阿曽原温泉小屋

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お見舞い申し上げます。

2021-07-05

熱海市の土石流被害、お見舞い申し上げます。

毎年この時期になると各地で被害が発生してしまいますが、今回の災害は住宅を破壊しながら激しく流れ下るリアルな映像が流されて・・人間の無力さを思い知らされました。

現在大雨警報が出されている富山ですが、黒部も繰り返し洪水被害に見舞われて来た歴史があり他人事ではありません。

住民の方々・捜索救助隊・復旧作業員・取材関係者等、現場には大勢の人達が居られるはずです。 これ以上被害が拡大せず、捜索・復旧が順調に進むことをただただ願うばかりです。

営業開始時期について

2021-07-03

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阿曽原谷の鉄砲水(こんなのが来るかもしれない梅雨末期は・・・)

〇営業開始時期について。

7月下旬としかお答えできません!

雲切新道仙人谷下部の丸太橋を架けるには梅雨明け宣言が出てからになります。

今年は梅雨入りが遅れており、梅雨明けがどうなるのやら予想がつきません。この橋は、今まで大雨で二回ほど流されておりますが、一旦流されると資材の丸太の調達が追い付かず補修もままならなくなり結局通行できる期間が短縮されることになりますので、大雨のリスクが少なくなる梅雨明けを待ってからの架橋になります。

丸太橋を架けてから先の登山道の草刈りに向かわねばなりませんので、橋が架かるまでは藪漕ぎと水量が多く冷たい渡渉となりますし、夏の初めの草刈り前は雪渓から夏道に戻るポイントが解り辛いはずで見過ごして雪渓を下った事故が何件もありますので、悪路走破力・読図力等相当の技量・経験と覚悟が必要となります。

※水平歩道の整備については順次進んでいる様ですが、詳細はまだ入っておりませんが正直に言いますと、雲切の整備を終わらせるまでは私自身がイッパイイッパイですので欅平から往復される予定で来られても真面に面倒を見てあげられないのが実情です。

大仏は白馬線・唐松線の整備に遠征中で留守ですし、情けない話ですが宿泊客が見込めない今シーズンは閑散期の夏場はバイトも雇えないのです

今年の営業形態について!

2021-07-03

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大仏が内装工事を頑張ってくれています。

〇宿泊形態について。

先にも少し触れましたが、今年は基本的に定員の半分程度(24人前後)の宿泊者数とします。

取り合えず客室1部屋辺り6名で収まってもらう予定です。(同じグループで一人二人のはみ出しは、了解が得られれば柔軟に対応しても良いかと・・)

予約の方は、現在自宅(0765-65-2397)にて受け付けておりますが、7月下旬には本格的に阿曽原に入りますので現地(0765-62-1148)にお願いいたします。

去年から多くの登山者は「シュラフ・シュラフカバー」持参で山小屋に来て頂いていると聞いています。

阿曽原にお泊りの際にも、持参して来て頂いて自分専用のカバーなりに入って布団に潜っていただくスタイルの宿泊でお願いいたします。

持参して来られない方については、「実費」で不織布シーツを御用意するつもりですが、使い捨てで処分に困る・ストックしておく場所の問題等々がありますので多くを用意することが出来ないと考えておりますので、なるべく持参して来て頂けたらと思います。 (カバー自体が安くなったと聞いていますが)

偶然が重なった?必要だから? 動く時なのか?

2021-07-02

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鍬で欠落した斜面を削るのは、重労働なのですが誰かがやらないと・・。

昨夜の放送後、反響が有ったみたいで・・このページのアクセス数が三割使く増えていました。

登山道整備に手が回らなくなると「一般登山者が歩ける対象の山・高原等が、ドンドン少なくなってゆくのでは?」との危機感からNHKが取材してくれています。

我々が出来る事は、やってきたつもりですが、「人員確保の難しさ」「ヘリ運賃の高騰」に加えての「コロナ禍」で小屋の存続すら怪しくなった小屋も出てきてしまい・・。

ならば、何が出来るのか?何をしなければならないのか?何処に話を持ってゆけばいいのか?等々考えてみると、問題が多岐に渡り自助努力的なものだけでは解決することが出来ないことが改めて見えて来ました。

困った困ったと嘆いていても何も始まらないので、昨年から「北アルプス山小屋協会」として、何かできないかと動き出していました。

そんな時に、山への思いが同じ「日本山岳ガイド協会」さんから陳情活動の御誘いを頂いて一緒に行動させていただくことになり、同時にNHKの中にも心配してくれている人間がいてくれて。

たまたま今年が黒部の山小屋組合が持ち回りの組合長役だったので、私が陳情に同行させていただくことになったのです。

来週六日には、環境省副大臣・国土交通省政務官へ面会して要望書を手渡しに暑い東京に行くことになりそうです。

現場で汗流している方が、向いていると自任しているのですが・・・支援要請だけでなく自然公園の利用方法の見直し等、考え方を変えて行かなければならないのではないかと個人的に考えております。

NHKのクルーが最初に話を持って来た時にも、「大きな話になるから、覚悟して取材してもらわないと!」って伝えてあります。

ガイド協会の御誘い・NHKの取材依頼が重なって???動くために神様がセットしてくださったのかも???

我々の行動が、山を利用する全ての方々に考えてもらう切っ掛けになり、みんなの山をどうしてゆけばよいのか?? 多くの方々の御理解と御協力が得らる、良い方向に向かってくれればと思って動くのも山小屋を預かる者の仕事で今が動く時なのか??

って小屋の事を放っぽって、こうして動けているのも大仏が頑張っていてくれるからなのです。

だそうです。

2021-07-01

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首を傾げてしまいます?

NHKの取材班から連絡が入り、先日からの活動を等も含めて放送が決まったそうです。

■2021年 7月1日 午後9時~ NHK総合 ニュースウオッチ9 「コロナ禍の登山と山小屋」

(災害や事件などで放送日が変更になる可能性もあります)

とのことですので、見て考えてやって頂けたらと思います。

※首を傾けてしまいます?

実は今現在、東京の民放2社・大阪の民放1社から、阿曽原小屋取材の問い合わせが入っておりますが・・零細なのに言われるままに山仕事に手を出してしまっているので対応しきれそうにないので・・・・・・。

なんか今年は・・初っ端から多い様な気がするのもコロナ禍のせい???

東京は、暑い!痒い!??

2021-06-30

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霞が関は、みんな忙しそうで・・・。

昨日、文部科学省政務官 林野庁長官 の元へ赴き要望書を提出して説明をしてまいりました。

ローカルニュースでも取り上げてもらい、登山する方々はじめ全ての山に関係する方々にも考えていただく切っ掛けになれば幸いです。

KNB北日本放送ニュース

BBT富山テレビニュース

「北日本新聞」にも紹介されていました。(他のローカル紙も順次?)

霞が関ではクールビズとは言えども、御願いにあがる立場なので「上着・ネクタイ」着用しなければと・・東京は暑かったし、先日の登山道整備で草かぶれ?虫刺され?で指と手首が汗で濡れると痒くて痒くて・・。

今日は、新しく依頼された山仕事の打ち合わせで富山市笹津まで・・。

私がドタバタしているうちに、小屋の開業準備は大仏に任せっきりになってしまいゴメンなさいなのです。

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