良い方向に向かうために!
2021-12-24
先日の山小屋協会の代表者会議で「皆さん日本男児だから、自分の苦労を外に言ってこられなかったんですよね」みたいなことを議長の私が発言したら、会議後に女性出席者から「ジェンダーが叫ばれている今時、日本男児なんてことを言ったら✖✖✖✖✖」と指摘されタジタジさせられたのでした。(山の中で力仕事やレスキューしていると「男女それぞれ」出来る事すれば、っておもってしまう私は時代遅れなんかな??・・火に油ーっ!)
それはさておき、確かに今まで分かってもらうための努力が足りなかった部分もあったのではないかと・・。
そして利用者の方々も、登山道の管理が大変さも理解した上で「将来はどうなるのだろう?」と心配しているものの、仕組みやシステムが分からず?どうしていいのか分からないので「寄付の申し出」に繋がったのではないでしょうか?
今シーズン試験導入された「北アルプストレイルプログラム」は、現在のシステム・取り組みの中でみんなの自然公園の一部管理を任されている我々山岳関係者と、そこへ楽しみに訪れる利用者とが理解しあって保全しながら楽しんでゆく為には素晴らしい取り組みだと思います。
(運用してみて改善点が出て来るのは当たり前ですが、そんな中でもまずは動き始めないと!って行動してくれた環境省と槍・穂高方面の関係者の方々には敬意を表さねばと考えます)
こんな事を書くのは、実は面倒くさいし・・自分を縛ることになるので腰も引けるのですが・・。
歳を取ってしまい山で流せる汗も少なくなった自分が、みんなの山を末永く楽しめる為に「今の自分に出来る事」と考え、作文することによって少しでも相互理解に繋がって良い方向に進んでくれればと書いております。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2021/12/n20211224a.html