阿曽原温泉小屋

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新たな発見!

2021-03-17

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外飲み我慢してるんだから・・・???

自粛中の晩酌は、ビールS缶1本空けた後にバーボン・ラム酒・シングルモルト等々小さ目のショットグラス(江戸切子?)に注いでストレートでクイクイ3杯ほど飲んでトットと布団に潜る毎日でした。

YouTubeでテイスティンググラスなるもので、香りを楽しんだりグラスの内側を濡らした酒が流れて落ちる様を楽しむみたいなことをやっていたので適当なグラスが欲しいな~と思っていたら、たまたま通りかかった食器屋さんにディスプレイしてあったグラスが目に入って・・・ウイスキーのテイスティングには薄い?(ブランデーグラス?)それでも、控え目な透かし彫りが気に入って衝動買いしてしまいました。

早速「ノブクリーク」を少しだけ注いで、クルクルグラスを回して香りを確かめると? アラアラ、今まで分らなかった甘い香りが立つし口当たりも優しくなった気がするし、グラスの内側を琥珀色が流れる様を眺めるのも気分を盛り上げてくれます。バーボンの本当の実力が分かったというか新たな発見でした。

今迄、ガツガツ・ワーワー・クイクイと雰囲気も器にもそれほど拘らずに飲んで来ましたが、新たな楽しみ方を見つけてしまい・・・「ボウモアNo1」3本の他、気になるボトルを6本注文してしまいました。(ブレーキが壊れた?)

みなさんも楽しんでますか???

正しい雪洞生活?Ⅶ

2021-03-17

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左より 台形の「マッチ箱ピーク」~尖った「小窓ノ頭」~黒い岩壁の「小窓ノ王」~三ノ窓コル~剱尾根

翌朝7時半、寝坊を決め込んでいたのですが我慢しきれずトイレがてら外に出て、雪洞の中からでは無線の電波が届かないので同じ様に沈殿しているであろう「小窓班」と連絡を取ろうと外に出たら・・・マズイ!曇天ながら微風・視界も数百メートルもあるではないですか。

小窓班と無線交信すると、既に行動中であることが分かりました。池の平山が邪魔して馬場島の隊長達とは通話が出来ないものの、こんな日に我々だけが行動していないことがバレたら、馬場島に下山したらどれだけ気合いを入れられるか分かりません。

慌てて雪洞に戻ると、汗・レトルト・タバコの臭いが混ざった淀んだ空気の中で寝袋に潜ったままのグダグダメンバーが転がっています。

外の状況を伝えると、班長は外を確認して「オイッ行くぞ!」と即断即決して簡単に朝食を取って外に荷物を出してパッキングします。

雪洞の利点は、凍ったテントを畳み直しさなくても良いので荷物をパッキング出来ればすぐに出発できます。 前日の行動中グラグラになっていた若い隊員は、幸い体力は回復しているみたいです。(怖いルートの連続で、精神的に参っていたみたいです)

池の平山頂上まで登り返して、小窓ノコル までザイルフイックスしながら痩せた急斜面を下ります。(地形図を見てもらえば、途中からどれだけ険しいか分かるかと)

前に書いているはずですが・・・この痩せ尾根では、捜索中に灌木に頼って登っている最中に小規模な雪崩に遭遇して短時間ですが、全身が落下する雪に押さえつけられて慌てて灌木にしがみ付いて難を逃れた場所です。(この時、雪崩って「重くて」「暗い」ものだと知りました)

ホタルイカだけじゃなく。

2021-03-16

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たくさん並んでいました。

魚津市の 「海の駅 蜃気楼」・黒部市「魚の駅 生地」 を廻ってきたら、ホタルイカ以外にも新鮮な魚がワンサカと並んでいました。

ブランドカニの「高志カニ」・巨大な「バイ貝」・「座布団ヒラメ」・深海魚の「ゲンゲ」・一尾5,000円の「ノドグロ」・各種「昆布締め刺身」等々、どんな酒を用意しようか?なんてワクワクしてしまいます。

