本物???
2020-05-04
見た目が、ヌルヌルして鱗は無いし・・・「オタマジャクシ」のお化け?気持悪~って思われるかもしれませんが、富山じゃフツーにスパーに並んでいる魚 「ゲンゲ」 と言います。
深海に棲んでいてゼラチン質の柔らかい魚体で痛みが早く、昔は「下の下(げのげ)」と呼ばれ海岸に捨てられていたそうです。
近年美味しさが見直されて、天ぷら・唐揚げにして出してくれる店も増えて「幻魚(げんげ)」と呼ばれるように???(人間って都合イイですよね)
・捌いて「天ぷら」「唐揚げ」・ぶつ切りにして「オスマシ」・乾かして干物(ほとんど水分なので乾くと棒になります)
等にすると旨いのです。
以前、東京の知り合いを「吉今日」に連れて行ったら、どうしても「ゲンゲのオスマシ」食べたいってメニューに無いのに言い出して、無理やり作ってもらって酒のつまみにしたら・・・どうしてどうして案外と日本酒が進んじまって。
「汁物で酒を飲む様になったら本物!」って、先代の吉今日のお父さんが言ってたような?
ウイルス騒ぎが治まったら、富山に美味しい「ゲンゲ」食べに来られ!
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2020/05/n20200504b.html