阿曽原温泉小屋

k

おかげ様で。

2022-06-07

写真

屋根を上げるのが重くて。

日曜日から阿曽原に入って、今日下山してきました。

天気が不安定な中で少ない晴れ間に頑張って、なんとか小屋の形だけは作って来ることが出来ました。

雨が降ればトタン葺きの屋根は滑るし、風が吹けば屋根板が帆になってバランスを崩すしで思う様に作業を進めることが出来ず・・・。

毎年通って来ているメンバーは手際よく!今年初めて参加してくれた若いメンバーはパワー全開で!それぞれ頑張ってくれた御蔭です。(賄いのゴマちゃんは、地味ですがペースに合わせて旨いモノを用意してくれました)

作業もさることながら・・・毎夜繰り広げられる宴はB電気さん手作りの「ホタルイカの昆布〆刺身」「ホタルイカの干物」と小屋の周りで採れた「根曲がり竹の炙り焼き」「ワラビのサラダ」で盛り上がって飲み始めたのですが・・・。

新人のY君が恒例の「日〇焼きそば」10袋を作る際に、粉末ソースに山椒・一味・辛口ラー油の三本の小瓶を全て空になるまで投入して作ったので・・・一口食べただけで口の中が大変なことになってしまい、洗い流すためにアルコールを更に口の中に流し込む羽目になり・・私は付き合いきれずに先に寝たのですが、追加で二回戦目の日〇焼きそばを作ってシンデレラを大きく回る時間まで宴は続いていたそうです。

良い一日?

2022-06-03

写真

大露天風呂は透明感が

連日、黒薙側線へ作業に行っています。

側線から見下ろすと、黒薙川沿いに黒薙温泉旅館 の大露天風呂が見えます。

豊富な湯量で宇奈月温泉まで温泉を導湯管で送っていますが、黒薙温泉では湧き立ての温泉に入ることが出来るのです。

左側に透明感抜群の大露天風呂が見えて、右側には冬場の雪崩で集められた残雪がこの時期になっても少し残っています。

毎年この露天風呂の側壁の浮石除去作業 に行っているのは紹介していますが、「いいところ!」ってお勧めできる温泉です。

昨日朝、宇奈月駅に行ったら「阿曽原の・・ですよね?」って満面の笑みで声を掛けられて??「昨年阿曽原に行きました.テレビ見ました~。」ってことでした。

お隣の糸魚川市から御家族で来ておられて、昨日はラッキーなことに「関西電力黒部ルート見学会」の参加抽選に当選したとのことでした。

って、引き続き声を掛けられて・・・あらまあ!大阪の知り合いがお仕事で来ておられてビックリでした。

お忙しい方なのに、バッタリ顔を合わせることが出来るとは・・・数年前に、ひょんなことで知り合いになったのですが、それ以来時々顔を合わせていますが偶然とはいえ「縁」みたいなものを勝手に感じてしまいました。

黒薙温泉へのお手伝い!糸魚川の御家族!大阪の知り合い!

どれもこれも「良い縁」ってことなんだろうなー!

昨日は、良い一日でした! 今日も良き日でありますように!

快挙です!

2022-06-02

写真

黒薙川は冷たそうです。

昨日から黒薙線での作業に駆り出されています。

トロッコ列車本線とは違い観光には関係のない場所なのですが、黒薙川沿いは岩が積み重なった急斜面が続き不安定なエリアになるので山腹調査後に落石防護柵を作りに行っています。(豪雪地帯なので、作りっ放しには出来ないのです)

今年の冬の大雪の関係で全てが遅れ気味で・・・小屋開け直前にこんな事やっていて大丈夫なんかい?って少々焦り気味なのです。

写真は現場から見下ろした黒薙川 ですが、水量が多くキレイでした。

※快挙!

一昨日、ローカルニュースから「世界最高齢女性スキーヤー ギネス記録認定」って流れて??

