奥山に入るという事は!
2021-08-13
天候不順が続いていますが、昨夜は富山県氷見市で時間雨量100ミリとの報道がありましたが、阿曽原がある黒部市の予報では12時頃に強く降る予報が出ていています。
13日午前8時現在、阿曽原谷の水量は増えておらず滝の吹き出しも見えていないところを見れば降り始めてからの雨量もそれほどではないのではないと想像できます。
ですが・・この天候不順は長引きそうだし、なにせ山奥なので黒部市内の天気予報以上の荒天になる事を覚悟しておかなければなりません。
この先の小屋の予約は殆どキャンセルになっているのですが、先ほど仙人池ヒュッテから「一人の登山者が向かおうか悩んでおられるのでアドバイスを」との電話がありましたが、「今日はたぶん登山者が歩いていないだろうし、仙人谷の雪渓から夏道に戻るポイントを見落とさないか? 仙人谷下部の丸太橋を通過する頃から強い雨の予報が出ており、冠水していたり最悪流されていたら引き返すにしても仙人温泉は営業していないし???」ってアドバイスしておきました。
単独登山を否定する気は毛頭ありませんが、一人で山歩きするのであれば「人のいない時期・人の少ないコース」に入る際には天候確認とコース研究を入念に行い、更にアクシデントへの備えをシッカリして行程に余裕を持って入山してください。(不安が有ったら動かない!)
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