阿曽原温泉小屋

k

みんな大変です。

2020-11-18

写真

「おばんざいかふぇ-ごま-」のAランチ!

昨日の午後は、信濃大町の「フレンドプラザ大町」で北アルプス山小屋協会の主だったメンバーと環境省も長野事務所・霞が関から出席していただいての検討会・意見交換会に出席してきました。

コロナ対策・ヘリコプターでの物輸・宿泊料金改定・キャンセル料の扱い・各県で管理方法が決まっていない登山道やキャンプ場の管理等々、問題山積というか・・・コロナ渦で噴出して来たというか。

問題が多岐に渡り・・・「そもそも、どうなのよ?」と話し始めると、時間がどんだけあっても結論が出ないというか。

ひとつひとつ問題点を洗い出して~関係機関・他山域・山岳誌等との連携調整しながら~ツアー会社やガイド協会等関係団体や個人の登山者への呼びかけなどの周知をしてゆくとなると・・・一朝一夕で出来るものではありません。

手をこまねいていては山小屋も立ち行かなるし、何より山を楽しみに歩きに来られる方々に不便・不都合が生じてしまうようなことにでもなろうものなら申し訳が立ちません。

「今、自分達が何をしなければならないのか!」「今、自分達に何ができるのか!」

解決までは特効薬もなく議論も続きそうですが・・・「みんなの山をみんなで楽しむために」頑張らねば!!!(そのうち、皆様の御理解・御協力が必要になってくるはずです。その時はヨロシクーッ!

※「ごま」でランチ!

昨日は午後一時から信濃大町での会合だったので、いつも世話になっている白馬村の おばんざいかふぇ-ごま へ連絡しておいて開店を早めてもらって食べてきました。 ちなみに 黒薙温泉旅館 のS所長と一緒に行ったのですが、先日「ごまちゃん」は黒薙温泉に泊まりに行っていたそうです。

「それで足りるの?」って、しつこく聞かれましたが・・・ご飯を御代わりしたので!

冬枯れの祖母谷温泉にも。

2020-11-16

写真

唐松岳は雪化粧してました。

昨日は営業終了して冬仕舞いされた「祖母谷温泉」へ、大勢の観光客の方々がハイキング(というには軽装な)がてら遊びに来ておられました。

3号トンネル を抜けた所で、祖父谷上流を見上げると「唐松岳」がクッキリと見えていました。

この時期になっても、天気が良ければ「楽しめる場所」なのだと再発見でした。

今、出来る事!

2020-11-16

写真

この後、もう一盛り載せられました。(キャノン砲は錆びにくい?)

昨日の成果!??

錆び付いて泥まみれで・・・ほとんどが川床に沈んでいたり川砂利に埋まっていたものばかりです。

これらは游歩道から見えるので、明らかに景観にそぐわないものばかりなのですが、大雨の度に河原の流れが変わって現れたり、上流から流されて来たりして・・・キリがないのですが、そのままにしておけば黒部峡谷を訪れた方々をガッカリさせることになります。

鉄類ばかりで重いし、足場の悪い場所からの回収には歩荷力が必要だし、何より汚いし・・・、それでも環境保全協会からの予算サポートを頂いて、山岳救助隊のメンバーと事務局は毎年汗をかいています。

ある意味、洪水と戦って開発されてきた黒部の歴史なのですが、そうじゃないものも?混ざっている様な気もするのですが・・・、誰が悪いってグダグダ言う前に、取り合えず「目の前の汚いもの」を片付けねば!ってことなのです。

それもこれも、黒部を訪れてもらった皆さんに喜んで帰ってもらうために「今の自分達が、黒部に出来る事」して、汗かいて「美味しいお酒」を飲む為なのです?(結局、飲む為かいっ!)

毎年頑張っても・・?でも頑張らないと!

2020-11-15

写真

ガンキャノン?! (砲身の口径?重さが想像出来るかと)

欅平・祖母谷温泉付近の、河原に漂着した廃材を回収してきました。

写真は、祖母谷温泉の河原に沈んでいたワイヤーガードの端の支柱です。(どこから来たのやら?)

河原に沈んでいる間に、太いパイプの中には砂が詰まって重くなって・・・流れの中から引っ張り出すのに一苦労というか、両方の長靴に穴が開いていて足がズブズブに濡れながら回収して背負子に縛り付けたところです。

私が背負うと、祖母谷温泉のトシが「ガンキャノンだっ」って・・・。(初期の「機動戦士ガンダム」知ってますか?)

毎年、河原の廃材を回収していますが・・・どれだけでも出てきますが、誰かが頑張って!キレイにしないと、黒部を訪れる人に感動していってもらえなかったら残念過ぎるもの。

欅平へ・・・!

2020-11-15

写真

中央奥の谷底に欅平の奥鐘橋が!(大太鼓より)

これから欅平へ行って恒例になった、河原に埋まったり漂着している鉄骨・廃材などの回収に行って来ます。

毎年この時期に、宇奈月民間山岳救助隊員と市役所の事務局が中心となって行っているのは紹介してきました。

来週は週明けから会議会合が続いて、連休明けからは東京に所用で行く予定でしたが、ここにきてコロナの感染拡大で取り止めて・・・。

何をするにも、予定通り行かないのは当たり前! 予定変更を「どうフォローしてゆくか?」が甲斐性になるのでは?(「行き当たりバッタリ」とも言いますが)

重さに耐えるには。

2020-11-13

写真

今シーズンは、私の寝床兼食堂でしたが天井が低くて・・・。

木造の従業員棟・物置棟は柱と梁だけでは?、雪の重みに耐えられるか?心配なので撤収時には床と梁との間にサポートを細かく入れて支えています。

先に書きましたが、裏側の山腹上部には昔の小屋跡の平地が階段状にあって残雪のズリ下がりもホウ雪崩もそれほど心配しなくても良いので、真上からの雪の重さに耐えられるように「これでもか」とサポートで支えています。(従業員棟は、中二階と天井裏の梁の間にも)

ちなみに、室内の換気扇吹き出し口は外に排気せずに、間仕切り壁内に向けてあり排気ダクトを縁の下まで引いて空気を送って、基礎コンクリートと土台の材木の間に仕込んである湿気避けプレートの隙間から土間の湿気が外に出て行くようにしてあります。

(素人考えでやってみましたが、床板が湿気を帯びない・基礎コンと土台の間から風が抜けているところをみれば効果があるみたいです)

アーカイブ

最近の記事