阿曽原温泉小屋

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縁って???

2022-12-04

写真

講演会のビラは少し老けて見えるけど・・昔と全然変わらず元気でした。

昨日、富山市市立図書館へ 角幡唯介 君の講演会に行って来ました。

彼が大学を出てから、朝日新聞富山支局に新人記者として配属された時から離任するまで三年間、仕事もプライベートでもなんだかんだと顔を出してくれたし、ザーザー降りの中を剱岳に一緒に登ったのはいい思い出です。

そして富山からの異動先が埼玉県北埼玉支局(熊谷)だったのですが、私の知り合いで埼玉県警の警察官が同じ時期に熊谷警察署に異動になって、二人は阿曽原で知り合いになっていたのですが、お互い同じ時期に熊谷に異動になるとは不思議な廻り合わせというか・・。(赴任したての警察官なのに、尖った眼つきの朝日新聞の記者と親しく話しているのを見た副署長から一目置かれる様になったとか)

それから二年後に角幡君から電話があって「新聞社を辞めます!」って電話が入って、辞めて何をするのか尋ねたら「ヒマラヤに雪男を探しに行くプロジェクトに誘われたので、探しに行きます」って??にわかには理解できない答えが返って来て随分心配したのですが、その時の話が『雪男は向こうからやってきた』として出版されて「第31回新田次郎文学賞」を受賞しています。

他にも私が東京のイベントに参加した際に、角幡君に「会場の秋葉原まで顔見せに来れば」と連絡したら顔を出してくれたことがありました。

その頃には、探検家・冒険家として有名になっていた彼が会場に姿を現すとザワツキ出して人だかりができて・・イベント主催の「石井スポーツ」の当時の社長が近くに来て私に「角幡君を紹介してくれないか」と頼むので引き合わせてあげたら・・・角幡君と社長は北海道出身ということで話してゆくうちに、社長が「もしかして角幡商店のお兄ちゃん?」同郷どころか同じ地区の出身ということが判明したこともありました。

「縁」って不思議なものだけれど、知らない人間同士が知り合いになるには最初の「切っ掛け」みたいなものが必要だけど、少し勇気を出して切っ掛けを作ったおかげで思いもかけない結果になったことってありませんか?

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