々堪能してきましたが、ヤッパリ富山の冬は「ブリ!」刺身も美味しいですが「しゃぶしゃぶ」が美味しくて、ツイツイお酒が進んでしまいます。(しゃぶしゃぶが美味しいのは、歳を取って来たからか?)

富山に遊びに来られませ!

終わりました。

2022-12-12

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デカい態度で・・すみません。

10日・11日と、トロッコ列車の宇奈月駅前の黒部市芸術創造センター「セレネ」大ホールで開催された国際シンポジュウムに引っ張り出されてガナリタテテ?来ました。

開会式の後「キルギス国際大学学長」の講演があって・・我々のセッションが始まった訳ですが「山小屋と登山道の取り組みと安全への歩み」ってテーマが大き過ぎるし、各自持ち時間25分と短いのでワチャワチャ~ッ!って終わらせてきました。

石川県の知り合いから「テレビで喋っているのが映されていたよ」ってことだったので、それなりに大きく取り上げてくれてたみたいです。

それにしても、こんなアカデミックなイベントには不向きな私だと実感してまいりました。

それでも、会場や夕方のレセプションでは懐かしい方々の顔を見ることが出来たので、それは良かったかな~なんてことを。

縁って???

2022-12-04

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講演会のビラは少し老けて見えるけど・・昔と全然変わらず元気でした。

昨日、富山市市立図書館へ 角幡唯介 君の講演会に行って来ました。

彼が大学を出てから、朝日新聞富山支局に新人記者として配属された時から離任するまで三年間、仕事もプライベートでもなんだかんだと顔を出してくれたし、ザーザー降りの中を剱岳に一緒に登ったのはいい思い出です。

そして富山からの異動先が埼玉県北埼玉支局(熊谷)だったのですが、私の知り合いで埼玉県警の警察官が同じ時期に熊谷警察署に異動になって、二人は阿曽原で知り合いになっていたのですが、お互い同じ時期に熊谷に異動になるとは不思議な廻り合わせというか・・。(赴任したての警察官なのに、尖った眼つきの朝日新聞の記者と親しく話しているのを見た副署長から一目置かれる様になったとか)

それから二年後に角幡君から電話があって「新聞社を辞めます!」って電話が入って、辞めて何をするのか尋ねたら「ヒマラヤに雪男を探しに行くプロジェクトに誘われたので、探しに行きます」って??にわかには理解できない答えが返って来て随分心配したのですが、その時の話が『雪男は向こうからやってきた』として出版されて「第31回新田次郎文学賞」を受賞しています。

他にも私が東京のイベントに参加した際に、角幡君に「会場の秋葉原まで顔見せに来れば」と連絡したら顔を出してくれたことがありました。

その頃には、探検家・冒険家として有名になっていた彼が会場に姿を現すとザワツキ出して人だかりができて・・イベント主催の「石井スポーツ」の当時の社長が近くに来て私に「角幡君を紹介してくれないか」と頼むので引き合わせてあげたら・・・角幡君と社長は北海道出身ということで話してゆくうちに、社長が「もしかして角幡商店のお兄ちゃん?」同郷どころか同じ地区の出身ということが判明したこともありました。

「縁」って不思議なものだけれど、知らない人間同士が知り合いになるには最初の「切っ掛け」みたいなものが必要だけど、少し勇気を出して切っ掛けを作ったおかげで思いもかけない結果になったことってありませんか?

予約は、まだですから!!!(みんなの山小屋ですから)

2022-12-01

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マダラの白子をポン酢で・・・至福の時間なのです。

来年の宿泊予約については、収容人員・宿泊料金・予約受付方法・予約受付開始日等々・・・まだ何にも決まっておりません!

昨日、自宅にFAXで予約が入りましたが、少なくとも来シーズンはFAX予約はいたしません!

今シーズンは最初は予約帳に記入していましたが、電話が鳴り止まず小屋開け準備が進まないので途中からFAX予約に切り替えたのですが、夏前に小屋に入る時点で400件オーバーの予約が入り、その都度折り返しで確認電話を入れても繋がらない方も多く・・そうこうする間に毎日ドンドン予約が入ってしまい混乱しておりました。

今シーズンを終えたばかりで、来シーズンの予約帳さえ作ってないのに来年10月末の予約を入れられても困るのです。

 更には昨シーズン、ツアー会社からの予約がFAXで入って来た中で

「当社は、当社および当社役員等が反社会的勢力に該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約します」

って事が書かれていて???署名押印して返信せよとのことが書かれてあって???そのまま返信せずにいたら署名押印して返してくれとの電話が掛かって来ました。

「一般の方々は予約を取るのに苦労してもらっているのに、団体で来るからと言ってなんなの?」

「こちらは真面目に山小屋やって来たつもりだけど、阿曽原小屋を信頼できないならば大切なお客様を無理して信用できない小屋に連れてくるわけにはゆかないでしょ?来てもらわなくていいから!」

