またもやⅡ
2023-10-20
続き
119番通報を受けた消防本部・富山県消防防災センター・黒部警察署・県警山岳警備隊本部・黒部市民病院元救急救命部長(夜なべ先生ことT先生)・黒部署山岳担当の優しいY小隊長等々との電話連絡をこなしつつ、追加確認事項を現場のダイブツに無線中継しながら・・・。
阿曽原がそんなことになっているとは知らない方々から、天候悪化予想での予約キャンセル・予約変更等々の架電も次々入りますが「遭難対応してます。あとからまた電話下さい」って捌きます。(捌かれた方々ゴメンナサイ)
現場の大仏から、現地の詳しい緯度経度(スマホアプリで)や病人の容態等が逐一送られてきます。
富山空港を飛び立って15分ほどで、ダイブツによれば餓鬼谷出合い方向下方の黒部川から映画「ランボー」の敵攻撃ヘリの様に消防防災ヘリ「とやま」が湧いて現れて上空に到着、消防隊員二名がヘリから降下して病人を吊り上げて一件落着でした。
帰って来たダイブツの荷物の中から「ハサミ」「ビニール袋」???現場付近はナメコが良く出る場所!もしかしたら採って来れるかもって・・救助現場だって言うのに、どんだけ余裕こいてんのやら?
それだけ黒部の事を知っているからこその余裕ってことなんでしょうけど・・・。
後から、警備隊・夜なべ先生等から病人は「腹膜炎」を発症しているらしく翌日手術予定との連絡が入り、迅速に病院に搬送出来て良かったと思うと共に・・・自宅出るころから痛くなかったのかな?なんてことをおもったりして・・・。
体調管理・自己診断をシッカリ行ってから入山されますようにお願いいたします。
※参考!
「権現峠」転落死亡事故ニュース
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2023/10/n20231020a.html