阿曽原温泉小屋

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もしもし、サルはいますか? あったりまえです!

2018-08-29

写真

キャンプ場に現れた、サルの群れ!

ニホンザルは、欅平~阿曽原間には複数の群れが居ると何かの資料で見たことが有ります。

実際に、阿曽原に現れる群れは確実に2グループは確認できています。 数年前までは、片方の群れに白っぽい色のメスザルが居たので判別し易かったのですが、今は見分けがつきませんけど。

その群れは、人間が近くに来ても適当な距離を置くだけでしたが、別の群れは人間が近づくと威嚇して来ました。

写真は2日前の雨の晴れ間に出てきた群れです。出て来るしばらく前から「ギャーギャー」と、鳴き声が聞こえ出して気が付くとキャンプ場で草の種等を食べていたようです。

シーズン中何度か出てきますが、ずっとそこに居ても餌が有る訳では無いので山の中を巡回して餌をあさっています。 若い雄サルは、群れには入れてもらえないので一匹で現れます。

先にも書きましたが、出くわしたら少し間を置いて通り過ぎてゆくのを待ってやれば怖い思いをしなくて済むかと。

※対決!「気合だーっ!」

以前、知り合いが東谷の吊り橋を渡ろうとしたらサルの群れが対岸から、吊り橋の板の上や左右のメインワイヤーを伝って「ギャーギャー」と凄い勢いで向かって来て怖くて慌てて引返して遣り過したと小屋に来て言いました。

翌日、私が一人で吊り橋に行ったら同じように対岸からこちらに威圧しながら向かって来ました。 

最初が肝心!「人間舐めんなーっ」一声出して睨みつけて、背中に差していたピッケルを引き抜いて振り回したり吊り橋のワイヤーを叩いたりしながら「ドリャ―」と気合を入れながら速足で前に進んで行くと、奴らは慌てて回れ右して対岸の藪の中に消えてゆきました。(怯えて逃げる姿は可哀想で、自分が大人げない気に・・・)

少し違いますが、包丁を持って暴れて一晩自宅に立て籠もっていた男性を、夜明けと同時に前山岳警備隊長と突入して取り押さえたこと(保護)が有ります。 怯むことなく気迫を持って対するのは同じです。(柔道・逮捕術の試合で、組んだり構えたりしただけで、達人には敵わないとすぐ分かります。スキが無く、いわゆるオーラが!)

「気迫」「気合」は、ハッタリかます人間?にもサルにも通じるような気がします。(最初に怯むと効果無し!確信犯や薬物中毒等にも、効果無しですから状況を見て!なんのアドバイスやら? 危険な業務を、真面目に遂行している警察・消防・自衛隊らの方々をみんなで応援しましょうね!)

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