阿曽原温泉小屋

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欅平へ・・・!

2020-11-15

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中央奥の谷底に欅平の奥鐘橋が!(大太鼓より)

これから欅平へ行って恒例になった、河原に埋まったり漂着している鉄骨・廃材などの回収に行って来ます。

毎年この時期に、宇奈月民間山岳救助隊員と市役所の事務局が中心となって行っているのは紹介してきました。

来週は週明けから会議会合が続いて、連休明けからは東京に所用で行く予定でしたが、ここにきてコロナの感染拡大で取り止めて・・・。

何をするにも、予定通り行かないのは当たり前! 予定変更を「どうフォローしてゆくか?」が甲斐性になるのでは?(「行き当たりバッタリ」とも言いますが)

重さに耐えるには。

2020-11-13

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今シーズンは、私の寝床兼食堂でしたが天井が低くて・・・。

木造の従業員棟・物置棟は柱と梁だけでは?、雪の重みに耐えられるか?心配なので撤収時には床と梁との間にサポートを細かく入れて支えています。

先に書きましたが、裏側の山腹上部には昔の小屋跡の平地が階段状にあって残雪のズリ下がりもホウ雪崩もそれほど心配しなくても良いので、真上からの雪の重さに耐えられるように「これでもか」とサポートで支えています。(従業員棟は、中二階と天井裏の梁の間にも)

ちなみに、室内の換気扇吹き出し口は外に排気せずに、間仕切り壁内に向けてあり排気ダクトを縁の下まで引いて空気を送って、基礎コンクリートと土台の材木の間に仕込んである湿気避けプレートの隙間から土間の湿気が外に出て行くようにしてあります。

(素人考えでやってみましたが、床板が湿気を帯びない・基礎コンと土台の間から風が抜けているところをみれば効果があるみたいです)

冬仕舞い!

2020-11-13

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キッチリ!

小屋本体は、雪崩被害を避けるために毎年冬場には解体されますが、トイレ2棟・従業員部棟・乾燥室(コンクリートトンネル)・物置については冬仕舞いして建てたままになります。

どちらも、土台がシッカリした山腹近くあり雪崩も春先の残雪のズリ下がりの影響の少ない場所なので今まで雪の被害を受けずに来ました。

しかし、各棟とも厚い板で出入口を塞いでドアと引き戸を防護して、従業員棟の軒先には細かく柱を立てて雪の重みに耐えられる様にして帰ってきます。

(トンネルは、少し引っ込んだ場所に壁があるし中には建築資材しか収められていないのでコンパネ! 物置は、軒先が短く作られているのでそのまま)

従業員棟が出来たおかげで、冬場の収納場所に余裕が出来ました。小屋を引き継いだ当時は、布団70組ほどを梱包して自宅から貨車で運んでキャンプ場から歩荷して、帰る時に自宅まで運んで干してから再梱包しての繰り返しで・・・かなり大変だったのです。

見上げれば!

2020-11-12

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ガスが立ち込めると、岩峰がハッキリと!

昨日は寒くて、見上げた阿曽原谷上部に積もった雪は融けることは無く・・・葉っぱが落ちるだけ落ちて冬枯れでした。

夏は、あれだけ暑苦しい山に見えていたのに・・・。

この時期は「ナメコが俺を待っているはず」なんだけど、なんやかんやと立て込んでいて取りに行く暇がありません。

小屋閉め完了!(見えないもの)

2020-11-12

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最後の輝き!

昨日、大仏と阿曽原に行って小屋閉めを済ませてきました。

留守にしていた一週間で紅葉は終わってしまいましたが、陽射しが有るとなかなかキレイでした。

トロッコ列車沿線も同様でしたが、放水が止まって冷たい沢水だけなので水の透明感が際立って、更には流れの緩い淵やダム湖には落ち葉が渦巻くように漂っているのが沢山見られました。

そもそも、太陽の高さが低くて陽の光が斜光になる時期でキレイだし、風が吹き抜けた時に大量に舞い上がる葉っぱを見られるのも今だけです。

流れが緩い淵に浮いている落ち葉の模様を見ると、ただの穏やかな水面に見えるけど実は見えていない水の流れや風の影響なんかを想像しながら眺めると、「キレイ」なのは勿論だけど「はかなさ」「地球のサイクル」・・・見る人各々いろいろ感じ取れるのでは?

葉が落ちて~堆肥に~豊かな土地と海に・・・大きなサイクルを見ていると、普段の生活の中で「どうでもイイ事」に悩んだりする自分が「チッポケ」って思えませんか???

キレイな景色に浸って、気分をリセット(軌道修正?)する事を目的に山に登る人が大勢いるのは間違いない事だと思っていますが、登山に限らず人それぞれリセットできるモノを持つことは大切ですよね。

トロッコ列車に乗れば、そんな落ち葉の模様がまだしばらくは見れるはずですから今だけのロマン?を見に来られませ!(寒くなっているので暖かい恰好で!)

ドタバタしています。

2020-11-09

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早朝の逆光気味で・・・

還ってきたものの、なんかバタバタしています。

今週は阿曽原へ片付けと、欅平の人出が少なくなっているようならば塗装作業の残りを。

来週も17日・18日と会議があるし、28日には講演会を頼まれていて、12月はトロッコの駅の撤収作業が入るはずだし・・・あんまりノンビリしていられません。

※「サル」は当たり前なんだけど?

写真は、5日早朝に裏のトイレの横の木にノンビリ座っていた「サル」です。

5日は阿曽原谷を挟んで「サル」の群れが現れて、吠えて騒いで走り回って…賑やかでした。

今朝のテレビの情報番組では「サル」が都内に現れたって・・・。

トロッコ列車の宇奈月駅駐車場では、サルが陽射しで暖められた駐車中の車のボンネットに寝転んで身体を暖めているって話が聞こえてきましたが、黒部ではニュースにはならないのですが・・・。

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