これもアイノカタチ???
2023-07-06
昨日の途中の尾根から見下ろした 小屋平 左側の小屋平駅をトロッコ列車が通過中です。
実はこの撮影ポイントの痩せ尾根は、小屋平側の斜面が崩落してしまい視界が利くようになっていたのです。
崩落したからこその景色なのですが、崩壊面は屑石が積み重なった形の斜面だったので崩壊が進行して大きな「ガケ崩れ」面になってゆくのではないかと・・・。
すでに尾根上の巡視路は、一部分が樹木の根っ子で作られた「ハンモック」状態で崩壊が進めば道として歩くことは出来なくなるので迂回路を作らねばならなくなります。
唐松岳~祖母谷温泉間登山道の、「餓鬼山」の大黒鉱山側の尾根道が一部このような状態になってしまい・・・今週末からの宇奈月方面山岳救助隊の登山道パトロールで確認して来てくれるはずです。
何処のコースでも同じですが、入山される際には最新の情報を仕入れてくださいますようにお願いいたします。
余談ですが、最近市役所に問い合わせが有って・・・
「いろんな山を行きつくして、下の廊下を日帰りしたい」
「下の廊下日帰りの情報がネットにどこにも出ていない」と言われて、
「不可能です。不可能だから出ていないんです」と返しておいたとのことでした。
トレランしている人ならば距離的なことだけならば全然余裕かも知れませんが、正しく地図を読んで情報を仕入れれば、走るには危険過ぎるし追い越しされる方だって迷惑な話だと分かるとは思うのですが???(黒部に怪我無し!コロナ禍前に11日間で5名の転落死亡事故が発生したコースなのです)
ましてや、そんな登山道利用をしていて滑った転んだの事故を起こされても・・・救助する人間からすれば口には出さないだろうけど「オイオイ!」って気持ちになると思うのですが???
以前放送されたテレビ番組で、非常識な行動で遭難騒ぎを起こした登山者を私が叱りつけるシーンが流れて怖がられているみたいですが??周りから怖がられても、叱らねばならない時は叱りますから!(これもアイノカタチ?)
これから荷上げの食材等々の調達が遅れているので頑張ってきます。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2023/07/n20230706b.html