阿曽原温泉小屋

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イジッテ欲しいんかい!!!

2023-09-06

「連日連夜」の続き

心配したドナドナ姐さんが、雨の中を傘をさして阿曽原谷の様子を見に真っ暗な足場の悪い道をヨロヨロと下って行きます。

「シャーナイ」から私も長靴履いて傘をさしてキャンプ場の先まで行くと・・ヤッパリというか予想通りで、沢で水を補給していた様で返事もシッカリしていたので私は小屋に戻りますが?なかなか小屋に届きません。

付き添って来たドナドナによれば「キャンプ場から玄関まで、二回立ち止まって休んでました」とのことでした。

玄関に現れた男性は、大仏をもう一回り半以上大きくしたガタイのイイ人で、途中そこそこ強い雨だったのに「暑くて」って合羽も着ずにズブ濡れでの到着でした。 後からいろいろ聞いて見ると、要は「体力不足」の「計画倒れ」の末にこんなはずではなかった!的なことだったみたいです。

着替えてもらっている間に、取り置きしておいた「オカズ」を温めて、「蕎麦」を冷水と氷で〆直して遅い夕食を食べてもらいました。

私は眠くなったので8時過ぎには布団に潜ったのですが、今朝聞いたら「Tシャツ」(XLサイズでも入るんかな?)と「ステッカー4枚」を買っておられたと聞きました。

もしかして「阿曽原マニア」?・・案の定というか出発間際に、更にステッカー2枚追加購入して「ブログで突っ込んで下さい」的なことを言われたので・・「ボロクソ書いておきます!」って若干切れ気味に送り出したのでした。(恥ずかしいことだと思うのですが?)

結果として無事に到着してくれたので良かったのですがお粗末極まりない山行で、先に書いた13時頃に阿曽原から欅平に向かったビバーク宣言女性二人とすれ違ったのが「大太鼓」だったらしく・・・推察するに欅平からの急登で時間が掛かり過ぎており、コース全体の事を分かっておれば引き返すべきだったのではないかと!

余談ですが、隣の部屋で寝ておられた丸太橋カメラマンさんが、朝コッソリ「遅く来た人のイビキが凄くて、おまけに携帯の目覚ましアラームも鳴りっ放しで・・」って言っておられました。(お客様におかれましては、自衛策として耳栓を持参して頂くことを強くお勧め致します)

阿曽原マニア?で、頑張って歩いて来てグッズも買って頂いたのはありがたいのですが・・・「黒部に怪我無し!」周りに心配かけて迷惑が掛かるようなことは厳に謹んで頂きたいものです。

追加ですが、ビバーク宣言していた女性二人については欅平駅長に連絡を入れておいたのですが・・駅の始業時間には姿が見えず、しばらくしてからそれらしい二人が現れたので話を聞くと「水平道のトンネルで朝までビバークしてた」みたいなことを話してたそうです。

「要らぬお節介!」って言われそうですが、山小屋もトロッコ列車の会社も皆さんに安全に黒部を楽しんでもらうために人知れず?連携しているのです。

追伸!

「受け狙いで?」危ない・迷惑行動等されても、今後このページでは取り上げませんから!!!

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