阿曽原温泉小屋

k

無事終了?(何時まで若いつもりでいるのやら・・)

2025-11-09

写真

二度寝を貪る幸福感に浸りましたが・・・さすがに陽射しが眩しくて!

小屋本体の解体は先日終了していたのですが、依頼を受けていた送電線鉄塔サポート作業の行程が遅れ~作業員宿舎が満室で阿曽原メンバーが泊るスペースが無く~仕方なく阿曽原の従業員部屋を利用することになっていました。

私とダイブツと 矢口隊長 の気の知れた三人なので?適当なもの作って毎夜残酒整理することに・・・

鉄塔サポートが終了して、翌日からは従業員部屋の最終片付けだけとなった晩に17時半頃から飲み始めて~ツイツイ時の経つのも忘れて語り合い・・・気が付けば午前4時半!

そういえば一週間前の小屋解体の晩も、ダイブツと矢口隊長の二人は午後四時半から午前二時半まで呑んでいて呆れていたのですが、この日は私も久しぶりに乗せられて???

それでも「ノ・ミカタ」が効いていたのか? 飲んだ量にしてみれば二日酔いは・・・それほどでもなかったのですが、眠くて眩しくて・・年齢相応の飲み方をせねばと今更ながら反省しながらシーズンを終えた小屋主なのでした。

最後の御奉公?

2025-11-05

写真

風呂仕舞いしました

昨日は、県防災危機管理センターにて

「北アルプス富山県側登山道維持推進協議会」計画・検討部会

に参加してきました。

今まで同じ様な話し合いが様々な形で行われてきましたが、ビジョン・基本方針・ゾーニングなんかをどのような形で行なってゆくか?的な話しでしたが・・・

富士山での入山料?徴収のシステムが出来上がって来たし、議論を進めて良い方向に向かえば良いかと。

私は現場の事しかわからないので、現場の実情を伝えてゆければと考えております。

今日から、阿曽原に入りダイブツ達のサポートです。

行って来まーす。

一晩で!

2025-11-04

写真

今朝の阿曽原(前日の写真と比べて見てください)

一晩で、阿曽原は黒部川床の高さまで白くなったようです。

例年通り、この時期に小屋締めだったら・・・屋根雪落とし・ストーブ炊いて屋根を乾かして・何するにもメチャ寒いだろうし・・・考えると大変だったことでしょう。

ダイブツ達は、仕事になるのか???

取り合えず向かってみるとのことでしたが、急斜面の枯れ葉の上に雪が積もって足元悪いだろうし、なにより寒くて確保用のロープワークも指先冷たくて操作も気合入れねばならないだろうし・・・

御安全に!

ギリギリ・・・

2025-11-03

写真

阿曽原谷上部には新雪が

今日入山したダイブツより、阿曽原の写真が届きました。

新雪が水平歩道の高度の直ぐ上まで来てしまい、午前中は強い雨風だったので今日の作業は中止となったそうです。

下界も朝方は荒れ気味の雷雨でしたが、現在は冷たい小雨が降って入るものの大人しい降り方です。

新雪が鉄塔の高さまで降りてしまうと、急斜面なので足元が雪で隠れてしまえば伐採どころではなくなるのでギリギリセーフ??

冷え込んだおかげで紅葉が一気に進んだようですが、明日以降は日差しが戻るので紅葉真っ盛りの中での作業になるのでは?

こちらこそ、ありがとうございます。

2025-11-03

写真

先日の飛龍峡

クラウドファンディングの返礼品が送付された直後から、温かいお便り等が届いております。

こちらこそ、御一人御一人に直接感謝を伝えねばならないところを・・・本当にありがたいことで、「黒部で頑張る事!」を御返しにしてゆかねばと改めて感じている小屋主なのでした。

阿曽原に先週行って来た時には、暖かかったせいか?紅葉も遅れ気味でしたが・・・昨日から寒気が入って来て荒れ気味の天気になってしまいました。(天気予報サイトでは、標高1300m付近まで積雪ってことです)

悪天ですが、ダイブツ達は今日から送電線鉄塔の線下伐採サポートで阿曽原に入り作業予定なのですが・・・私は、明日富山市内で開催される登山道関係の会合に出席してから明後日酒のつまみを持参して?阿曽原に入り小屋閉めに入る予定です。

寒そうなので、冷やしたウイスキーよりも燗酒になりそうなので・・・ツマミは何が良いか???心を砕いております>

「黒部」に翻弄されっ放し・・!

2025-10-30

写真

丸太橋直上の滝壺! 元々は広く深く底が見えなかったのですが土砂で埋まって・・

昨日は、雲切新道の仙人谷の流失した 丸太橋の現場 まで環境省職員&ダイブツと調査に行って来ました。

元々上流域で崩壊が進んで、土砂が押し流されて来て川床が荒れ始めていたのですが、腐食・消耗して来ていた丸太を補充して、変わってしまった川床ですがルート変更で来シーズン以降も橋を架ける目途が立っていたのですが・・・

9月14日の大雨で~更に崩壊が進み~鉄砲水が発生~丸太橋が流失~両岸が抉られ~巨岩が堆積・・・今年ヘリコプターで搬入した丸太材は予備を残して流失してしまいました。

上流部の川床には、斜面崩壊で堆積した巨岩・土砂・岩屑で谷が埋まっているのが見て取れており今後も大雨が降れば鉄砲水となって流下して来ることも予想されるので・・・ある程度の橋の高さが確保されていないと橋が流出してしまうのではないかと?

幸いなことに?トロッコ列車の運行再開は、上手く行って来年10月初旬となっているので、登山者が歩くとしても梅雨前線・秋雨前線の大雨が予想される次期を過ぎてからになりそうなので同様の丸太橋は架けることが出来るかと考えるのですが・・・

「橋の高さの確保という根本的な問題」をどうするか・・・吊り橋は作れないか?対岸に構造物が作れないか?・・・黒部に翻弄されております!

アーカイブ

最近の記事