早く皆さんに富山の「キトキトな魚」を食べに来てもらいたいものです。

って、去年の今頃も同じようなことを書いていた様な・・・。

正しい雪洞生活?Ⅵ(何時でも何処でも)

2021-03-16

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海の駅「蜃気楼」からの剱岳

行き詰まった我々でしたが、ザイルで確保されながらマシュマロと格闘して息が上がるとトップを交替しながら全員が悪場を乗り越えた頃には20時を過ぎていたはずです。

頂上に着いたのが分かるのは平らになったからで、曇天の真っ暗闇で展望は勿論ありません。 頂上は狭く風の通り道なので、「這い松」が目立って雪洞を作れる積雪が有る場所は無さそうです。

我々は、慎重に 「池の平小屋」 側へ下る尾根を暗闇の中頼りないヘッドランプで降り始めます。

地形図を参照してもらえば解りますが、方向を間違えて下ると雪洞を掘るどころか歩くことさえ難しくなる急斜面に出てしまいます。今の様にGPSが有る訳でもなく、磁石で地形図を読みながら記憶と目に見える「這い松」の生え具合や傾斜等を頼りに雪洞を掘れる場所を探しながら下りました。

焦っていたのか?嫌になって来ていたのか?冷静さを失っていたのか?途中二度ほど「ここなら、どうだ!」って場所を掘り始めましたが、少し掘ると「這い松」「岩」に当たってしまい空振りに・・・ヘトヘトになりながらも、狭く貧相で凸凹した雪洞が出来上がり潜り込みます。 

「明日は天気予報悪いし、寝坊出来るだろうな~」等と不埒な事を考えながら、肩寄せ合って寝袋に潜ったのが23時過ぎていた様な・・・何時でも何処でも眠れる様になる!これも訓練のうち???

正しい雪洞生活?Ⅴ(真っ暗闇)

2021-03-15

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中央右奥に「剱岳」(生地灯台先の海岸線から)

パーティー全員が、大窓から登り返した塞がれてしまい2561ピークに着いた頃には日没となっていました。当時のヘッドランプは、豆電球を単三電池四本使って使うもので現在のLEDを使った明るい(眩しい?)ものではなく、足元以外は真っ暗な空間となっていて不思議な感じがします。

その地点から 池の平山頂上 までは、岩と這い松ミックスの痩せ尾根なのは分かっているので何としても頂上を超えて今夜の寝ぐらを作れる場所まで行かねばなりません。

3月初旬とはいえ、標高2500mの不安定な雪が張り付いた痩せ尾根の北方稜線で、寒風に曝されながらツエルトを被って朝まで座って?ビバークするなんて、想像しただけで身も心も凍り付いてしまいます。

動いていればこそ身体も暖められますが・・・なによりも、意識が有るのやらないのやら分からなくなってきている若い隊員をこんなところで朝まで留め置く訳にはゆきません。 って言うか、このまま消耗していって低体温症でも発症されて「錯乱状態」にでもなられ様ものなら・・・。

先頭で班長が、慎重に慎重にフイックスロープを伸ばしながら進んで行って、なんとか「池の平山」直下まで全員がすすみました。

あと一息で頂上なのは暗くても分かるのですが、どこから取り付いても不安定で覆い被さられる雪稜(巨大なマシュマロを重ねた様な)に行く手を塞がれてしまいました。どこから取り付いても崩れるばかりの雪稜は登れず、両サイドは切れ落ちていてライトの光が届かない真っ暗闇です。

調子いいみたいです。

2021-03-14

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たくさん地元産が並んでいました。

魚津市の「海の駅 蜃気楼」に寄ったら、ホタルイカが沢山並んでいました。

先日の深夜に大量の「ホタルイカの身投げ」があったみたいで、ローカルラジオでも話題になっていました。

参考:【ホタルイカの身投げ2021】旬や時期 地元民が実際に採ってきた!

この時期は地元の人のお楽しみで、夜な夜な投光器と大きなタモを持って海岸に出掛けている方が大勢おられます。

私は掬いに行くことはないのですが、知り合いの方が掬って干物にしたものを頂いたりしております。

早くコロナが治まって、みなさんに富山に食べに来てもらいたいものです。

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