なんと!魚津市の山道具屋「チロル」 の岩雄ちゃんの御母様の克美さんの紹介でした。

岩雄ちゃんは、日本山岳ガイド協会副会長という要職にありながら気さくな性格で宇奈月の山岳救助隊にも入ってくれていて、ガイドして阿曽原にも来てくれているしお店でも毎年更新するザイルの調達にのお世話になって同年代で仲良くさせてもらって何かと頼りになる「漢!」なのです。

克美さんも、最近は流石に来られませんが阿曽原にも来ておられたし室堂に行けばナチュラリスト(自然解説員)として来ておられてチョイチョイ顔を合わせて可愛がっていただいております。

こんな身近でギネス認定がされるなんて・・何はともあれ「快挙」です。

生きています。

2022-05-31

写真

不帰谷の濁り!

何年も前からですが、「不帰谷」 からの流れが濁ったままです。

雨降りの後ならば納得も出来るのですが、晴天が続いても濃い濁りの水が流れて来ています。

この時期は、残雪の融雪水や湧き水が豊富なので水量はそれなりに有るのですが・・・上流部で山腹崩壊が進んでいる証拠では?(立山砂防工事 みたいに、山が無くなるまで崩壊が続く??)

国土地理院の地形図では、本流との出合いに「不帰の滝」と記載がありますが押し出されてきた土砂・岩などで埋まってしまい見ることは出来ません。

押し出された土砂で黒部川を堰き止めたり河床が高くなったりで「鐘釣駅」直下の黒部川が川幅いっぱいの緩い流れになってしまいました。

その影響も有ると思うのですが、鐘釣の万年雪も冬の間に水流で融かされ・壊されてしまい沢山残ることが無くなってきた様に見えます。

また下流の河床も随分高くなって来ていて、猫又駅付近の発電所・合宿所を水害などから守るための工事も行われています。

「黒部のパワー恐るべし」忘れてはなりません!

仕事の合間に?

2022-05-30

写真

ワラビの太さが分るだろうか?

小屋開けの準備~明日は欅平ビジターセンター運営協議会?会合~明後日からは黒薙線の作業~小屋建て~観光局理事会~黒薙線の作業の続き~ 夏山フェスタ2022 と予定が詰まってしまい・・・。

今のうちに、「夏山フェスタ」 用のパンフや資料などを準備しておかねばと飛び回る予定です。

昨日の事ですが、忙しいんだから止めときゃ良いのに・・あまりに立派なワラビが小屋の周りに出ていたので、少しだけ摘んで来たので昨夜のうちにアク抜きして水にさらしておいたものを「煮物」「浅漬け」にするために朝から仕込んでおきました。(ちなみに山小屋関係者は、森林管理署に山菜採取許可を頂いておりますから)

つまみ食いしてみたら、歯ごたえも有ったので美味しくつかると良いのですが・・・残りは、油揚げと煮物を作ってみようかと煮干し・干し椎茸で出汁を取っています。

昨年までは、ワラビを採ってきても面倒臭いので母親にそのまま渡して「ワラビの炊き込みご飯」等に調理してもらっていたのですが、最近は足腰が弱って来たので任せるのも気が引けるので・・・。

はたして上手に出来上がるやら???

上手にできたら、次はお刺身のように「ワラビの昆布締め」にチャレンジしてみようかと!

辛くないと!

2022-05-29

写真

なんだか増えてきたような??

ツヤツヤの立派な葉っぱを広げているのは「ワサビ」です。

この場所とは別の斜面には、小振りだけどビッシリと葉が広がっている場所も見つけました。

どちらも根っ子は大きくはないのですが、葉っぱを浅漬けにするには十分です。

昔、剣沢小屋にGWに手伝いに行くと手作りの「ワサビ葉の浅漬け」を良く頂きました。

芦峅寺では、気の強い奥さんが作ると辛い浅漬けが出来る!と言われているとか???

でも辛くないと美味しくないんだけれどな~っ・・・。

アーカイブ

最近の記事