阿曽原温泉小屋

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好評だったそうです。

2021-12-17

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十字峡の吊り橋直下。

先月11月23日に、BSプレミアムで放送された「錦秋の剱岳 幻の滝を撮る」が好評だったらしく、明日夜19時30分から再放送が決まったそうです。

(前回放送されてから、まだ一ヶ月も経っていないのにゴールデンタイムとは!)

詳しくは 「地球トラベラー」  見応えのある映像でしたので見逃された方は是非とも!

※チョッピリ、ブルー・・。

富山県東部には「暴風雪・波浪警報」が出されて、夕方から雷と強風が吹きつけて・・雷が静かになったと外を見ると積雪が!

先程、除雪機を倉庫から出して燃料満タンで試運転も済ませておいたので準備万端なのですが・・・。

前日も午前一時まで呑んでしまい、未だ復活していない身にしては・・翌朝から雪掻きかと思うと少しブルーなのです。(二日酔いの回復が遅れるのは、加齢のせい?ただの飲みすぎ?それとも寝不足??)

問題山積だけど!

2021-12-16

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誰かが動かなければ。

一昨日午後から黒部市民会館で、北アルプス山小屋協会の五方面の組合代表者と環境省等からも参加して頂き「連絡協議会」的な??寄合を開催しました。

いろいろ検討項目が有ったのですが一番の肝が、北アルプス南部地区の槍・穂高方面で試験導入された 「北アルプストレイルプログラム」 についてでした。

要は、登山道の維持管理を行うにあたり公費負担だけでは賄えなず各山小屋が歴史的経緯・災害や突発事案への対応・・等で、労力・費用等を負担して来た部分もありました。

山小屋に余力の有るうちは「しゃーないな~」みたいな感じで対応して来たのですが・・・コロナ禍の発生や物輸ヘリコプター費用の高騰等々で山小屋の存続自体が怪しくなって来ました。

そうなると、登山道の維持管理に振り向ける余裕がなくなる~登山道が荒廃してゆく~安全に歩ける人が限られて来る~登山者が少なくなる~山小屋が廃業~将来的に自然景観を楽しめなくなる・・!(他にも、入りやすい場所に利用者が集中してしまうオーバーユース問題等々)

みたいなことにならないか?山小屋だけではなく維持管理に携わる山岳関係者は心配しているところなのです。

ならば役所が税金を投入してって意見もありますが、日本国民の中には全く山に関らずに一生を終える方もおられる筈で・・私的には、「特別な自然公園」を楽しみに来る人が維持管理に一定の負担をしてもらうのは至極当たり前の事の様な気がするのですが・・?(遊園地の入場料的な?)

そこで、本年北アルプス南部地区で試験導入してみた「北アルプストレイルプログラム」の説明・各方面の実情・制度導入するための問題点等などを閉館ギリギリまで意見交換したのですが・・議長役の私が、かなり脱線してしまうので、まとまらない部分もあるし、そもそも直ぐに答えが出る問題ではないのだから、腹を割って意見を出し合うところから始めねばと!(言い訳??)

維持管理の必要性は各方面理解しているのですが、様々なハードルが見えて来たのも事実です。(そもそも簡単に結論が出る訳がないのですが)

しかし試験導入してみて、利用者(登山者)からは予想以上に理解が得られたと報告もありました。

今流行りの持続可能な仕組みで、楽しく安全に「山に入る」ために、管理者・利用者が理解して協力し合える仕組み作りをしてゆかなければ!

