阿曽原温泉小屋

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立山黒部アルペンルート開通

2025-04-16

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GWの雷鳥はまだら模様! 奥が室堂ターミナル

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援と応援メッセージありがとうございます

今日は午前中から市役所で、打合せやらなんやら・・・・

朔日、立山黒部アルペンルートが全線開通しました。

残念ながら昨日は荒天で、オープニングイベント後に立山高原バスは運行休止になってしまったそうです。(扇沢・黒部ダム方面は動いていたとか)

この時期の立山は、一旦荒れだすと冬山に逆戻りしてしまいます。

ちなみに、2018.9のページで 「よい子は真似しないで!」 にて書いてます。

(振り返って見ると「チョイチョイ」やらかしそうになっているというかシブトイというか、無茶して来たつもりはないのだけれど???みんなの為に良かれと思っての行動なんですが・・・)

今シーズンは大雪!と騒がれていましたが、雪の大谷の雪壁の高さは16m程度だそうで、昨年よりは全然多いのですが・・・特別多いかと言えば???

それでも初めて訪れる方には「大迫力」を喜んで頂けるのでは?

昨日も外国人観光客で賑わっていたそうなので、5月1日からの室堂勤務では否応なしに対応することになるはず。

微力ですが「富山に来てよかった」って思ってもらえるようなサポートして来ねばと・・・

成り行き?偶然? もう少し・・・

2025-04-15

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黒薙で咲いてましたが、咲くのが例年より遅いです

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援と応援メッセージありがとうございます

ニホンシカ話と言えば・・・「縁」が繋いでくれてる?(すこし強引)

このページで「ニホンシカ」対策の講演会講師の方が実は学生時代に清水岳で雪山遭難されていて、私が現役時代に救助に向かっていた話を2018年8月に ・清水岳の話  ・清水岳の話Ⅱ って書いてたのを思い出して添削しておきましたので興味の有る方はリンクをポチっと。

参考ですが 1989年雪山遭難清水岳 で検索すると、遭難の報告書やら解説動画やらが出て来ます。

ちなみに当時現場出動していた隊員は殆ど定年退職しているのですが、厳冬期の吹雪の中を白馬岳越えで救助に向かった鉄人二名は残念ながら・・・

高島ガイドは「インドツインズ峰」 清水小隊長は定年退職後「剱岳」で、それぞれ亡くなってしまわれました。(民間救助隊員の高島石盛ガイドは、セレネ美術館で紹介されています)

鉄人のお二人は、私なんかと違い?節制しながら真面目に山と向かっておられた方々だったのですが・・・

私が「お腹が出てきたしソロソロ現役は・・・」なんて事を考えては、「何言ってんだ、お前はまだ元気なんだから!」って訓練・救助現場で一緒に汗流して来た鉄人達に言われそうで、「もう少し頑張らねば」って考えつつも・・・

こんなことを口に出してしまうと、自分で自分の首を絞めることになって?後から絶対反省してしまうはずだよなぁ・・

でも口に出すことによって「自分に言い聞かせる」事にして・・

今回は、ニホンシカ繋がり?成り行き?偶然???での流れなのですが、加えて突然の強い地震で、こんなに大きな影響が出るなんて想像したこともなかったのですが・・・

成り行きとは言え、これだけ多くの方々に「クラウドファンディング」へのご支援を頂いていては「助けてもらって!カレーまで褒めてもらって! 頑張らない訳にはゆかない!」ってやる気を出すキッカケになったのが・・・実は大収穫なのかも知れません。

☆ちなみに私は、次々と身に降り掛かる?事件・事故・災害に遭うたび(自分で突っ込んでしまう癖もあるのですが)

「イタズラ好きな神様に掌の上で転がされて、どうやって乗り越えるのか?面白がられている!

って考える様にしているのですが・・・

余裕こいてましたⅡ

2025-04-14

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この時期は、食べられるもの無い様な気もするけど??

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 多くのご支援&応援メッセージありがとうございます

「鹿」話しの続き

近年はトロッコ列車沿線の河原を数頭で走っている目撃情報や、私自身宇奈月温泉街下流の沢で鹿の角を拾ったことも有ったのですが、この時期に目撃されるということは、黒部の下流域では冬期間も棲み付いているのか?

ちなみに「信濃大町付近で越冬しているニホンシカが、夏場に後立山を越えて黒部川に下って 内蔵助平 を餌場にして過ごして、秋になると山越えして大町市の山に帰っている奴がいる」と聞かされました。(さすがに雪が多くて越冬は無理)

白馬大雪渓のお花畑でも夏場に目撃されているらしく・・・

ニホンシカが増えて生息域が拡大すると「食害」による荒廃も大変心配なのですが・・・ニホンシカが宿主となって 「ヤマビル」 が増えてしまうのではないかと???

私自身は「ヤマビル」見たことも吸い付かれたことも無いのですが、厄介な生き物だと聞かされています。

我々の守備範囲は、植生が生い茂っているのでニホンシカにとっては「御馳走の山」・・・

ニホンシカが後立山を越えて、黒部にドンドン進出して来られては厄介なことになるのでは?そろそろ真剣に対策してゆかねばとは思うのですが・・・・・

余裕こいてました

2025-04-13

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藪が生い茂ると姿を見つけにくいかも?

