熱い方でした
2023-12-21
元消防防災航空隊長の葬儀に参列してまいりました。
消防関係者はもちろん、県警山岳警備隊・国立登山研修所等の山岳関係の人間も何人も。
厳しい訓練と命懸けの現場を一緒に頑張って来た消防学校同期生の泣きながらの弔辞と、「カッコいい父親でした」との喪主の御挨拶では、あちらこちらからすすり泣きが聞こえてきました。
御本人は本業のレスキューだけではなく海抜0ⅿから立山頂上までの登山レース「立山登山マラニック」に参加して最高位は4位入賞するほど普段から体を鍛えておられて、息子さんは北京オリンピックのクロスカントリースキー選手で、病気になってからも「次のオリンピックまで頑張ろう」と仲間から励まされていたとのことでした。
現在の消防防災航空隊長は「一番弟子」と紹介されていましたが、熱さを秘めながらも冷静さを兼ね備えた立派な隊長を育てて後を託してゆかれたのだろうと。
山があって山に登る人がいる限り、残念ながら事故が皆無になる事は無いと思いますが・・それぞれの立場で「事故防止活動」と発生した場合の「救助体制」を両輪としてシッカリ連携してゆかねばと改めて胸に刻んでまいりました。
それにしても早過ぎました・・・。
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