阿曽原温泉小屋

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お知らせ

2025-03-07

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バーチャルツアーのチラシ

バーチャルツアー!  絶景 黒部峡谷 下の廊下

(VR映像体験 第2弾!)

開催のお知らせです。   日時 2025/3月15日~7月13日  開館時間9:00~18:00

会場 うなづき友学館

    〒938-0861 黒部市宇奈月町下立682  ℡0765-65-1010

黒部市生涯学習課からの依頼で、先日バーチャル映像の確認をして来ました。

初めてVRゴーグルを装着したのですが、回転椅子に座って周りを見回すと・・・テレビ映像とは違った意味でなかなかの大迫力でした。

今年も下の廊下が歩けるか???な状態ですし、「そもそも自分の足で歩く自信が無いけど行ってみたい」って方にはうってつけ?14分間にまとめられていて、お気楽体験できるかと?

※もう一つ

3月23日14時より 黒部市芸術創造センター セレネ

  立川志の輔 独演会

が開催されます。

一時期「チケットが取れない!」志の輔師匠の独演会ですが、宇奈月に来てくれるそうです。

30年以上前になりますが阿曽原小屋を引き継いだ年に、富山のローカル局チューリップTVの志の輔師匠との対談番組に呼ばれてお話ししたことがありますが、その時「頭の回転がメチャ速い人!」って強烈な印象を受けた覚えがあります。

※更にもう一つ

2025年3月1日(土) 〜2025年3月30日(日)  富山県民会館美術館

  県民会館開館60周年記念事業 黒部峡谷の魅力 名画とともに~セレネ美術館収蔵品より~

が開催中です。

近々行ってこようかと・・・

本当に、ありがとうございました!

2025-03-05

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富山県への銀行振込額が突出していました!

お知らせが遅くなりました。

松本市で開催された「北アルプス山小屋協会総会」において、北アルプストレイルプログラム事務局から協力金収受実績の報告がありました。

驚いたのが富山県への銀行振込額の多さにビックリ!

他方面役員から「なぜ富山は振込額が多いのか?」と質問が出されるほどでした。

昨年は「試験的導入」で周知も徹底されておらず、加えて黒部峡谷は御存知の通り災害で阿曽原が辛うじて短期間限定的な運営されただけでした。

入山者が少いなかでの試験運用でしたが、阿曽原の協力金箱には多くの方から募金しながら声を掛けて頂き、実情が伝わっているのが嬉しくて、なんだか照れ臭いのですが素直に「ありがとう」言えている自分がいたりして・・・。

事務局からは、北アルプストレイルプログラムのホームぺージまで、どこのサイトからたどり着いたのか調べたら阿曽原温泉小屋のHPから相当多くの方が訪れてくれていたことが判明したので「その方々の多くが協力してくれたのではないか?」とのことでした。

有難いやら・嬉しいやら・身が引き締まるやら・・・

なのですが・・・ここで満足せずに「みんなの山の為に」

システムを整備して~人材を確保・育成して~安全に楽しめる山にしてゆく為に頑張ってゆかねば!

改めて胸に刻ませていただきました。

本当にありがとうございました!

熱くなろうぜぃ!

2025-03-04

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俳優さんが自分で演奏していて

富山に帰る午前に、ボブ・ディランの自伝映画「名もなき者」が前日に封切られていたので池袋まで行って観て来ました。(富山でも見れたのですが、池袋は音響が良いらしく)

前夜の飲み会は「次の日が早いから終電車までには・・」と話していたのですが・・・何というタイミング! メンバーの一人が3月1日生まれということが発覚してシンデレラにハッピーバースデー♪してたら終電車に乗り遅れてホテルに着いたら午前2時!

午前9時半からの上映中に居眠りしないか心配したのですが、売りの音響装置で?聞き覚えのある曲が次々と大音響で流されて無事?最後まで鑑賞できました。

今迄それほど聴いて来た訳ではないし私なんぞがボブ・ディランを語るなんて大それたことは出来ないのですが、四月のクラプトン公演に行けないし・・せっかくの機会なので「良い音聞いて来よう」って

「風に吹かれて♪」 が流れれば、ヤッパリ「コレコレ」ってなったし

「Like a Rolling Stone♪」 が流れて字幕で「転がる石みたいになって」って歌詞を読んでいるうちに・・・「成り行き任せ」の自分だけど「転がったままの石」にならない様に!なんてことを思いながら映画に入り込んでしまいました。

終わって余韻に浸りながら映画館の外に出ると「なんじゃこりゃ???」

黒山の人だかりは、広場でのアニメイベントで着ぐるみ来たキャラクターたちの行進中、行進と合わせて動きながらスマホのカメラ構える「群衆」の熱気に・・・引くほどビックリ! 

