阿曽原温泉小屋

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シブトイ!

2019-08-15

写真

阿曽原谷のスノーブリッジは、薄っぺらですが微妙なバランスで。

ブリッジ下のトンネルには、光が差し込むようになっています。普段の年に比べると全然少ないボリューム感なのですが、崩壊せずにだんだん小さく成って来るばかりで???「危ない!」ってのはみんな分かると思いますけど、雨が降らないのでバランスよく融雪が進んでいるからなのか???

台風の接近で、暖かい南風が阿曽原谷を吹き昇ると一気に融雪が進むのでは!

今年は、暑過ぎですが。

2019-08-14

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今シーズン最多のキャンプ場(少ないのも暑すぎるから???)

昨日のキャンプ場の賑いです。・・・って少な過ぎ!暑くて暑くて、ここまでテントが少ない盆休みは初めてかも。

小屋の方も利用は少なかったのですが、毎日夕食に届かない方がおられるのは先に書きましたが、軽い熱中症・脱水症状や暑さでボーッとしたのか?つまらない所で転倒する事案が毎日の様にありました。

前にも書きましたが、こんな暑い時にはコースタイム通りには歩けませんから、早出して涼しい時間に距離を稼いでいただく事が肝要です!(ちなみに昨日は18人の宿泊者で、朝食を食べたのは3人、臨機応変の対応!皆さん暑さを避けて、早出の出発してゆかれました。)

またもや登山靴のソールの剥がれの修理が。夜八時過ぎに到着した登山者で、片方は全面剥がれて反対側も剥がれ出す寸前!こんなに少ない登山者なのに・・・すでに3件目の修理です。 歩行に支障を来せば時間も掛るし、ソールが剥がれてツルツルの靴底で歩くには危険過ぎです。

予約してあるからって、合点して遅く到着するのは「イエローカード」ものです! 山小屋は皆の利用する施設と先にも書きましたが、従業員も同じで替えの効かないメンバーです。防げるトラブルが続いての疲労の蓄積は、結局は利用者のみなさん全員の迷惑に繋がると考えて行動して頂けるとありがたいのですが。(仕方のないトラブルには、優しく対応しますのでご心配なく!って、明日からは予約無しが飛び石で・・・開店休業状態で疲れようも無いのですが)

くどいようですが、出発前の装備・体調・天候などの点検・検討をお忘れなく!

登山情報!(参考情報)

2019-08-14

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完食!三輪素麺は食べ尽くされました。

下の廊下の参考情報です。

黒部ダム側からの上流部分の工区の資材搬送ヘリの予定が9月上旬になりそうです。(昨年は、8月下旬でした)

下流部分工区の予定は、お盆休みが明けてからでないとはっきりしませんが同じ様なモノではないかと思われます。

残雪は三か所ほど残っている様ですが、九月一四日からの三連休に通行出来るかは微妙ではないかと思われます。

詳しい見通しは、ヘリの荷受け場所に作業員が実際に行ってみなければ御伝え出来ませんので、今しばらくお待ちください。

写真は、宿泊のお客さんに夕飯時に提供させてもらっていた「三輪素麺」の空箱です。暑い夏場は、炊き立ての白米でも喉を通らないお客さんもおられますので、喉越しが良くて炭水化物・水分・塩分補給にもなるソーメンを提供しています。

大仏の実家の奈良から送って頂いたものを、食べ切るまで提供しているのですが、一昨日の夜で完食となりました。

喉越しの良さ・伸びない等、重宝し喜んで頂いています。 そして阿曽原は、標高も低く乾麺も上手に茹で上がりますし沢水も豊富なので麺を冷水で締めるのも水量を気にすることもないのです。

風雪ながれ旅?

2019-08-11

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やっちまった~っ!けど喜んでもらえました。

鍋のこげ飯 袂で隠し♪

抜けて来たのか 親の目を♪♪♪

北島三郎さんの「風雪ながれ旅」の三番のさわり・・・知らないかな?

