阿曽原温泉小屋

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美味い!

2021-12-28

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「かぶら寿司」って知ってますか?(挟まれているのが「ブリ」の切り身!)

大雪ではないけれども、わざわざ買い物に行かずに冷蔵庫の中の整理しようと・・。

先日「生地」の干物屋さんで仕入れて来た「かぶら寿司」が美味そうなので食べてしまう事に!

かぶらの切り目にブリを挟んで麹で漬けこんだ「寿司」なのですが、富山ではスーパーマーケットでも売っているのですが・・・こいつはモノが違います!

学生の頃「吉今日」の亡くなった先々代のお父さんの手伝いで、大きな樽に漬け込む手伝いをしたことがあります。 若い頃は、そんなに美味しいものとは思っていなかったのですが、この歳になると旨さが分かって来た様な?

ついつい、芋焼酎のお湯割りが進んでしまった晩酌なのでした。

なる様にしか??

2021-12-27

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昨日、車の上に積もった雪はそれほどでも。

 12月とすれば「最強寒波」と言われて、交通機関の乱れも出ている北陸ですが・・幸いなことに今のところ黒部市付近はそれほどでもありません。

昨年の今頃は、高校生だった大仏の娘が大雪で電車が止まってしまい、両親ともに都合が付かなかったので迎えに行った帰りにスタックした車を助けるのに二人で雪まみれになった記憶が・・。(良い娘に育ってくれました)

今日いっぱいは気が抜けませんが、行政の除雪体制もシッカリしている印象です!

29日からの「馬場島」への差し入れで作ってくる 「豚肉の角煮」 に向けて、年末で混雑するだろうし・・万が一大雪で買い出しに出て行けないかも?と考えて豚肉5キロ足らずを仕入れて冷凍しておきました。 (馬場島は天然の冷蔵庫なので、大量に作っても大鍋ごと廊下に出しておくだけで日持ちするのですが・・5キロ程度の角煮だと、心配しなくても無くなってしまいます)

 来春2月下旬に予定していた「北アルプス山小屋協会総会」ですが、ここへ来ての「オミクロン株」の感染拡大傾向で・・総会を開催しても良いものか??

更には、お楽しみの懇親会を開こうにも・・宴会の御膳は1メートル間隔で配膳されるとの事で・・そんな「宴会」意味あるの??宴会抜きの総会だけの開催?わざわざ長野・岐阜から来てもらうのに・・・。

「北アルプストレイルプログラム」の他にも、山小屋協会で討議しなければならない問題が沢山あって例年通りの半日討議では時間が足りない気もするし・・総会を開かねば来年も我々「黒部」の組合が3年連続で幹事を担当しなければならないのではと思うと・・・なんとしても今回は総会を行いたいのですが・・・。

幹事組合としては、悩ましい決断を迫られておりますが・・なる様になれっ!と開き直るしかないかと。

番組情報!(追加しました)

2021-12-24

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24日の夕焼け(中央左寄りに宮野山仏舎利塔)

BSテレ東

先日からお伝えしている 12月29日午後9時からBSテレ東7chで放送される2時間番組

「黒部源流紀行」

のナレーションを「佐々木蔵之介」さんが担当されるそうです。 

なかなかの大物起用! テレビ東京も気合が入っているみたいですが、蔵之介さんは数年前に関西電力のCMに出演されていて黒部ダム・黒四発電所にも来ておられる方だし、私と名字が同じだし(こじつけ)なんだか縁を感じてしまうのです。

ちなみに私は29日から、毎年恒例の?剱岳の登山口 「馬場島」 へ慰問(呑みに?)入る予定なのでタイムリーで放送を見れないはず・・・録画しておきます。

日本映画専門チャンネル(Bs255)

●1月16日 8時45分~10時

●1月17日 17時20分~18時40分

ドキュメンタリー「沈黙の山」  五百旗頭幸男監督

が放送されることになったそうです。

「立山黒部の世界ブランド化」を進める富山県と、そのブランド化に疑問を呈する黒部峡谷の山小屋経営者。多くの危険が潜む厳冬期に、敢えて観光客を呼び込もうという構想は、なぜ突如として生まれたのか?県が進める「世界ブランド化」の陰を追いかけたドキュメンタリー。ギャラクシー賞テレビ部門選奨、日本民間放送連盟賞テレビ教養部門優秀賞受賞!

契約者しか見れないのですが参考までに。

チューリップテレビ(富山ローカル)

●12月31日(金)17時~18時24分

「薄明の頂〜コロナと山小屋とギターと〜」

コロナに翻弄される立山の山小屋。いま存続の危機に瀕している。感染対策を施し大日小屋が2シーズンぶりの営業再開を果たすも…コロナ禍の山小屋では一体何が…

コロナによってこれまでの山小屋での常識は通用しなくなったのだ。 コロナが収束することなく迎えた2021年。繁忙期でもいままでのような詰め込みはできないため、宿泊部屋も改装し、完全予約制にするなどして営業を再開させたが、県内でも急速に感染が再拡大。全国的に緊急事態宣言やまん延防止措置の対象地域が広がる中、小さな稜線の山小屋で何が起きていたのか…。 コロナに翻弄された立山の山小屋の2年間を追いかけた。

(山小屋仲間の大日小屋さんが取り上げられています。県外の方はゴメンナサイ!)