映画とのギャップに戸惑いながらも、「でも熱くなっているのはボブのファン達とある意味一緒?熱くなれるモノ持ってるだけ幸せなのでは ?」なんてことを思いながら帰って来た小屋主なのでした。

みんなの為に、ネットワークと連動させられたら???

2025-03-03

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重くても重くない?

先のページで、山仲間のネットワーク的なモノが出来てきたと話しました。

鉄塔管理業者さんに言わせれば、今時の若い従業員達は高所作業は嫌がらずに仕事してくれているけれど、塗料・工具等重量物の歩荷や巡視路整備等の山仕事を嫌がる傾向にあるそうで、どの業界も人材確保に苦労している御時世で嫌がる仕事をさせて辞めてゆかれては大変です。(近年の富山では、鉄塔管理会社のCMが目に見えて増えて来ています)

なので困難な作業が発生すると声が掛かるのですが、その都度集める側としてはそれなりに苦労している訳で・・・それならば、ある程度の仕事量を確保しておいてもらえれば、メンバー達は年間の予定を立てやすくなるし~メンバーに作業・ルールの継承的なモノも出来る・突発事案が発生した時も対応しやすい等々メリットも出て来るのです。

ただしそれだけの仕事量だけでは収入もそれほど期待できないので、このメンバー達に毎年「登山道整備」も担ってもらえれば、「鉄塔業者」「収入が少ない山屋さん(若いガイド・山小屋従業員)」「登山道管理者」みんなが助かる仕組みが出来ないものか???

なんてことを、先日のシンポジュウムで話して来ました。

実際に本年夏前に、岐阜県境の山奥で鉄塔の再塗装用の塗料の歩荷の依頼が来ていますが、うまく連動させることが出来れば良いのですが・・・

良いこと有るかも?

2025-03-02

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神田明神も外人さんがいっぱいでした 

続き

平成5年に阿曽原温泉小屋を引き継いでから「平成7年 洪水」「平成14年 落石被害」で丸々一年間営業出来ないことがありました。

今回は30年余りで三回目の災害ですが、2年続けての営業休止は初めてで収入的には痛手なのですが・・・。(災害が少し多過ぎな気もするのですが・・それが黒部!)

毎回危険な現場で働いて来ましたが、黒部の山は大きく険し過ぎるので私と大仏だけでは対応出来るはずもなく、危険な現場があれば山仲間の伝手を頼って「技術・体力・経験」を兼ね備えている、主に各方面の「民間山岳救助隊員」に集まってもらって一緒に汗かいて来ました。

危険な現場で「俺達にしか出来ない仕事!」(大袈裟?)ってことで働いて、毎晩酌み交わせば「信頼関係」が自ずと出来上がって行くわけで・・・

作業が終わって解散してもネットワークが維持され、時々依頼される「困った仕事?」「変な仕事?」が入って来ては連絡を取ると集まって来てくれて仕事を終わらせて来ました。

災害で山小屋の仕事を休止すれば、私的には一番大きな収入源が絶たれてしまうのですが、成り行きですが結果として営業休止する度にお金で買えない?仲間達というかネットワークが出来たと考えています。

更に言えば、俺達は良い仕事をやり遂げたことで黒部を深く知ることが出来たんだ!って思えれば旨い酒が飲めるのですが・・・

お金が有るに越したことはないけど、なんとか今まで食べて呑んで来れたし?今回の上京でも応援してくださる方々に御挨拶できたし、一緒に旨い酒飲んでくれる人達と楽しんで来ることも出来ました。(タイミングよく?神様の御配慮か?今年から年金受給者に)

前向きに考えて動いていれば、なにか良い事あるかも?なんてことを考えている小屋主なのですが・・・お気楽過ぎ?(って、いつまで頑張る積もり・・・)

そんなに不思議かなぁ??

2025-03-02

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ズ~ッと行きたかった「将門塚」

山関係者との懇談?飲み会??東京行から帰宅しました。

一杯飲みながら「災難に遭っているのに、なんでそんなに元気にしていられるの?」って質問されました。

そういえば先日行われた山小屋協会総会後の懇親会の席でも、同じようなことを誰かに聞かれた覚えがあります。

私的には普通にしているつもりなのですが・・・

災害で収入が途絶えてしまい、復旧の目途が二年経ってもまだハッキリとしない!

ってことになれば、不安に駆られてしまうのは当たり前だわなぁ~? 

私も不安が無い訳ではありませんが、私が思い悩んでも復旧が早くなるわけではなく、収入が無ければ他で働いて喰い繋げてゆけば良いだけって考えています。

続く・・

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