阿曽原温泉小屋

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小屋の空きは有りません!(空室状況)

2021-10-15

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小屋下のナラの木の影が伸びてきました。

15日13時現在、18日以降31日の営業終了まで小屋の空室は有りません!

コロナ対策で宿泊者数を絞っている関係で、なかなか予約を受けることが出来ず申し訳ないのですが・・来年以降に計画を立てていただければと思います。

キャンセルが出れば、このページで告知します! 詰め込み目当てで強引に来られても、布団が用意してありませんし、そもそものコロナ対策になりませんので「行けば何とかなる」的な行動は御容赦ください。

※テント場利用について(先着順です)

今週末は天気が悪そうなので、それほど混雑はしないと思いますが・・キャンプ場は、先着順で予約制ではありません。(何度かお伝えしているのですが・・)

月末に向けて紅葉がキレイになって来ると、週末はマジで混雑します。(毎年到着してから「これほどとは思わなかった」と言われる方が続出していますから)

※怖くありませんから?

今シーズンは割と厳し目の登山情報を流しているのですが、リピーターや初見参の方々から毎日温かい応援のお言葉を頂きまして、実は恐縮するやら照れ臭いやらしている小屋主なのです。

先日来られた福井県生まれの東京在住の女子は「早く小屋に着かないと、叱られるかと思って頑張って歩いて来ました」って言いながら到着されました。

心配しなくても、遅く届いたからって叱りませんから!(途中のアクシデントや急な体調不良等々あるのは当たり前です)

ただし遅く届いた方で、自分の体力・事前研究・経験の無さを棚に上げて「登山道が悪い」等と他のせいに言われる方等には強くモノを言う事はあります。

(一昨日、電話で関係機関と少し揉めたやり取りをしたのを聞いていたリピーターさんが、私が大声出していたのを「噂で聞いてました」って???そんな噂が流れていたなんて・・・)

先に届いた方から「遅れて心配な登山者が向かっている」との情報が入れば、だんだん日暮れが早くなって来ていますので、小屋の者も先着登山者も本当に心配することになるのです。

※ちなみにポツポツ質問が有るのでお答えしますが、先日このページで書いた「カイロウ」を歩いて「崖」から来ると予約して来た男性は予約日には来られませんでした。

週末は無理しないで!

2021-10-13

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小屋の玄関スノコの上を、結構なスピードで移動している君はだれ??

週末はぐずついた天気予報が出されています。

小屋の方は宿泊者数を絞っているので、それほど心配もしていないのですが・・・。

先週末の土曜日は、キャンプ場利用者は全員収まったのですが・・週間予報が中途半端な崩れ方なので、どれだけの人が阿曽原に向かってこられるのか???

昨シーズンも最終ひとつ前の 土曜日24日 は、そこそこ強く冷たい雨が降ってたのですが50人余りの登山者がありましたが、阿曽原キャンプ場は強い雨が降ると低い場所には雨水が溜まる場所が出て来ますので、計画を立てておられる方は早目の到着を!(強い雨の予報が出された場合は、慎重な判断を願います)

※暖かくて・・。

今シーズンは10月になっても暖かい(暑い)日が続いて、紅葉が遅れ気味です。

来週からは気温が下がりそうな予報が出ていますので、紅葉のスピードも上がるのではないかと??

と言いながらも、去年も一昨年も10月末~11月初旬が紅葉のピークになっていた記憶が・・・だんだん遅れて来ている印象です。

最近よくある事ですが。

2021-10-12

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ここまで降れば、歩けたものではありません。

最近、スマホの忘れ物・届け物が相次いで三件ありました。

幸い全て持ち主の元に帰ることが出来ましたが、皆様もお気をつけてくださいませ。

※参考ですが豪雨になると!

「豪雨」になると、水の吹き出し量・濁流の色・空気を震わす轟音・漂う泥臭等々、とても外を歩けるものではなくなります。

ちなみに、この程度になると水平歩道対岸の「奥鐘山西壁」に幻の滝?が現れます。以前志合谷左岸で作業中に豪雨に見舞われてまじかで見たことがありますが、ずぶ濡れになりましたが壮観な風景でした!

