阿曽原温泉小屋

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ロープを跨いだ?

2023-10-18

写真

だから~っ、暗くなる前に到着してください!

昨日17時半前、予約が入っているペアから小屋に電話が入ります「仙人谷ダムを過ぎましたが、道を間違えたのかもしれなくて・・・」要領を得ない説明です。

説明を聴いて、関電人見寮を過ぎて~水平道に登り返して~右折せず~送電線巡視路に迷い込んだ登山者が今までにも何人もいたので、「もしかしたらロープを跨いで進んでいません?」と尋ねたら「ロープ跨ぎました」って答えが返ってきます。

なるほど、たまに間違えられる送電線巡視路に入り込んだらしい。

それだったらロープまで引き返せば水平道の分岐だから、下らずに左折して水平道を進んで短いトンネルを過ぎて15分進むと阿曽原へ向かって下る道になるから10分足らず下れば小屋に着くと説明します。

真っ暗だし「へばって」いるだろうけれど、小屋に着くまで一時間は掛からないだろうから18時半からの二回目の食事には間に合ってくれるだろうと考えていたのですが・・・一時間以上経って二回目の食事が始まっても到着せず心配になり始めます。

そこへ電話が掛かって来て「川のような所を下っているけれど、間違っているのではと心配で・・・」???「川」って無いけれども・・いろいろ聞いてみたら小屋の近くまで登山道を降りて来ている様で、会話を聞いていた警備隊員のN隊員S隊員が「迎えに向かいます!」って駆け上がっていって間も無く合流と無線連絡が入りました。

なんでそんなに時間が掛かったのか?隊員達が聞いて見たら、「ロープを跨いでいた場所は、人見寮の裏の水平道への急な登り返しに張られていたフイックスロープだったらしく・・・」 ということは「ロープを跨いでいたのではなく、ロープを頼りに登り返していた」ということで・・・。

遅くなって不安を覚えて電話して来てくれたのですが、「水平道への急登・川に見えた?急な阿曽原への下り」でプチパニックというか冷静に状況判断出来なくなってしまっていたのではないかと・・・。

早目の行動で暗くなる前に到着できているはずだし、おかしいと思ったら地図を確認してもらえればよいのですが・・・。

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