阿曽原温泉小屋

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運用開始!

2023-08-03

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仙人谷ダムサイトの携帯アンテナと雲切の滝

1.仙人谷ダム

仙人谷ダムサイトに「ドコモ」「ソフトバンク」の携帯電話のアンテナが新設されました。

「au」については元々あって阿曽原までなんとか電波が届いていました。

2.作郎谷合宿(半月沢対岸上部)

作郎合宿(リンク地図中央)についても三社とも黒部ダム方向に向けて指向性アンテナが新設されたとのことです。

3.阿曽原については✖

阿曽原に携帯アンテナ設置計画がありましたが、残念ながら諸般の事情で計画が流れました。

ただし、仙人谷ダムから弱いですが三社とも電波が届いているみたいです。

※通話エリアの確認はまだできていません!

登山道情報!(十字峡方面)

2023-08-02

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紅葉の十字峡

速報!

今日現在、仙人谷ダム~十字峡の区間については、転石除去・草刈り等若干の整備は済んでいないものの登山道自体にダメージは少なく往復ならば歩けるレベルとのことです。

ただし、十字峡から上流15分ほどの地滑り地点 の丸太桟道が数十メートル全てが崩落して岩盤が剥き出しになっており、ヘリコプターでの資材搬入後にならないと整備できず通行することは出来ないとのことです。

ちなみに、ダメージを受けていた「半月沢」手前の道は修復済みだそうです。

※「下の廊下」全体の整備について

黒部ダムから下流側の整備については、8月20日頃より本格的な整備に入る予定ですので、月末前にはザックリした目途も立つのではないかと考えております。

作業員の多くは夏山民間救助隊員なので、夏山シーズンが終わらないと作業に来れませんので、雪が少ないからと早く整備が進むわけではありません。

随時、情報は速報致しますので「ホームぺージ見ながら電話してます」的な問い合わせは御容赦願います!

どおしても!

2023-08-02

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持参されたジョッキ&グラス

昨日は、馴染みのガイド山行5名+九州からの2名の男性+名古屋からの単独男性+長野からの単独女性の9人の宿泊でした。

この単独女性は、自宅にお手紙が届いており「電話が繋がらないから、手紙で予約します。 ブログの写真で見た吉今日の白子焼きがどおしても食べたくなって行って来ました」

って書いてあり電話が繋がった小屋にも電話予約が入って、阿曽原行を随分楽しみにしておられる様でした。

始発の欅平を出発したには、随分早いペースで対岸に見えた歩きもシッカリしておられて「只者ではない」とは感じていたのですが・・・。

風呂待ちの時間に、ビールを買って玄関先で飲まれたのですが??なんとガラスのジョッキで飲んでおられるではないですか!

更には夕食時には食卓でガラスのグラスでビールを楽しんでおられて!

「昔はテントを担いで、唐松岳~祖母谷~阿曽原~仙人池~真砂沢~黒部ダム廻れたけれど、テントが重くてもう小屋にしました」

って言っておられたけれど・・・ジョッキ&グラスなんて重いし気も使わなければならのに???

就寝前と朝食前にも露天風呂に行かれて阿曽原を堪能しておられました。

ちなみに今日は「どおしても吉今日で美味しいもの食べて帰りたくて、今夜は魚津で泊まります」って元気に欅平に向かわれました。

やっぱ「ありがとう」は呪文?

2023-08-01

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身の丈を超える草藪と格闘中!(白馬岳~祖母谷温泉線下部)

昨日昼前「佐々木さんでしょうか?」ってお歳を召した女性の声で電話が掛かって来ました。

少し話ししたら、三年前のコロナ禍で小屋を建てずにキャンプ場管理だけした年に 「私には時間が無いの!」 ってことで、どおしても今年「下の廊下を」歩きたいと言ってテント持参で歩いて来られた当時70歳の方からでした。

「もう歳だし最後に、どおしても白馬岳~祖母谷温泉まで歩きたくて、登山道の草刈り情報を見させてもらって草刈りが終わったのを確認して入山しました」 

「実際歩いてみて、草刈りの大変なことが身に沁みました・・ありがとうございました」

って、電話の向こうで泣いてる??みたいな声で、いろいろ有ってどおしてもは最後になりそうと一生懸命お話しされるのでした。

大仏達が毎年頑張ってくれているおかげで、道も広く刈り拡げられて昔と比べたら随分歩き易くなりました。

こうして直接「ありがとう」を伝えてもらえると照れ臭いのですが、遣り甲斐を感じれる瞬間というか・・・「ありがとう」は、次の仕事頑張る為の呪文の様なモノなのです。

気分を悪くされても「勉強してから電話下さい」って言いますから!

2023-08-01

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白馬線の草刈りに向かう大仏達!(荷物の重さに加え、草刈り道具はバランスが悪くて)

連日、問い合わせや予約電話が入って来ているのですが・・・

8月に「下の廊下」を歩きたいのですが・・・?

って電話が毎日の様に入っています。 「小屋のホームぺージを観られたことありますか?」と尋ねると「ザッと見ました」って答えられる方が多くて・・・「よく見てもらえば8月に歩けない事分かるはずですが」って答える回数がポツポツあります。

山に入る時には、自分が向かうコースを調べるのが基本中の基本なのは言うまでもないことです。 

一般登山道とはいえ「黒部に怪我無し!」です。危険なエリアに入る「心構え」を持たないまま「こんなはずでは」と現場で嘆いても始まりませんから。

「分からないから小屋に電話してるのに」って言われるかもしれませんが、基本的なことは御自分で調べた上で小屋に電話してもらえるのなら答え様もあります。

夏場は小屋の利用者が少なく収入も無いので、スタッフを登山道整備に向かってもらい少人数で遣り繰りしている阿曽原小屋ですが、お客さんが少なくても済ませないことはそれなりに有る訳だし、秋に向けての電話が入る件数もそれなりに有るので、そんな電話が入ると正直ガッカリします。

そのためのホームぺージでの情報発信なのですが・・・小屋のホームぺージだけでなくYouTube・個人の山行紹介・雑誌等等情報はあふれているはずですので「ザッと見ました」でなく、シッカリ理解したうえで計画を立ててから小屋に電話して来てください!

私は、そんな電話が入った時に「もっと勉強してから電話して来てください!」って突き放すことがあります。

「自分の身を守り」「安全に黒部を楽しむ」ためには自分で調べるって大切なことだと考えます。(そのうえで、小屋に電話して来てくだされば、ちゃんとお答えするように努めていますから)

昨日「大町観光協会」から「下の廊下の状況について問い合わせが有るのですが・・」って電話が入りましたが、おそらく理解不足の方が観光協会に問い合わされたのだと思います。(そもそも観光?ではありませんから!)

「下の廊下」は、安易な気持ちで入ってはいけないところなのです!

※※唐松岳~祖母谷温泉線

今日から大仏達が、草刈り機とテント背負って草刈りに入ってくれました。

暇がある方は・・・。

2023-07-31

高志の国文学館「夏のスペシャルイベント」として

【山の日企画】写真家・星野秀樹トーク&サイン会

8月11日 15時20分から、高志の国文学館ライブラリーコーナーにて(入場無料・申込不要)

写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」発刊を記念して開催されるそうです。

写真絵本の朗読を、当館館長 室井滋さんがして下さるとか・・・。

シャイな印象の?「星野秀樹カメラマン」は、室井滋さんのパワフルトークにタジタジになるのではなかろうかと想像してしまうのですが、暇がある方は「高志の国文学館」に行ってやっていただけたら「内緒の阿曽原話し?」が聞けるかも・・・。

※参考

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