色濃く成りました!
2018-05-07
一昨日、室堂から帰って来ました。 室堂では積雪が有ってバスが運休、帰りが一日遅れました。
昨日は早速、欅平に山腹調査の仕事に。 ここ数日で、新緑が濃くなって来ました。
今冬は、大雪のニュースが何度も有ったので「山は大量の雪が・・・」と、皆さん考えておられるかもしれません。
しかし、積雪量は立山・黒部とも多くはありません! 特に、谷筋については雪崩が少なかったのか?雪渓の量が少ない様にも見えます。(まだ全体を見ている訳ではありませんが・・・)
・「奥大日岳」の雪庇が、稜線から巨大なまま未だに張り出している。
・「前剣」より剣沢に伸びる岩稜に巨大なブロック(家一軒ほど!)が、不安定な状態で平蔵谷側に張り付いている。落ちるまでは、マジ危険です!!!
・鐘釣より1キロ上流の百貫山からの谷の雪渓が異常に少ない。
等々の状態を見ると、普段の年なら厳冬期に発生する雪崩が少なく、降った雪がそのまま斜面・稜線に残ってしまったのでは???
夏山シーズンに、雪渓の残るコースを計画されている方は事前に確認をお勧めいたします。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/05/n20180507a.html