阿曽原温泉小屋

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あんまりお勧め出来ませんが・・・。

2022-08-22

写真

折尾谷のトンネルの上を

昨日欅平から来たお客さんは、トンネルに入らずに手前でトンネルの上に出て沢を飛び石で渡ってから対岸の岸に出て、阿曽原側のトンネル入り口横の岩壁に垂らしてあったロープを頼りに道まで降りたそうです。(奥に見える階段の先の岩壁)

垂らしてあったロープが、どの程度信頼できるのか?人間一人ぐらいならば大丈夫だったのかもしれませんが、ザックを担いでロープを使い昇り降りするには腕力も必要になって来るでしょうし、万が一スリップして登山道で止まればいいですが止まらなければ川底まで岩壁を転落することになります。

それほど高くはありませんが、先日このページで書きましたがザックをこの場所で川底まで落として回収できなくなった女性がおられて、翌日私が降りて回収したことが有ります。

今日の私は、仙人谷の丸太橋の架け替えに行かねばならないので、下山する登山者に水抜きを御願いしたので多分水は抜けていると思うのですが・・・。今日欅平からやって来る、「お馴染みさん」の情報を待って水が抜けていない様ならば明日行って穴を突っついて来ようと考えております。

水抜き穴は!

2022-08-21

写真

折尾谷トンネルの阿曽原側入り口(右壁下に)

写真は阿曽原側の入り口ですが、階段を数段降りてから平らな通路を歩いて反対側は階段を上って出口に出ます。

水抜き穴は、阿曽原側入り口の階段を下り切った谷側下(右側)の壁に作ってあります。

元々暗いし水が溜まっていると見えないのですが、外に出て阿曽原側の道からコンクリート壁の下部を観察すると穴が空いているのが分かるはずです。

先のページで書きましたが、長い棒が置いてあるはずですので当たりを付けて突っついてみてください。

ただし欅平側には水抜き穴が有りませんので、洪水後に通られる時には雪解け水で冷たい半身浴?を体験して頂くことになるかもしれません。

私も洗礼を受けているのですが?最高水位になってしまうと、私のヘソ上からミゾオチ下ほどになります。

ここを通るたびに、20年ほど前だったか?若い女性二人組が洪水後に来られた時に満水状態になっていたとのことで、小屋に着いてから「服が濡れるのが嫌でズボンを脱いで、ザックを頭の上に載せて通って来ました。まだ嫁入り前なのにズボンを脱いで歩くなんて・・・」って嘆いておられたのを思い出します。

アッチもコッチも・・・!

2022-08-21

写真

折尾谷の砂防堰堤みたいなトンネル通路

十年振りで御夫婦で来てくれて、今日欅平に下った「お馴染みさん」から電話が入り「折尾谷のトンネル内に水が股の高さまで溜まってました」との連絡が入りました。

写真のとおり、沢に砂防堰堤の様にコンクリートでトンネルが作られているのです。少々の増水では水の流れは写真の様にトンネルの上を流れてくれるのですが、洪水並みになると両側のトンネル入り口(特に左岸の欅平側)から濁流が流れ込むことが有ります。

水抜き穴は作られているのですが、濁流という事は木の枝・腐葉土・土砂も一緒なので水抜き穴が塞がれてしまいトンネル内に水が溜まる事があるのです。

アドバイスしてあげればよかったのですが、阿曽原側入り口の階段を下りた隅に水抜き穴が有って測量ポールか鉄筋棒みたいなものが置いてあるので穴を探って突いてもらうと水が抜けます。(外側から見ても水抜き穴の出口が見えるはずなので当たりが点くはず)

ヤッパリやられた!

2022-08-21

写真

橋に引っ掛かった流木は、激流で皮が剥がされて!

昨日夕方の強い雨で気になっていたのですが・・・ヤッパリ!

仙人谷下部 の三連丸太橋が流出していると連絡が入りました。

仙人池から降って来る遭難対策協議会のメンバーがフイックスロープを張り込んで来てくれたそうなので、今日下山して来る一般登山者は渡渉してもらうことになりますが、なんとか通過出来るでしょう。

明日、大仏と二人で架け直しに行く予定ですが・・・左岸の橋脚に使っていた大岩が無くなっている様な???

慌てず・騒がず・ひるまずに!

2022-08-21

写真

運動場です。

地元の年寄りから「サルが人前に出てきたら雨が降る」って聞いたことが有りますが、昨日8時頃にキャンプ場には群れがやって来ていました。

の言い伝えは・・今日はドンピシャ!大雨洪水警報が出される大荒れの天気で阿曽原谷も大暴れでしたが、あまりに雨が強くて滝の写真を撮ろうにも霞んで映りませんでした。(数日前の吹き出しよりも全然勢いよく流れてましたし、小屋に響く振動が半端なかったです)

そんな豪雨の中を地元の遭難対策協議会のメンバーと黒部警察署の山岳警備隊員が、仙人池まで登山道パトロールに向かってくれました。(事務局の市役所職員は、こんな大雨の中歩いたこと無いだろうな~)

仙人谷上部の雪渓の状態が先日からの大雨で変わってきているはずだし、豪雨の増水・融雪で状態が大きく変わっているはずです。

今日は復路で阿曽原に整備がてら点検して降りて来てくれるので、新しい情報も入る事でしょう。

登山者から「サルに遭ったらどうすれば?」みたいなことを良く聴かれますが、経験則から思うに「ひるまない!」ってことが一番大切なのではないかと。威嚇してきたサルに「ひるむ素振り」を見せると「こいつ弱い!」って思われてしまうとサルのペースに乗せられてしまう様な気がするのですが・・・。

10月30日も埋まりました。

2022-08-19

写真

赤くなって来ました。

先程、10月30日の予約も埋まってしまいました。

これで9月30日から10月30日までの一か月間は、小屋の宿泊予約はお受けすることは出来ません。

ちなみに「キャンセル待ち」も受け付けておりませんが、キャンセルが出た場合にはこのページでお知らせします。

※シュラフカバーの持参について!

今シーズンの阿曽原小屋については、シュラフカバー持参を御願いしているところです。

現在までは宿泊者数が最高でも一日で7名なので、毎日布団を干したり消毒したりの対応を取っておりますし、小屋がオンボロなので!それなりに換気は出来ているはずなので厳しく御願いはしておりませんが、宿泊者数が増えるであろう9月中旬以降からシーズン終了までは、今現在の対応は出来なくなるはずですので「シュラフカバー等」の持参・使用を御願い致します。

(申し出ていただければ、500円で不織布シーツを受付で販売いたします)

※秋の気配?

昨日までの悪天から、今日は抜けるような青空で「さわやか阿曽原」ってらしくないですけど・・本当に気持ちの良い日です。

小屋前に止まったトンボも知らぬ間に赤くなって来ているし、ススキの穂は開き出したし・・・秋の気配?そういえば今朝5時前の小屋内の気温は13℃で肌寒かったです。

前線が下がったおかげで涼しくなってくれたのは良かったのですが、雨が続いて草が元気に伸び始めてしまい露天風呂までの道がワシャワシャと草が足元にまとわりついてしまいます。

今シーズンは、これまで二回も草刈りしてやったのに、もう三回目?とは・・なにかにつけ「濃い」のが黒部なのです???

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