阿曽原温泉小屋

No.46804

2019-05-27

写真

「札幌へ行くことは 山崎さんのバーに 行くことでもあります」 吉村昭

「吉村昭」関連でもう一つ。

札幌ススキノの 「BARやまざき」 ってご存知でしょうか? 

2016年に亡くなられた、日本バーテンダー協会最高賞「ミスター・バーテンダー」を受賞された山崎達郎さんのことを。(1920年生まれ)

平成23年に東京でのイベントの縁から、札幌林友観光の勉強会に呼ばれて北見~旭川~札幌と講演しい行った事があります。札幌での夕食後「BARやまざき」に連れて行ってもらいました。

これ系のお店が好きで「BARやまざき」の名前は聞いたことが有ったのですが、まさか憧れのお店に入れるなんて。

林友観光の先代社長さんが、故マスターに「高熱隧道」の舞台の阿曽原温泉の主人だと紹介して下さいました。 それを聞いた故マスターは、特別煽てる訳でもなく無理して笑顔を作る訳でもなく、ごく自然に気さくに話し掛けて頂いて、作者の故「吉村昭」先生は札幌に来ると必ずこの店に顔を出しておられたと教えて下さいました。(説明の仕方・目配り・声のトーン、これがカッコいいんだわ!こおうゆうのがオーラなんだろうな~)

「その椅子が定位置だったんですよ、どうぞお坐りなさい」って言われても恐れ多くて「とんでもない」と辞退してしまう私なのでした。

マスターは「切り絵」の達人で、遠い所から来てくれた記念にと言ってハサミを器用に操って私の顔の切り絵を作ってくれたのが写真の右側です。(シルエットだけ見ると首が太い以外は、唇も薄く・まつ毛が長く・顎も一重でなかなかって・・ここは持ち上げて下さったみたいです)

手書きで、No.46804と書いてあるのが見えますが私の切り絵のファイルナンバーです。紙は二枚重ねで一枚は私にお土産として、もう一枚はお店の書棚ファイルに収めて頂いたのでした。いつの日か、No.46804を訪ねて行ってみたいものです。

私は、いわゆるミーハーと言われるような事が照れくさくて、小屋にも大勢のタレント・有名人と言われる方々が撮影等で訪れておられますが、故「筑紫哲也」さんとの写真以外は自分からお願いする事は有りません。(タレントさんからサインも写真ももらわないなんて・・失礼な小屋と思われているかもしれませんが)

この切り絵と頂いた本は私の宝物です。(左側はその時頂いたサイン・押印付きの本です)

媚びずに自分の信じる道をゆく!みたいなマスターに、特製カクテル(ススキノスペシャル的な?)作って頂いて素敵な札幌の夜を過ごしたNo.46804なのでした。

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