阿曽原温泉小屋

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簡単な話しではないのです

2023-02-07

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かなり視界がクリアになり着陸

今回連続して発生してしまったバックカントリースキーの雪崩事故についてネットの意見を見ていると

〇救助に当たる人の危険を考えて! 〇危険エリアに入っての事故については救助費用を全額請求するべき! 

等々の意見が出ています。

富山県警山岳警備隊は、剱岳で冬山訓練中に二名の殉職者を出してしまっており、更には警備隊OBの警察官が山菜取りで転落死?された方の御遺体の搬送中にもスノーブロックの崩壊により殉職者と重傷者を出してしまいました。(NHK「プロジェクトX」で紹介された方)

殉職された三名は私の住む黒部市出身者二名と隣町の朝日町出身で黒部市内の交番勤務を通じて地域に溶け込んでおられた方でした。(なんで黒部に縁の人間だけ?って・・・)

三名の方々とは近くに住んでいた事から仲良くしておりましたし、富山県内でも黒部周辺は「言葉訛り」があって、当然私も訛りがあって高齢の御両親親戚の方々と接し易いので御遺族対応にも関わってきたこともあって深い悲しみを間近で見て来ました。

また警察組織が受けたダメージについても、当時ペーペーだった私でも「大変なことになるモノや!」と痛切に感じたものです。

殉職事案が発生する度に「県外から遊びに来ている人間を助けるために、なんで富山の警察官が死なねばならないのか」みたいな意見が出て来てしまいます。

高齢の御遺族からも「なんで危険な剱岳へ訓練をしに行かねばならないの?」って泣きつかれたことがありましたが「遭難者と同じ条件で訓練しなければ、助けを求めている人を助けることが出来ないのです。助けを求めている人を救助するのが警備隊の仕事なので訓練しなければならないのです」

って説明したことがあります。

もう少し書きたいのですが・・これから富山市内で会合~飲み会なので明日は多分XXX

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