まだ駄目ですから!
2022-09-26
「下の廊下」は、まだ通行止めです!(開通時期は中旬以降になりそうです)
写真は、黒部別山谷右岸の道が雪渓に埋まっている場所です。雪渓が融けて縮んでゆく際には岩盤と雪渓の間に隙間が出来ます。
岩盤が日射で温められたり、スノーブリッジの中央が沈み込んで、岩盤に接している雪渓は特に水平な登山道は抵抗になり支点みたいな形になりズリ下がれず取り残される形になり隙間が広がります。
隙間には、融雪に伴う斜面崩壊による落石や雪渓上に溜まっていた転石等が落ち込む形になり溜まってしまいますが、登山道は斜面を水平に削る形になるので転石や落石が溜まりやすくなります。
写真左上の傾斜の緩い場所には大きな岩が留まっていますが、雪渓がもっと多かった時期に落ちて来て、隙間が狭かった時に挟まる形で止まっていたものでは?チョットしたキッカケで動き出して道に落ちてくるかもしれません。
道に溜まった転石は浮石と考えてもらっていいので、除去してからでないと歩き辛く大変危険なのです。(こんなのがルート上にズ~ッと残っているのを、全て除去することを想像して頂けたら・・・)
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