阿曽原温泉小屋

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寒気が通過します!

2021-10-19

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今朝の阿曽原!まだ紅葉は降りて来ていません。

気象庁から、雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第2号 が発せられています。

この時期とすれば強い寒気らしいので、黒部ダムの標高1,450mでは降雪があるかもしれません。

寒気が通過してみないと分かりませんが、実際この時期は扇沢までの道路に雪が積もってバスが予定通りに動かなくなったことが何度もあります。

ただ、私が阿曽原に入ってこの29年間で「旧日電歩道」の標高で歩けなくなるほどの降雪があったのは「平成14年10月24日」一度だけです。(阿曽原で30センチほど積もり、屋根雪がずり落ちて玄関のトタン屋根が重さで壊されてしまいました)

だからと言って、計画されている方に歩けと言っている訳ではありません!

「寒くて難行苦行になるのが分かっているのに向かうの?」ってことですから。

※昨夜は!

昨夜の夕食が終わりそうになったところで、一人の男性がゴロンと横になられて「冷や汗」をかかれて・・声を掛けると返事は出来るのですが起き上がれなくて、警備隊員が介抱している間にキャンセルで空けてあった客室に布団を二重でセットしてホッカイロを準備して・・・の対応がありました。(脱水症状?持病?・・)

事案があれば全力で対応いたしますが、みなさまも「入山前の体調管理」「小屋での飲みすぎ」にはご注意を!

登山は、修行ではないと考えるのですが?

2021-10-18

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今朝の露天風呂は眩しくて!

天気予報の、相談電話が数件入ったので私見を少し。

19日夕方から20日の天気予報を見る限り、山に入っても楽しめる天気なのか??

気温が下がり、降雨量も歩けない程ではないにしろ・・それなりに有りそうだし、形だけ見れば「二つ玉低気圧」から「西高東低」みたいになるみたいだし、晴天は全く望めないだろうな~・・・。(外れることもありすが)

小屋泊の方には、荷物置き場に石油ストーブ(ブルーヒーター)を焚いてあげることが出来るのですが・・テント泊の場合は、冷たい雨に濡らされてからの設営は辛いのではないかと・・。

今日のキャンプ場が賑わっているのも、天気予報を確認してから来られたからなのか?(昨日は9人しかいなかったのに、30人以上もの方がみえておられます)

歩くのは登山者本人なので、天気が悪くても行くと決められたら覚悟を決めて?歩いてもらっても良いのですが・・・山を楽しめるのか???慎重な判断のうえで行動を決めてください。

※事故情報

本日午前中、新越沢出合い付近で登山道に埋まっていた浮石?を踏んでバランスを崩した方が足首を骨折してヘリコプターで救助されています。

慎重な足運びを御願いします!

早朝だけの!

2021-10-18

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小屋から見上げた「阿曽原谷上部」

今朝夜明け前はガスが掛かっていた阿曽原谷でしたが、明るくなるに連れてガスが晴れて稜線が白く輝いていました。

新雪ではなく、霜が樹木に着いたものなのでしょう?朝焼けの陽射しに照らされてしばらくすると、はかなくも白さが消えてしまいました。

昨日は悪天候の予報だったので、キャンセルが相次いだうえに早出のお客さんは夜明け前に出ていかれたので、小屋のスタッフ以外でこの輝く白さを見ることが出来たのは唯一朝食を食べてゆかれた佐賀県からの男性一名だけで・・なんかモッタイナイよな~!なんてことを思ってしまいました。

この冷え込みで、遅れていた紅葉も進んでくれることでしょう。

※仙人池方面の橋は、全て撤去されました。

本日、仙人谷下部の丸太橋の撤去が完了しました。

すでに、剣沢二又・真砂沢のハシゴ谷方面への各吊り橋も撤去されております。

寒くなりました。

2021-10-18

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剣御前からの便りです。(真ん中に分かりますか?)

とうとう高山は白くなったみたいで、今日下山する剣御前小屋のスタッフから、真っ白になった「オコジョ」の写真が送られてきました。

阿曽原は小屋の中でも今朝の気温は5℃まで気温が下がり、一昨日まで半袖のアロハシャツを着ていた小屋主もさすがに・・・。

温かい装備でお越しくださいませ。

今年はスペシャル?(最近、ほぼ毎晩流しています)

2021-10-17

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昭和29年作品!って私が生まれる前です。

毎年「下の廊下」が開通すると、小屋が混雑してしまうので食後のDVD鑑賞会はなかなか出来ないのですが、今年は宿泊者数を制限しているので希望者の方には寝る前に食堂に出て来てもらって観て頂いています。

昭和29年10月末に「下の廊下」を遡行した記録映像?「絶嶮 黒部十字峡」という作品ですが、「旧日電歩道」が現在の様に整備される前のアクロバティック?な登山道を見ることが出来る貴重なものです。(初めて見る方は「ウワーッ」と仰け反るシーンがあります)

終了後に「黒部を歩いて凄い景色!で終わらずに・・・」みたいなことを、チョッピリ酔いが回り始めた小屋主が少し補足説明をさせていただいております。

今年は、そんな意味でも「スペシャル阿曽原?」となっています。

出発前に、点検して来て!

2021-10-17

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インパクトドライバー!ビス各種!結束バンド!

今シーズンも、靴底ソールが剥がれるトラブルがチョイチョイ発生して写真の補修道具に活躍してもらっています。

大概小屋に到着される時間帯が夕食前のドタバタする時間帯なので、直ぐに対応できないこともあるのですが、シッカリとした登山靴であればソールをビス止めして靴を丸ごと結束バンドで締めてやれば一日位は全然問題なく使えます。

写真の様にビスの種類も色々用意してあるのですが、軽登山靴・トレランシューズ系のモノはビス止めが出来ず難儀することもあります。

時々あるのが登山用具メーカーではなく、キャンプ用品メーカーから出されている「なんちゃって登山靴」のトラブルが目立ってきました。

パッと見はシッカリしてそうに見えるのですが、実際に山歩きに使ってみると簡単にソールが剥がれてしまう事があるようです。

入山前には、シューズの点検をお忘れなく!

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