阿曽原温泉小屋

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突入!(九州北部水害、お見舞い申し上げます)

2020-07-06

写真

新黒二発電所は、地下に隠されて作られています。

写真は、猫又駅を欅平に向けてすぐ対岸に見える横坑ですが、奥には地下式の 「新黒二発電所」 が山をくり抜いて作られています。(黒四発電所と同じで、景観保全と雪崩の被害を避けるためです)

H7.7水害時に、洪水で一帯の電気設備が壊滅したため遠隔監視のカメラへの給電が止まり監視が出来なくなってしまったのです。

洪水時には本流の水位がかなり上がり、地下式なので湧水量も相当量あったはずで発電は洪水時には止めていたものの、設備が被害を受けていないか早急に確認する必要がありました。

しかし、発電所内を確認する術がないので対策の取り様もなく・・・。

通常の黒二発電所からの通路は洪水被害で使い物にならず、地下の水路から潜水夫がアプローチして発電所の入り口の鉄の扉?ゲート?を焼き切って突入するか?(焼き切った途端に流されるのでは? あまりにも危険すぎると中止に)

等々、検討されたようです。

当時、関西電力の協力会社の宇奈月支所の副所長をしておられた、前;朝日岳方面遭難救助隊長のHさんから連絡が入って

「新黒二発電所の横坑まで山腹の藪斜面からアプローチして、発電所内に突入して中の様子を見て来てくれないか?」

「あんたらだけで突入しても発電所の設備の事は分からないだろうから、その時に関電の社員を一人連れて行ってもらって確認させたいのだけれど、無事に連れて行って帰って来れるか?」

との依頼が来たのでした。

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