昨日の夕食前に、ガス炊飯器の炊き上がりが遅いので???「もしや」慌ててガスを切ったのですが御飯が焦げ付いてしまって。

一回戦目の方々には、真ん中の白い所を食べてもらって。二回戦目用には、新たに炊飯器をセットしたのですが、焦げの部分を食べてみたら「案外食べれるんじゃない?」ってことで、二回戦目の「温泉ソムリエ」12人グループに事情を話してみると「オコゲ良いじゃないすか」ってオコゲの写真を撮りながら喜んで食べてくれました。

写真は「余ったオコゲ御飯」ですが、さすがに釜の底の部分のオコゲは硬めで香ばし過ぎでしたが、トドメはスタッフがランチで「激辛カシミールカレー」で大汗かきながら食べ切っちゃいました。

昨日も今日も、リピーターとリピーターに連れられたお客さんが殆んどで「今年はヘルメットが変わったんじゃね」等とリピーターとならではの話しをしたり、毎日なんだかんだと有りますがなんとかやっています。(真っ暗になってからの到着が・・・危ないし心配するんだから)

今日の阿曽原。(夕食一回戦は今月初かも)

2019-08-09

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なんだ?こいつ???(他にもミヤマクワガタ等いろんな昆虫が玄関先にやって来ます)

今日は久々に夕食が1回戦で済みそうです。って、3年ぶりに来てくれた山口県からの男性一人だけの宿泊でテント場も空っぽです。(そもそも一人しか食べないのですから1回戦もなにも・・・)

今年は暑いせいか、テント場の利用者がかなり少ないです。草をテントで押えてもらえないので伸び放題で、近々草刈りしないといけないかと。

午後2時過ぎてから、池の平を出発したテント泊の韓国人5人グループがア○ヒビールのロング缶飲んでカップうどん食べて欅平に向って下山して行きました。(峡谷鉄道発行の韓国人向けのパンプを見せて、電車には間に合わないと説明したのですが・・・心配の尽きない阿曽原です)

お客さんは少ないのですが、富山県内から高岡市・砺波市・黒部市・魚津市等から最近ポツポツと来てくれています。何時もの年より多い様な気が。(通り抜けや、欅平からの日帰りピストンの強者も)

今年も、トンボは大群です。去年も書きましたが、7月下旬から「アキアカネ」の色づく前の奴が、午前8時頃に黒部川の谷底に陽射しが差し込むと活動が活発になって!羽根に光が反射して、なかなかキレイなのですが、9月に入ればどんどん下界に降りて行って姿が見えなくなるはずです。(今は大量の小虫を食べてくれているのでしょうか?)

変わったところで、雑誌「ワンダーフォーゲル」編集部と日本経済新聞社からの取材が(経済には無縁の小屋なのですが?)訪れてくれました。ちなみに、どちらも来年の記事に成るらしいです。

他には、今年2回目の登山靴のソール剥がれの補修が一件。(使用頻度が少ない靴でしたが、接着剤が劣化していて両方ともビス止めと結束バンドで)

モバイルバッテリー充電用のソーラーパネルを持参したけど、ケーブルが違っていたからとキャンプの女性。(夜の内に小屋の充電コードを貸してフル充電にしてあげて、元気に池の平に向って行かれました)

昨日は、前日遅く届かれたご夫婦が「40年前の12本爪アイゼンを持ってきたけど、重くて置いて行っても良いですか?」って、明らかにオーバースペックの道具を持参される方がおられたり・・・。(登山コースと、現在の自分の力量を考えて装備をチョイスしなければ)

転倒して脛を強打して小屋に届いた女性、酷い内出血でパンパンに晴れ上がって細身のズボンも抜けない状態で取りあえず保冷剤でアイシング対応。

女性のお客さんが足首を捻挫していたので、出発前にテーピングで固定してあげたり。(仲良し夫婦の奥様が「イャーン!ドキドキしちゃう」って、んな事言われてもキチンと固定しなければ!固定を喜んで仲良く欅平に向われました)

この季節の風物詩?大量の羽アリの襲来に、灯火管制してホースの水で駆除に走ったり。(部屋に侵入を許すと、布団が酸っぱい臭いで大変な事に)

厚生センター(旧保険所)の査察?対応やら・・・。

相変わらず通常業務以外にも、なんやかんやの阿曽原なのです。大仏は白馬線・唐松線に引き続き、宇奈月から「越中駒ヶ岳」までの登山道の草刈りを頑張ってくれていて小屋には来れません。でも明日から少しの間ですが、癒し魔王?「白馬の王子」がやって来てくれるので私も少しは余裕が出るかと。

いきなりの豪雨!

2019-08-07

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雨粒が多過ぎて上手に撮れていませんが。

降り始めて30分ほどで、普段は見えない阿曽原谷の滝から水が噴き出しました。(黒部ダムで時間雨量20㎜だったそうです)

雪渓の下のトンネルが、広く高くなっているのが分かるかと!

現在は15時30分で陽射しが出てきましたが、遠くで雷の音が・・・不安定です。

真砂沢からの方が届きました。あと二人!

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