前ページの写真は「強い雨」で、吹き出しは濁りも無く実力のある方ならば歩けないこともないのですが・・一般の方の歩行はお勧めできないレベルです。(この程度だと、幻の滝は貧弱なものになります)

★降雨は強弱に関らず、ルート上の丸太桟道・丸太ハシゴは滑りやすくなりますので注意が必要です。

雨天時の歩行について。(参考までに)

2021-10-11

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増水し始めた阿曽原谷。これ以上増えるとヤバい!

今週はグズついた週間天気予報が出されているので、雨天時歩行の注意点を電話で問い合わせて来られる方がポツポツおられます。

基本的には、少々の雨が降ったからといって「滑りやすくなる」ことはありません!

コース全体で晴れていても滑りやすい場所は、・折尾の大滝での飛び石! ・S字峡のシャワーとその先の小沢! ・十字峡から10分上流の水を被る沢! ・十字峡から20分上流辺りの沢!(数か所) 等が挙げられます。

強い雨が降らなければ増水の心配はそれほどありませんが、強い雨が降れば増水するのは、どこの谷・沢でも同じです。

特に「黒部別山谷」「折尾谷」の渡渉には時にはザイルを出して渡らなければならない場合もあります。(以前このページで何度か書いたことが)

特別強い雨の場合は、普段水が流れていない岩壁に水が流れ出し「滝潜り」しながらの歩行になる事もあります。(以前、志合谷付近で滝潜り中に吹っ飛ばされた女性を担ぎ上げに行ったことが)

特に強い雨が降った場合には、阿曽原谷の滝の吹き出し方が激しくなるので通行が難しくなる旨を登山者に呼び掛けています。

特に紅葉シーズンは、樹木が水を吸い上げなくなる時期なので岩壁だらけの黒部峡谷は出水が早くなるとのことです。 

書き始めると限がないのですが・・・無理せず「楽しめる登山を!」よろしくお願いいたします。

残念です。

2021-10-11

昨日、雲切新道末端のトラバース道(仙人谷丸太橋より10分上部)で、転落死亡事故が発生してしまいました。

藪の有る斜面でパッと見は危なくは感じられない場所なんですが、転倒して登山道脇の藪で止まらず、数十m転落してしまったようです。

転倒した際に、藪を掴めなかったのだろうか?藪に引っ掛かってくれればよかったのに!なんとも悔しい事故です。

小屋に詰めていた山岳警備隊員2名が駆けて行って、ロープで下降してヘリコプターが来るまで必死で蘇生術を施している様子が無線で聞こえていたのですが・・やはり「黒部は気が抜けない場所」なのです。

※予約可能日

・12日(火) 6人 ・13日(水) 9人 ・14日(木) 7人 ・15日(金) 2人 ・16日(土) 4人  ・19日(火) 1人

なんとか収まりました。

2021-10-10

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昨日16時50分現在のキャンプ場

昨日のキャンプ場には133名のキャンパーが来られましたが、みなさん到着も早く事故もなくテントを張るにも明るいうちにほとんどの方が場所を確保出来て大した混乱もなく収まったみたいでした。

一番遅く届いたのが、11時に黒部ダムを出発したらしい?明るい「インドネシア人」3人組のテントで、今朝も9時過ぎてキャンプ場が空っぽになっているのにノンビリしています。(文化の違い?)

これから紅葉が進み天気がいいと、各週末はもっと混雑するのではないかと心配になります・・今シーズンは、あと3回の土曜日がりますが計画しておられる方は心してお越しください。

小屋の宿泊は32人の予約が有ったのですが、当日キャンセルが相次ぎ夕食も18時から23名の一度だけで済んでしまい少々拍子抜けというか、通常の年ならば80人位は小屋に収容して阿曽原全体がザワツイテいるはずなのですが、小屋の中が静かで・・・不思議な感覚というか従業員の賄い呑みには最適な夜となり?ドナドナ姐さんが用意して作ってくれた名古屋名物「特大手羽先」と、応援に来てくれた「スズちゃん」が野菜たっぷり焼きそばを作ってくれて宴が始まったのでした。

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