必要以上に怖がることは有りませんが・・。
2021-08-16
写真は、サル・イノシシ・クマ・シカなどの野生動物が近寄らない「忌避剤」「動物よけ」・・ブッチャケ「オオカミのオシッコ」を布に沁み込ませたものをパッケージしてあるらしいです。
犬がマーキングで縄張りを主張するのと同じで、吊るしておけば動物達は避けるとのことですが・・日本では絶滅したオオカミの臭いが動物に解るのか??
元々野生動物達が棲むエリアなので時々目撃情報もあるのですが、クマについては大概は向こうから逃げて行ってくれています。(木苺を食べに2,500mの稜線でも見られてます)
一昨年は子供を2頭連れた母クマが時々見られていたので、今年は親離れした経験の少ない若い熊がウロウロし始めるのではないかと。(母熊は冬眠前に栄養不足の年には、自分で流産するとのこと)
一般的に、臭いや音で人の気配が先にクマに伝われば被害に遭いにくいと言われています。(餌が不作の年の冬眠直前・出合頭の遭遇等は別として)
この「臭い」「音」が伝わりにくいのが、沢筋の水音・風向き・降雨が関係しているのではないかと!
実際に台風通過時に遭遇したり、発電所の冬季歩道に逃げ込んでいるのを目撃されたりしていますし、私は沢を挟んでニラメッコしたこともあります。
晴天時に、それなりの人が歩く登山道は特別に気にすることも無いと思いますが、大雨が降って・人が歩かないってことは、「クマ」に遭遇する確率も上がると私は考えています。(先日も書きましたが、人が歩かない時期・コースに入るという事は)
取り合えず、「ウルフのオシッコ」パックが小屋の周りにぶら下っていてもゴミではありませんので。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2021/08/n20210816a.html