阿曽原温泉小屋

湯元のトンネルにシートを

昨日のキャンプ場は、テント４張り５人の利用者があり、他には通り抜けで黒部ダムから一人（馴染みの男性でした）　欅平からのトレランの４人組（夜中に八方尾根を出発したらしい！）が通過しただけでノンビリしたものでした。

昨日から交代で勤務に来たＭ副隊長、若い頃に黒部署勤務だったのですが久々の阿曽原です。

大仏と三人の夜は・・・？？？

※露天風呂のシート

湯元のトンネルの奥には新黒三発電所への導水トンネルが有るのですが、山全体が高熱帯なので湧水を温泉として利用しているイメージで考えてもらえたら。

トンネルの奥が湯溜めになっているのですが、秋も深まり外気温が下がって来るとトンネルに吹き込む冷たい空気で湯溜めが冷まされてしまい温泉温度が下がるので、トンネルの入り口をシートで塞いで冷たい空気を遮断してやります。

半日余りで湯温はどんどん上昇してくるのですが、熱くなり過ぎると温める水が沢山必要になり、その水を入れたままにしてしまうと今度は湯温が下がり過ぎたりと、外気温・水量・湯量・湯温の調整はなかなか難しいのです。

なかなか寒くならない阿曽原ですが、温泉に浸かって喜ぶ皆さんの笑顔を励みに準備は怠りなく！