阿曽原温泉小屋

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振り回されてる??

2023-04-10

写真

雪が消えた斜面に次々と咲いてました。

今週後半から「義理」で山のサポートに入り、週末はアルペンルート開業に伴い立山駅にて入山指導員して、週明けかに総会・会議して、引き続きトロッコ列車の開業準備作業に入る予定でしたが・・・。

残雪が少ないのと天気回りが良いので順調に作業が進んでいるらしく、作業を前倒しできないか???って言われても~・・予定が詰まっているし調整しなければならないかも、頭が痛い話です。

合間に組合の総会開催の調整やら・・少し前までは楽しく呑み歩いていたのになぁ~。月末から室堂に上がれば、嫌でも毎晩宴が催されるはずだから少し肝臓を休ませることにしようかと。

黒薙温泉終了

2023-04-07

写真

本流に架かる吊り橋(薄緑色のパイプが引湯管で奥にトンネルが)

写真は、黒薙温泉からの自転車に乗って宇奈月に向かっています。(一般の方は利用できませんから!)

宇奈月温泉は本年で開湯百週年を迎えるのですが、黒薙温泉で湧いている豊富な源泉を引湯管パイプで送っているのです。

黒部川左岸(トロッコ列車の対岸)に、トンネルと吊り橋に引湯管パイプを敷設しているのですが、トロッコ列車が開業前なので引湯管トンネル内を自転車で通って仕事に向かいます。

途中の沢と 黒薙川出合い黒部川本流 は吊り橋となっていているのですが、引湯管パイプが敷設してあるので狭くなっているし川床まで20m余り?高さもあるので慣れないと怖いのです。

一昨日は、道中に「ニホンカモシカ」「ニホンザル」 トンネル内には「コウモリ」「ハクビシン」 黒薙温泉旅館上空には「イヌワシ」 イロイロ出て来ました。

次の我々が行うトロッコの作業は19日からなのですが、他にあれやこれやで、なんか今年はいつにも増して忙しい・・・けど頑張りまーす。

富山って良いところなのです

2023-04-06

写真

紅ズワイガニ(ブランドタグ付き大)

連日黒薙温泉まで通っての作業でしたが、本当は今日まで作業は続くのですが私は昨晩に遠方からの来客で呑みに出れば・・・なので今日の作業はダイブツにお願いして勘弁してもらってガンガン呑んで来ました。

「吉今日」さんにお願いして、富山の味をお願いしておいたら

写真の「紅ズワイガニ」の他に「白エビのから揚げ」「ホタルイカの酢味噌」「ホタルイカ他お刺身盛り合わせ」(個人的にはサヨリが美味かった)「ゲンゲの天ぷら」「魚津産モズク」(これが太くて味が濃くて)「コゴミゼンマイ和え物」等々、今の富山を楽しむことが出来て遠来の客も喜んでくれて、更には「こんなにお手頃価格で食べれるの?」って驚いていました。

帰ろうとしたら、山岳部の先輩になる先代主人の手作り「笹寿司」をサービスしてもらって、腹いっぱいになってから馴染みのBAR「GAKU]へ流れていったのでした。

今更ながら「富山って美味いモノがいっぱいあって良いところだわ」なんてことを・・・。

幸せってのは?

2023-04-05

写真

写真に4人いるのが解かるでしょうか?

昨日は8名で横一列に並んで、露天風呂脇斜面の点検してきました。

垂壁やオーバーハングしている部分もあって、間隔を開け過ぎると丁寧な観察点検が出来ませんし誰にでも手伝ってもらう訳にもゆかないので、信頼できるメンバーで点検回数を増やすしかありません。

昨日は気温も上がり乾燥していたので、どこを触っても土埃が舞い上がり鼻の穴が・・・。

秘境露天風呂を楽しんでもらう為に「俺達に出来る事!」

って、今夜「吉今日」に行って「白エビ」「ゲンゲ」「ホタルイカ」で呑んでくる予定です。

汗かいていい仕事して、美味しくお酒飲めてるって!こういうのを幸せって言うのだとおもうのですが???

連日!

2023-04-04

写真

朝どれ「白エビ」の色艶!

昨日までは少人数で黒薙温泉の倒木処理作業でしたが、今日からは長野・富山からの応援を得て山腹斜面の点検に行って来ます。

雪のズリ下りで斜面が荒れたり、倒木がでると根っ子で押さえられていた斜面が掘り返される形になって不安定な斜面になってしまいます。

事前の点検と危険要素の除去には大切なことですが、急斜面をザイルで下降しながら丁寧に目視して直に石を押したり引いたりしながらの作業は人手がかかります。

※白エビ解禁

写真はスパーに並んでいた「白エビ」ですが、解禁初日に手ごろな値段で並んでたところを見ると豊漁???

白エビ食べに、富山へ来てください。

黒部を楽しんでもらうために

2023-04-02

写真

奥の黒っぽいのが根元で、手前が引っ掛かってた部分。(こんなの押し出すって・・・)

下山すると、先のページの朽木が露天風呂下流広場に落ちて来ていました。

事前の作業しても絶対安全!とは言いません。

例えば強風が吹いて樹木が揺らされたり、大雨が降って斜面が洗い流されたりすれば斜面から落石が発生するかもしれませんが、そのような気象条件の時には外を歩く人もほとんどいないだろうし、サルやニホンカモシカが上部斜面を移動して小石を落とすこともあるかもしれませんが、致命傷になるような大きなものは発生させることは考え辛いと思われます。

訪れる方々に峡谷美と天然温泉を楽しんでいただくために「出来る事はやって迎えよう」ってことで、シーズン前の春先に点検して危険を除去しておくことが大切だと考えて、黒薙温泉・欅平(人食い岩)等での作業を行っております。

ここで、先の松本市で開催されたシンポジュウム「北アルプス山岳利用サミット~令和時代の山岳利用について考える~」が重要になって来るのだと考える次第です。

「山」は間違いなく人間を感動させるものを持っている!ってのは議論の余地は無いのですが、接し方・利用の仕方を間違えると自身の命にかかわってくるわけだし、それぞれが好き勝手な利用・接し方をしてしまい環境破壊に繋がってしまうようでは後世の人間に申し訳が立ちません。

我々も作業をすることによって「山」を楽しんでもらうために遣り甲斐を感じながら汗を流しておりますが、利用する方々にも「山に入るということ」を今一度考えていただいてから入っていただけたらと考えてしまう次第であります。

話しが大き過ぎて「何すれば??」ってことにもなるのですが、それぞれが少しずつ考えてもらえる体制作り・情報提供してゆくのが「山」に携わる者の使命?になっゆくのかな~・・なんてことを考えてみたりして。

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