阿曽原温泉小屋

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野生の王国?

2021-05-08

写真

「こっち向いて」って、呼び掛けても無視されました。

この時期だからなのか? 宇奈月から欅平まで電車の窓から「二ホンザル」の群れを毎日見ながらの通勤になり、多い日には別の場所三ヶ所で見ることもありました。

先日も「ニホンカモシカ」が目の前に出て来て写真を載せましたが、出し平ダム下流の河原に「イノシシ」を2回目撃したし、団子坂では「二ホンシカ」が二頭目撃されているし、欅平上空には「イヌワシ」がゆったりと旋回していて、姿は見せないけれど「ツキノワグマ」「キツネ」「アナグマ」「テン」なんかも動き出しているはずです。

厳しい冬が終わって、沿線の草木が芽吹いて好物の柔らかい新芽が至る所で食べ放題! 気温も上がって、余裕こいてノンビリしているように見えます。

写真は、欅平駅ホームの真上の枝に団子状態で・・・3m余りの高さがあり、私が届かないのが分かっているのか立ち止まってカメラを向けても知らん顔してました。

良い仕事してます!

2021-05-07

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鐘釣駅構内での作業風景(外仕事もマスク着用!)

昨日は、欅平駅構内で冬季間撤去されていた架線を張る作業が行われていました。

険しく急峻な峡谷沿いを走るトロッコ列車は雪崩の被害を避けるために、信号柱・架線柱・架線等が冬期間は撤去され毎春に設置されています。

以前、鐘釣駅ホームの分厚い鋼鉄製の信号柱がへし折られていたのを見たことがあります。 例年ならば雪崩が発生しない涸れ沢で発生した雪崩の直撃を受けたものでしたが、小説「高熱隧道」にはブナの大木が生えているから雪崩は発生していないと考えて宿舎を建設したものの泡雪崩の被害に遭った事が書かれています。 予想外・想定外の事が起きてしまうのが黒部峡谷なのです。

架線の張り込み作業を見ていると正に「職人技」でした。切断して短く出来ない架線は大きなループにされて、冬季間は雪崩被害の及ばないトンネル等に保管されていますが、支柱を立てて線路の上に張る際に金属製の架線ループを伸ばすと、どおしても歪み・曲がりが出来てしまいます。(平らに真っ直ぐ張らないと片減り・スパークの原因に)

作業員さん達は声を掛け合いながら調整して、張られた架線を鉄製の小さなまな板?で下から支えて金属ハンマーで上から叩いて歪みを補正していました。撤去しなくてもいい場所ならば、毎年このような作業は要らないはずです。

険しい黒部で電車を走らせるには「見えない仕事」がいろいろあってこそなのです。

「人食い岩」で仕事中

2021-05-06

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降下中です。

今日の、午前中の作業風景です。

昨年、国土交通省さんが法面に吹き付け工事をしてくれたおかげで作業量が少なくて済みました。

これで11日のトロッコ列車全線開通で、欅平までやって来られるお客さんに楽しんでいただける範囲が広がったかと。

コロナで訪れる方が少なくても、手抜きは出来ない仕事なのです。

すんごく贅沢?

2021-05-06

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戦士の休息?

ランチ後のユルユル感?

ある意味、贅沢な橋の使い方!欅平は平和なのです。(枕の高さと吹き抜ける風が絶妙でした)

贅沢な使い方?

2021-05-06

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カラカラに乾きました。

今日で、我々の欅平での作業が終了しました。 晴れ上がり気温も上がって、昨日の作業で濡れた合羽を「奥鐘橋」に並べて乾かしました。 

一般利用者の方々が来られる前なので、作業している者だけの特権?みたいな贅沢な橋の利用方法です。

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