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 御支援と応援メッセージありがとうございます

先日「黒薙温泉」に通勤中、柳橋駅 まで来たら何やら上部斜面で気配が???

見上げると二ホンシカが一頭、距離が有るので安心しているのか?ジッと私を見下ろしています。

私が阿曽原に入って少し経った頃から、それまで富山県内では見られなかった「イノシシ」「ニホンシカ」が入り込んで来たと聞くようになりました。

私は「ニホンカモシカ」の調査員を以前していて、冬季間の生息調査で定点観測していましたがニホンシカは見たことがありませんでした。(葉っぱが落ちて見通しが利き、雪面の足跡が見付けやすいので、積雪期に半日余り単眼鏡で山を観察し続けるのです)

ニホンシカ・イノシシ共に、積雪が多い地域には棲み付かない?と教えられてきたのですが・・・個体数が増えて生息域が広がった? ハンターが減って捕獲数が減った???

以前、東京上野松坂屋「山松会」の研修会で秩父の「雲取山」へ登った時ですが、ニホンシカの食害で「藪」「下草」が食べ尽くされ丸裸?網で囲われている場所は藪が生い茂っているのを見れば、シカの旺盛な食欲に・・・

更には、樹木も樹皮を剥がして食べられててしまうのを防ぐために、シカの口の届く高さまで一本一本樹脂製のネットが丁寧に巻かれているのを見て驚かされました。

「水源涵養林」 の看板が立てられていましたが、藪と下草が食べ尽くされた山腹に大雨が降れば崩壊するだろうし・・樹皮が食べられて樹木が枯れて倒れてしまえば・・・食害が広がればエライことになる!って感じたものの「富山には二ホンシカ棲んでないし」少し余裕こいていたのでしたが・・・

「シカ話」続く・・・

まだ大丈夫???

2025-04-12

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秋葉原で見付けた看板 真理です!

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 本日も、ご支援と応援メッセージありがとうございます。

一昨日までで「黒薙温泉」の作業を終わらせることが出来ました。

山仕事に通うこの時期は、コンビニでランチを用意してゆくのですがツイツイ・・・

コンビニ弁当✙カップ麺✙オニギリ1~2個(新作・限定品とか見ると)

毎日、大仏が食べてる「ドカベン✙大盛りカップ麺」の食べっぷり見てしまうと「羨ましく」なってしまい・・・「身体動かしてるから、まあ良いかっ」って自分に優しくなってしまいます?

(大仏いわく「自分が食べてるんじゃ無く、仕事が食べてるんよ!」とのことです)

これだけでも多めなのですが、朝ごはん食べて出てきたのにレジ横の「ピザまん」買って食べながら宇奈月に向かったり・・・

・代謝が悪くなっている! ・ただの食べ過ぎ! ・知らず知らずに楽している?

等の理由?昨日ヘルスメーターに乗ってビックリ!

毎年ですが、身体を使っているのに体重が増えてしまう困ったシーズンなのでした?

二月末の東京では、誘惑に負けながら食べ廻ったのですが、朝から晩まで出来るだけ歩き回っていたので、朝食から富士そば「カツ丼蕎麦セット✙コロッケ」食べてても大丈夫だったのですが・・・

飯(酒)、喰らってられてる間は大丈夫!??

宇奈月温泉木管事件!

2025-04-11

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黒部川本流に架かる吊り橋を松本市から応援のカイチが自転車帰宅中

「欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト」ご支援ありがとうございます。

昨日で 黒薙温泉 の仕事を、無事終えることが出来ました。

御存知の方もおられると思いますが、宇奈月温泉の旅館・ホテルの温泉水は黒薙で湧いた温泉が引湯管で送られてきています。

写真は通勤路?の吊り橋ですが、黒薙川合流点 の黒部川本流に架かる吊り橋です。(リンクの地図では書いてありません)

薄緑色の配管が引湯管で、その中を温泉水が流れています。(手前錆びた鉄製カバーでガードされているのは、雪崩・落石の直撃から守る為ですが時々ガードが破壊されていることも・・)

「旧吊り橋」が左下に見えていますが、その奥の川が黒薙川になります。

本流に架かる吊り橋が一番長いのですが、この先下流に向けて「嘉々堂谷」「ノボセ谷」「尾沼谷」に吊り橋が作られていて、それ以外はトンネルで宇奈月温泉街まで温泉が引かれています。(写真吊り橋の対岸に、トンネルが見えていますが関係者以外立ち入り禁止です)

このトンネルと吊り橋は、宇奈月ダム建設当時に旧引湯管が水没の恐れから新たに作られたのですが、旧引湯管は山肌を削って気をくり抜いた「木管」が敷設されていました。(当時の木管は、宇奈月駅前踏切近くの黒部観光開発前に展示されてます)

この「引湯管」知る人ぞ知る! 「権利の乱用の禁止」民法の教科書の1ページ目に民法1条3項として載っている判例 宇奈月温泉木管事件 の舞台なのです。

宇奈月温泉の神社で、二年前に 「権利の乱用除御守り」 が販売されて好評との話を聞いたことが・・・最近はどうなっているのか???なので、興味の有る方は 黒部宇奈月温泉観光局 に問い合わせてみてください。

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