「今年は、お客さんが集まってしまったのであれば仕方ないから受けるけれど、来シーズンからはそちらの会社のツアーは受けませんから!」

ってことがあったのですが、実際に来たツアーの添乗員・ガイドには経緯が伝わっていなかったらしく??ガイドも「そんなこと言って来たのですか、信じられない」って言うし添乗員も「聞いてませんでした、すみません」って涙ぐんでるし・・「あんたらが悪い訳ではなく会社が悪いのだけれども、真面目に予約入れていただいている方々に申し訳ないでしょ!」ってことがありました。(もちろん他のツアー会社はそんなこと言って来ませんし、このツアー会社は以前にもお客さんの仕切りが出来ないので来るのを遠慮してもらっていたことがあります)

反対に「阿曽原小屋は、なに偉そうにしてるんだ」って言われそうですが、大きなツアー会社は「沢山のお客さんを連れて来てやっている!」みたいに思っている節が見え隠れするようでは信頼関係など構築出来るはずもなく、当たり前の様に事務的な電話で「コード番号○○○○○○○番のツアーについてですが」って言われても・・・。

「下の廊下」は毎年毎年通行できるか分からない中で、登山道整備に汗を流し情報を流し宿泊者の調整をし、でも未開通時の暇な時にはスタッフを多く抱える訳にもゆかず・・更にはキャンセル料金を請求することもせずに遣り繰りしながら営業しているのに、ツアー会社にはガイド添乗員の割引は無いのか?みたいなことも言ってくる始末で・・・ちょっと待てよ「ツアー会社」ってそんなに偉いの?ってなことになるのです。

阿曽原小屋にすれば、高額のツアー料金を支払ってきた方も一般登山者で通常料金で宿泊される方も同じなのですが・・・(大会社の利益確保のために、「みんなの山小屋」を利用してもらいたくありません)

そんなこんなで予約方法全般について、もう一度考え直さねばならないと考えておりますので、まだまだ予約を入れて来ないようにお願いいたします。(下界の旅館でこんな事を言ってツアー会社に楯突けば、干されてしまうのだろうけれど・・・私の正確で「強い奴」「大きな奴」には向かってしまう傾向が・・・警察辞めたのもこの性格だからだし、こんなことあっちこっちで言っているからお金が溜まらない理由だと分っているのですが・・・お陰様で、その代わりに応援してくださる方々が全国から来てくださいますので自分的には「幸せ者」だと思っている次第なのですが・・・それなりに歳を重ねて来ているので少し丸くなれれば良いのですが)

※復活しておりますから!

人並みに「流行り病」に罹ってしまいましたが全快しております。

「吉今日」の若主人から「今年も白子が入り出したよー」って電話が来たので、28日に堪能しに行って来たのですが・・・この先も3日・7日・10日・11日・16日と夜が埋まってしまっております。

もう全然大丈夫ですので、皆様ご心配をお掛け致しました。

「国際山岳年プラス20シンポジュウム㏌黒部」のお知らせ)

2022-11-21

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ブラ下りの話しでもしてこようかと・・・。

お知らせ!

12月10日11日 に 黒部市芸術創造センター「セレネ」 で開催される

「国際山岳年プラス20 シンポジュウム㏌黒部」 

のセッション1で登山道整備について少しだけ話しする羽目になってしまい・・・あんまり適当なことも話しできないだろうとパワーポイントに写真を集めては消してを繰り返したりしております。

参加無料だそうですので、興味のある方はご来場くださいませ。

※復活しました。

小屋を閉めて下山して来たら・・・鼻がカサカサし始めて?微熱が出て目覚めると薄っすら寝汗が・・もしやと思い簡易検査キットで調べたら陽性反応が!

何処で感染したのやら???幸い軽症のまま推移したので、かかりつけの先生に電話したら県の管理センターに電話して家で自主隔離していなさいとのことで大人しくしておりました。

ありがとうございました。

2022-11-10

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6日の朝に風呂に行ったら、誰が揃えたのか?洗面器がキレイに並べてありました。

実質キャンプ場利用の最終日が明けた6日(日)の早朝、単独の男性が小屋の玄関先に来られて「今年もお疲れ様でした」って、しっかりした口調であいさつに来られました。

早朝から、いきなり真面目に挨拶されると「照れ臭い」というか・・・ドギマギしてしまいます。

前日の夕方に届いた親子二人は、息子さんが早く着いて少し遅れてお父さんが小屋に届かれました。

お父さんは小屋の前の登山道で立ち止まり、直立したままクルリと回れ右をされて「ありがとうございました」って登山道に向かって深々と頭を下げられて。

玄関先で寒さに背中を丸めながら受付していた私達も、なんだか釣られて背筋が伸びた様な?

風呂場の洗面器を並べてくださった方も、たぶん感謝の気持ちの表れなんだろうな~っ。

「下の廊下」を歩かれる方々に限りませんが危険で長いコースを、それぞれ思いを込めて歩いて来ておられるのだろうな~と思うと、キッチリ登山者の方々のサポートをしなければと思うのですが、歩くのは登山者の方々一人一人です「黒部に怪我無し!」を頭に刻み込んで、来年また黒部へ感動しに来て「ありがとう」を言い合えたらステキな山歩きになるのでは?

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