阿曽原温泉小屋

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イロイロ教えられます?

2025-06-06

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谷を埋める残雪量が非常に多いけど、鉄塔直下の雑木は元気です

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

阿曽原谷の残雪量が多く黒部川出合いにも残雪が有るのだから確実に降雪量は多かったのです。

確かに降雪量は多かったのですが、「鉄塔直下斜面」の雑木の葉が青々しています。   阿曽原の滝から「ホウ雪崩」が発生していれば、「鉄塔直下」の雑木は右側に薙ぎ倒され・新芽が引き千切られるので葉が生い茂らないのですが???

仙人ダム上流の雲切谷では「ホウ雪崩」が発生していた様ですが(規模は小さ目?)、阿曽原谷では発生しなかったのかも??(地形・積雪量で出方が違う?)

今冬は「重い雪」が多かった印象で、特に黒部は山深いけれど標高が低いので気温が高めでパウダースノーみたいな軽い雪は少なかったのでは???

山・谷・残雪・樹木等々、観察して~想像すると・・・教えてくれるものが沢山あると思うのですが???

※プロジェクトへの、たくさんの「ガンバレ」ありがとうございます

明日早朝に扇沢経由で阿曽原に小屋建てに向かいますので、10日までホームぺージ更新出来ないかと。

9人分の食材等の買い出しガンバって走りまわってきます・・・って、適当に買うだけで賄いに来てもらう「ゴマちゃん」に、毎回「肉バッカリ!こんなに、どうすんねん!」って滋賀弁で呆れられてしまうのですが・・・

 

毎朝ビックリ!! なのでビックリ返し?

2025-06-06

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東谷吊橋は左岸側が、バラバラ・ユルユル!

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

朝目が覚めてチェックしたら、またしてもビックリ!・・・多くの御支援が届いていて驚かされ、重ねて御礼申し上げます。 

先日、東谷吊橋 が ダメージ を受けているとお伝えしました。

エゲツナイ写真で、前回は刺激が強すぎるかと思い載せなかったのですが・・・ビックリ返しで?

推察するに、奥の鉄柱下流側にある涸れ沢上部で発生した雪崩のあおりを受けて吊り橋の踏板が破壊されてしまい~片側だけワイヤーに固定されたまま残り~踏板等が立ち上がる形に~張力のバランスを崩したワイヤーがユルユルに???

「こんなの、どうやって直すの?」って思われるかと思いますが・・・

業者さんが詳しく調査してからでないとハッキリ言えませんが、足場板の交換は当然ですが、メインワイヤーはシッカリしている様に見えましたが・・・ワイヤー・アンカー・支点が損傷していないか??(復旧時期未定)

一番の問題は、奥に見える茶色の鉄柱が雪崩の衝撃で傾いていなければ、なんとかなるのでは?(そもそも何もない所から作られたわけで)

この吊り橋は以前もう少しスリムだったのですが、冬季間にアンカーが壊されただったか?20年ほど前??に作り変えられているのです。

昭和20年代後半には小屋でビデオを見て頂いた方は御存知かと? 当時は現在より随分高い所に、現在とは比べ物にならない細さのワイヤーを両岸に張って~踏板などはなく~そこら辺の太めの枝をハシゴの様に固定して~所々折れている枝と張り込んだワイヤーを頼りに渡っているシーンがあります。(毎回「キャー」「ウワー」って歓声が上がっているから見た方は覚えておられるかと)

チョイチョイ書きますが、「黒部は生きてます!」「いま目の前に有るものが全てではない!」って事です。

人間が黒部峡谷に入り初めて百年余りになりますが、崩壊・浸食・洪水等々、災害の度に打ちのめされては立ち上がって来た先人の苦労の上に現在がある訳だし、そんな黒部だからビジターに感動を与えてくれる場所なのだと!

確かに驚かされ!呆れさせられ!歓声を上げて!笑わされて!来ましたが・・・こと有る度に、一々大きく凹んでなんていられないのです。

今年は雪が多いので、ダメかも???

2025-06-05

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先日、露天風呂直下の阿曽原谷出合対岸 通常この時期に残らない残雪が・・・

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

今朝からプロジェクトへの支援の多さと、ネットニュースの影響力の大きさに驚かされています!

ヤフーコメントにまでご意見いただいており、心配してくださっておられる方が沢山おられるのだと・・・

今日は朝から、見積書作成等々・・・苦手な苦手な事務仕事の合間に週末以降の調整やらで終わってしまいました。

土曜日早朝から、関電さんにお願いして阿曽原まで小屋建てに向かう予定です。

今シーズンは、大雪だったので「下ノ廊下」が残雪で埋まったままで通り抜けることが出来るのか? 東谷の吊り橋が復旧できるのか?復旧出来たとして、下の廊下の整備着手が遅れれば・・・

整備が終われば、昨年の様に「下ノ廊下」往復のみでも登山者のお世話も考えられるのですが、今のところ現場を見に行くことも出来ず判断がつきません。

ただ営業出来なくても小屋を立てずにいると、湿気満点の収納トンネルに材料を置いたままにしてしまうと、木製柱・壁板等が「カビ」「腐食」被害を被ってしまうので建てて乾燥させてやらねばなりません。

コロナ禍に、感染対策をどうすれば良いのか???だったので、「どうせ泊まってもらうことは出来ないし、費用も掛かるから・・」と建てずにおいたら、翌年小屋を建てる時に大変な目に遭いました。(懲りない阿曽原メンバー達なのですが・・・さすがに)

気温が高そうで藪蚊に集られそうですが、天気回りに恵まれそうなので無事に済ませて来れると良いのですが・・・

朝からビックリ!

