大雨被害は有りません!
2018-08-18
宇奈月温泉はかなりの降水量が有ったようですが、奥に向うにつれて少ない雨量の様でした。
○雲切新道の仙人谷下部の橋も問題ありませんでした。
○仙人温泉下の仙人谷の雪渓横断ポイントについては、架橋地点の雪が怪しくなって来たため、下流側に迂回してから残雪に作られた階段を使って河原に下りてから、飛び石で対岸に渡って下さい。
その先は、斜面にルートを切り開いて有るので仙人温泉源泉下の雲切新道に出られます。(仙人池ヒュッテのスタッフが頑張ってくれました。通行される方は、必ず仙人池ヒュッテで情報を仕入れて下さい!)
※夏が終わった?
今朝5時の気温は10℃まで下がって、さすがに長袖を引っ張り出しましたが明日からはまた気温が上がりそうです。繰り返しながら、普通の秋?が近づいてくれれば良いのですが・・・。
お盆が過ぎると登山者が少なくなり、毎年巡回して来る森林管理所のグリーンパトロールのバイト達が下山すると、朝晩が涼しくなって来て「夏が過ぎた~」って感じます。
ちなみに、今年のグリーンパトロールは元気な女子二人ペアでした。入山して28日間、後立山を縦走してから白馬~祖母谷~阿曽原~仙人池~剣御前~池の平~阿曽原を歩いて、毎日登山道のゴミ拾いや立ち入り禁止エリアのロープ張りをしてくれました。
今年は雨が少なくて、身体を休める事も出来ずに大変だったのではないかと・・・、御苦労様でした!
※「ツルギ」
平成7年7月豪雨が治まった際、小屋の厨房の窓の高さで目の前に先々代「ツルギ」が飛来して来て、外部スピーカーで「救助は必要ですか?」と呼びかけてきました。
あの時は、停電でテレビも無線も使えず電話も不通で、黒部川中流域が大災害に見舞われているなど全く知らずにいたので、「何を言っているんだか???」スタッフ一同、シーズン目前で開業準備に追われて忙しいのに!近くでホバーリングするものでダウンウォツシュが強くて「小屋の屋根が飛びそうで危ないから離れて」と手を振って申し出を断って。「ツルギ」が帰ってから胸騒ぎがして(遅っ)、大仏と取りあえず仙人ダムに情報収集に行ってビックリ!(ダムのゲートが全開になって、凄まじい水飛沫でした)
トロッコ列車の線路がズタズタで、停電・電話の復旧の目途も??とのことで、山に取り残された観光客・山小屋従業員等は警察と自衛隊のヘリコプターに救助されて下山したとのことでした。
ここで一言!
人の善意は素直に受けましょう!!
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