そもそも山小屋が、登山道の維持管理について責任を持たなければならないのか?みたいなことを言われる方もおられますが、そこは目の前で登山道が荒れて難儀している登山者の対応して来たし、実際に草を刈って雪渓切って崩れた石を除けて来た経緯もあるので他人事ではないのです。

大きな事言うつもりはありませんが、後の世代が山を楽しめなくなってしまっては申し訳がありませんので、もう少しがんばってこの問題に携わってゆこうかと・・このテーマは余裕が出来たら私見を書いてゆきたいのですが・・制度やシステム等々大きなテーマで収拾が付かなくなるのは目に見えているので、なかなか手が出しずらいのですが・・・。

テーマに取り組むことが「環境保全」「自然の中で浸れる感動」の為になると考えます。

ここで書くことで、一緒に問題を理解して考えてもらえる方が増えると信じて?余裕があれば、たま~に書いてゆこうかと・・話が大きすぎて、書き切れないのは解っているのですが「まずは動き出さないと」!

今日は寄合!

2021-12-14

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暗いトンネルから見る、光が当たっている紅葉がキレイです。

今日の午後は、「北アルプス山小屋協会」の五つの組合の代表者に黒部市まで出向いてもらい連絡協議を行う予定です。

コロナ禍で昨年から総会も出来ずにいるのですが、たまたま黒部が幹事組合だったので繰り越しで「二シーズン」続けてお世話をすることになっていて、長野・飛騨地区等は遠路遥々来て頂くことになります。

コロナ禍でなくても、なんだかんだと検討事項は有るのですが・・コロナ禍で見えてきた問題も沢山あって、今日の寄合が実りあるものになる様に会場設定(準備から事務局任せですが)と議事進行を頑張ってきます。

本来は、こんな感じなのです。

2021-12-13

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少し上流では巨岩が。

昨日の話の続きですが、鐘釣の河原露天風呂から少し上流には巨岩帯が始まります。

水量は少ないのですが「黒部川の本来の姿!」的な場所です。

この辺りからトロッコ列車の線路は、トンネルになってしまうのでチラッとしか見えないのが残念なのですが・・。

気になる・・。

2021-12-12

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鐘釣駅直下の黒部川?ダム湖状態!(左奥に堆積土砂が)

最近、鐘釣付近の「ダム湖化」が進んでいる様な・・・。

下流の 「不帰谷」 の崩壊地から供給される大量の土砂が黒部川を堰き止めてしまうのですが・・。(大雨で山腹の土砂崩れで引き起こされる「堰止湖」状態)

堆積土砂で作られる「堰堤」が高くなって来ているのだろうけれど、上流の河原にある露天風呂に近くまで湛水(バックウオーター)が迫っており、少しの増水で露天風呂が一時的に水没してしまいそうです。

大雨が降ると、堰き止めている土砂ダムが決壊して湛水が消えて流れが復活することの繰り返しなのですが、そもそもの河床が少しずつ嵩上げされて来ているのか??? 黒部川は、本来は急流なので巨岩が折り重なり、合間を縫って激流が流れるのですが、この辺りは流れも緩く川幅いっぱい砂と小石で・・。

鐘釣駅対岸の「万年雪」と言われる雪崩のデブリですが、雪崩で運ばれて来ても黒部川の水で融かされて小さくなってしまい、最近は夏を過ぎる頃まで残ることが無くなって来たのもダム湖化が影響しているのではないかと。

観天望気!

2021-12-11

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中央右下部、白馬岳に傘雲が!

今朝の出勤時、昨日とは違った怪しい雲が赤と黒のマダラに!

見ると白馬岳には、絵に描いた様な「傘雲」がかかっていました。

テレビもネットも天気予報は晴天予報なのに、悪天を知らせる「傘雲」??

案の定、昼前からポツポツ雨が降り出して合羽を着込んで作業を終わらせて、昼弁当を食べ終えた頃から青空が見え始めて・・結局のところ天気予報が的中と言えばそうなのですが。

なんでも妄信せずに、???って感じたら疑ってみるのも身を守るため?

って、何回も痛い目に遭っても「強引に突破する力が大切」と、やせ我慢して来た人間が語っても説得力ないのですが・・。

それから「そんなことネットに書いたら、小屋に天気予報を尋ねる電話が増えても知らないから」って大仏が言ってましたので、来シーズン以降は小屋に数日後や数週間後の天気を尋ねる電話は御容赦ください!

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