2025-06-05

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殆どの落石は上流部(右側)に落ちたのですが、一部が鉄橋に若干のダメージを

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

朝起きてプロジェクトホームを確認して!・・御支援の爆増に驚かされております!

●一昨日開催された「東京富山県人会連合会」でのパンフ配布・広報活動? 

●google news・yahooニュースの 「ブラボーマウンテン」 掲載記事?

それぞれの広報のおかげなのか???

「やらなければならない事」 「今の自分が出来る事」 熟して来ただけなのですが・・・温かく想いのこもった応援メッセージが沢山寄せられていて、嬉しさ・ありがたさはモチロンですが同時に「期待の大きさ」にビビりながら?メッセージを何度も読み返して動けなくなりました。

本当にありがとうございました。

 

ダイブツ&トシ 初参戦!??

2025-06-04

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山の上の「お花畑」も黒部の一部なのです

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

【モンベル創業50周年記念】モンベルクラブ・フレンドフェア横浜2025

 :開催日時 7月5日(土)~6日(日)   :開催場所 パシフィコ横浜(展示ホールA・B)

フレンドエリア「フレンドタウン 黒部市」ブースに参加することになりました。

今回は阿曽原のダイブツ&祖母谷温泉のトシも参加してくれることになり、黒部の山小屋からは私と三名で参加する予定です。(名古屋の「夏山フェスタ」開催時に少しお伝えしていました)

モンベルさんには、今回の山小屋支援プロジェクトの返礼品制作で協力を頂いているし、阿曽原・祖母谷のオリジナルTシャッも作っていただいてお世話になってきました。

ダイブツ&トシは、これ系のイベントには小屋開け&草刈り時期で忙しい?恥ずかしがり屋?等の理由で参加して来なかったのですが・・・

阿曽原温泉小屋としては、辰野代表は小屋を引き継いだ当初に下の廊下を仲間と歩きに来られて初めてお会いしたのですが、その時の写真を翌年のカタログに使用してもらったり・・何年前だったか 「日本青年館」 で開催されたシンポジュウムで講演依頼を受けて喋らされたのですが、大トリを辰野さんが務められ終了後の立食懇親会で再会してお話しさせていただきました。(隣りにある国立競技場を初めて見て来ましたがデカかったです)

またモンベルの現在の副社長はダイブツの山岳部の大先輩になることですし、私も入山指導員勤務時等で顔を合わせればア~だ・コ~だ御話しさせてもらっております。

弱小黒部の山小屋の我々ですが、フレンドフェアに参加して会場を少しでも盛り上げることが出来れば?御世話になって来た恩返しにもなるのではとも考えますし・・・

私だって先が見えて来ているので、そろそろ・・・ 今年は暇なはずだから?彼等にも経験を積んでもらうのも良いのでは?諸々考えての対応です。

「ダイブツ&トシ」ファンの皆様方におかれましては、「生ダイブツ&生トシ」に街で直に会える貴重な機会になります!??  カメラを御用意の上ソーッと近付いて頂き~シャイで頬を赤く染めているだろう?彼等と一緒に写真を撮っていただければ御利益間違いなし???

黒部ブース一同、多くの皆様に御会い出来る事を今から楽しみにしております。(中華街も楽しみなのですが・・)

人間だって凄い!

2025-06-03

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泡立つ激流の「飛龍峡」

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。

昨日早朝から、国交省委託の雨量計設置作業員の送り出し~元自宅の空き地で草刈り機を振り回し~~~午後から「黒部地区国有林野保護管理協議会総会」~「宇奈月方面山岳遭難対策協議会総会」~「吉今日」さんで軽く・・・?

毎年決まった話するだけの「協議会総会」なんですが・・・支援プロジェクトに毎日届く応援メッセージを読んでいると、全国の皆様からの「黒部」への熱い想いが伝わって来て、総会出席者に「黒部は凄いところなんだ!ってことを全国の方々が感じてくださっているからこその支援・応援です」的なことをお話ししてきました。

私は、暇が有ると小屋でお客さんに

「黒部が凄いのは言わなくても解ると思うけど、大自然の猛威に翻弄されつつも挑み続けてきた人間も凄くない? 歩きながら人間の凄さ・ガンバリを感じて帰ってくだされば帰ってから頑張れるのでは?」

みたいなことをお話しすることがあります。

今回の災害復旧後、お客さんを迎えるために小屋経営を頑張るのは当たり前ですが、黒部を預かる者の役目として黒部の為に出来る事?

現場に当たる我々が頑張るだけでなく、行政・関係機関と連絡・連携しながら実情を知ってもらい保全と安全利用の為に何が出来るのか?協議会員に理解して頂き事業を進めてゆくのが「黒部の為」になるのかなぁ~???そのためにも「軽く」も大切!(ただの言い訳か?)

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