誤解を招かない様に!

2021-12-24

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先程から、僧ヶ岳に怪しい雲が!(明日から最強寒波が・・)

ア~夢よ良き友よ 時の流れを恨むじゃないぞ♪ 男らしいは 優しいことだと言ってくれ~♪♪

古き時代と人が言う 今も昔と俺は言う♪ ア~ァ友と良き酒を 時を憂いて飲み明かしたい♪♪

「我が良き友よ♪」 作詞・作曲:吉田拓郎

の歌詞の一部です。

前のページで、「ジェンダー」&「日本男児」云々と触れましたが、誤解を招かぬ様に一言?

言い訳をするみたいなことを「良しとしない」人が多いという事を言ったつもりで更に言えば、女性に「力仕事」「山のレスキュー」など出来ないだろう!等と言っている訳ではありませんので。

女性に、そんなことをさせてはいけない!って考えているだけですので誤解されませぬ様に!

男女それぞれが、向いたこと・出来ることをこなしてゆけば良いと考えているだけですから。

(こんなこと書くと・・ヤッパリ火に油???)

良い方向に向かうために!

2021-12-24

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丸太橋を番線で締め上げて。(私も、こんな事できなかったのですが・・必要に応じて覚えてしまいました)

先日の山小屋協会の代表者会議で「皆さん日本男児だから、自分の苦労を外に言ってこられなかったんですよね」みたいなことを議長の私が発言したら、会議後に女性出席者から「ジェンダーが叫ばれている今時、日本男児なんてことを言ったら✖✖✖✖✖」と指摘されタジタジさせられたのでした。(山の中で力仕事やレスキューしていると「男女それぞれ」出来る事すれば、っておもってしまう私は時代遅れなんかな??・・火に油ーっ!)

それはさておき、確かに今まで分かってもらうための努力が足りなかった部分もあったのではないかと・・。

そして利用者の方々も、登山道の管理が大変さも理解した上で「将来はどうなるのだろう?」と心配しているものの、仕組みやシステムが分からず?どうしていいのか分からないので「寄付の申し出」に繋がったのではないでしょうか?

今シーズン試験導入された「北アルプストレイルプログラム」は、現在のシステム・取り組みの中でみんなの自然公園の一部管理を任されている我々山岳関係者と、そこへ楽しみに訪れる利用者とが理解しあって保全しながら楽しんでゆく為には素晴らしい取り組みだと思います。

(運用してみて改善点が出て来るのは当たり前ですが、そんな中でもまずは動き始めないと!って行動してくれた環境省と槍・穂高方面の関係者の方々には敬意を表さねばと考えます)

こんな事を書くのは、実は面倒くさいし・・自分を縛ることになるので腰も引けるのですが・・。

歳を取ってしまい山で流せる汗も少なくなった自分が、みんなの山を末永く楽しめる為に「今の自分に出来る事」と考え、作文することによって少しでも相互理解に繋がって良い方向に進んでくれればと書いております。

お互い様なのです。

2021-12-23

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クレソン?仙人谷の水辺に自生しているのですが・・違っていたらゴメンなさい。

先ページでは極端な出来事と突発的な災害時の事などを書きましたが、お陰様で応援して頂いている利用者の方々の方が断然多いのが事実です。

今年も宿泊受付していると、料金より1,000円多かったので「1,000円札1枚多いですよ」って返そうとすると「道直しに寄付させてください」って申し出られました。 今年の槍・穂高方面での取り組み等で現状を知られたらしいのですが「すごく有難いのですが、ここで今頂いても上手に生かすことが出来ないから」と丁重にお断りさせてもらいましたが本当にありがたく感じました。

私は営業期間中、毎朝なるべくお客さんを玄関で見送るようにしています。

体調の悪い方がおられないか?靴底剥がれてないか?靴紐がちゃんと結ばれているか?スパッツ逆につけていないか?ザックのバランスが悪くないか?等々を見る為なのですが・・・。

本当は・・お客さんが出発前に言って下さる「ありがとう」を聞きたくて出て行っているのかも??(ブッキラボウだし、朝カレー食べ食べ出たりすることも)

オンボロ小屋だし豪華な食事も出せないのに安くはない料金を支払っていただき、加えて「ありがとう」を言ってもらえるなんて・・・。

我々の仕事を、理解してくださって応援していただいているからだと!カッコ良く言えば「やりがい」を実感できる瞬間です。

毎日のお客さんからの「ありがとう」が温かい激励(魔法の呪文?栄養剤?)となって、「こちらこそありがとうございます。次も頑張らねば!」につながっています。

本当は、世の中には「世のため人のため」我々よりもっと大変な仕事をしている人が沢山いるはずなのに、毎朝ダイレクトに「ありがとう」を頂けて、我々は幸せ者だよな~なんて思ってしまうのです。

まとまらなくなってきた~っ・・今日はここまでっ。

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