阿曽原温泉小屋

速報‼ 立山黒部アルペンルートのロープウェイ構想についてⅣ

2019-02-19

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晴天です!

昨日、来年度の富山県予算案を発表いたしました。

懸案事項であった、称名滝~大観台間のロープウェイ構想についても併せて説明があって!(以下リンク参照)

チューリップテレビ

北日本新聞(会員専用ページで全文閲覧できないかも)

北日本新聞一面

ということで、現在の立山駅~美女平駅間近辺整備に取りあえず収まりそうです。

交通機関の整備は結構なことですが、「山はみんなのものです」保全と利用という原点に返って、関係者一同で「立山・黒部」の利用計画を進めて行ってもらえたらと思います。

明日から、再ラッシュ!

2019-02-14

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シナトラボトルは流石に高いので、最近の晩酌はジャンボボトルで。(1.75Litreほぼ一升)

明日から、10日間で5回の飲み会が・・・。 宇奈月方面山岳救助隊の研修会で能登へ! 北アルプス山小屋協会が松本市! 別に富山市内が2回! 地元で仲間と1回!

ほとんどが毎年恒例のもので、松本市での会合では山岳関係者に「立山・黒部世界ブランド化」についての実情を説明して、「沈黙の山」の録画DVDを主だった関係者に配布ツアーして来れればと。(県外で応援してくれている方々にも見て頂きたいのですが・・・)

「また要らぬことを!」って思う人が出るかもしれませんが、富山県だけの問題ではない事を推進派の方々に理解してもらいたいです。

前にも書きましたが、私は「環境保護原理主義者」では有りません。実際、阿曽原小屋は電源開発に伴い切り開かれた場所だし、自宅も開発整備のおかげで黒部川の氾濫から安心安全な生活を送れているのですから。

自然環境を守りつつ、訪れる方々が大自然に浸って感動して安全に帰って頂けるためには! 何が出来るのかを、考え行動するのが国立公園内の山小屋を預かる者の務めかなって考えています。

カッコつけて書くと偉そうですが・・・、山でお客さんの「ありがとう」を聞いていれば誰でも普通に湧く想いではないかと! (お客さんからの「ありがとう」は、パワーの源って言うか魔法の呪文のごとく?突き動かされてしまうのです・・・って単細胞過ぎでしょうか?)

推進するには、安全確保・環境破壊の大きさと利便性の兼ね合い等、現場の意見をくみ上げて検証してからでないと後悔してしまいますってことを言っているのです。

※最近更新が多く成って来ているのは、先月の講演会で来場者の方から「最近、更新してないけど!」って言われて・・・。

反省しておりますが、上に書きました通り来週は家を空ける事も多くなりますので(下界は誘惑が多くて・・・?)更新が無くても御容赦を!

立山黒部アルペンルートのロープウェイ構想について!Ⅲ

2019-02-13

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昨年8月末の「黒部別山谷」去年は早々にスノーブリッジが崩壊しました。

昨日、環境省立山管理官事務所に「県自然保護協会」から、称名滝~大観望に計画されているロープウェイ構想についての要望書が提出されました。(以下リンク参照) 

チューリップテレビ

先日の富山県庁への提出に引き続いてになりますが、 推進派の方には、

「県内の方の多くは、推進を望んでおられるのでは?」

の様な発言も有りますが、何処で出た話なのか・・・アンケートでも取っているのでしょうか???

百歩譲って、もし実際に推進派の方が多いとしても。 それだけ、実態を知らない人が大勢おられるという事で、実情を知れば推進派の方が多くなるとは思えないのですが・・・。

世論誘導とまでは言いませんが、推進されるのであれば慎重派の意見を公平な目で調査・研究して議論を進めて行っていただきたいと思います。

こんなこと書くから煙たがられるんですが・・・陰で応援して下さる方も沢山いますから御心配無く!(応援ありがとうございます) 

立場上、声を出せない方々の意見もまとめて発信しています。 後悔したくないから、自分の出来る事をって思っています!

※「ジオ・ジャパン絶景列島を行く」放映告知!

2月24日(日)午前11時~11時59分まで 第3集 中部・九州 

NHK BSプレミアム において放映されるとの連絡が入りました。

数年前に、「下の廊下」が大雪で開通しなかった年に、NHK撮影クルーが阿曽原に長逗留して撮影したり、黒部の下流域で湧水群等を撮影していったものが映されるはずです!(前回放映は・・・スカ!でしたが、今回は期待してみようかと)

興味のある方は、見てやってくださいな!

☆池江選手の病気が良くなります様に!

立山黒部アルペンルートのロープウェイ構想について!Ⅱ

2019-02-12

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増水中のハンノキ滝!(称名滝は左の山陰に隠れています)

当ホームページの12月3日ページの

立山黒部アルペンルートのロープウェイ構想について!

「称名滝~大観台ルート」について、私見を書きました。

今回は、同時に提案されている「立山駅~美女平ルート」等について

現在の立山ケーブルの問題点については、前々ページの

そもそも・・・!

で書いてみましたが、こちらのルートは簡単に言えば概ね同じ場所を利用してロープウエイを整備する計画です。

現在の立山駅を、そのまま利用できるのか等の技術的な問題が有りそうですが、

○「美女平」駅前ロータリーをそのまま利用できる。(大観台を伐開・整地する事を考えれば、環境への負荷が少ない)

○称名滝周辺では整備することが出来ない駐車場が確保されている。(今のままでは少ないのですが・・・)

○富山地方鉄道終点の立山駅との連絡が良い。(地方鉄道については、「千垣駅先の常願寺川に掛かる鉄橋が老朽化している」との話もあり、将来的に架け替えるか?諦めて手前を終着駅にしては?との話が出たことが有るとか無いとか・・・?)

○冬期間でも始発駅へのアプローチが容易で、メンテナスが有利。(場所にもよりますが、称名滝までの雪崩地帯を行き来する危険が無い)

等の有利な面が有るかと思います。

ただ、日本一の落差を誇る「称名滝」をもっと多くの方に見てもらいたい!

と言う「立山黒部世界ブランド化」の推進会議の言われることも分かるのですが、

●大観台へのダメージが余りにも大きすぎる。

●メンテ・駐車場確保・峡谷内での運行が安全に出来るのか?(12月3日のページ参照)

●日本イヌワシ研究会・富山県自然保護協会からも新たに慎重意見が出された。

等を考え合わせれば「立山駅~美女平」間にロープウエイを設置するのがベストな選択と思えます。

ただし、沢山の観光客を送ればいいみたいなことではなく!

先のページで書いた「室堂のオーバーユースの分散化」対策もしっかりしてもらわないと、「イメージダウン」になるばかりでは、

「世界的なリゾート」って言われても・・・私には妄想としか聞こえないのですが!

案の定・・・昨夜は撃沈!

2019-02-09

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「又六」 飛騨から山小屋仲間が遊びに来ました。 飛騨の酒にしては甘くなくてナイス!

さすがは「三笑楽」!昨夜は、その口当たりの良さにペースが上がり・・・。

二日酔いのダメージは、世界遺産級の重みでした???

さて、前ページで「分散化」について検討してはと書きました。

アルペンルート利用者数は、富山側からと信州側からの合計人数を合算してのもので、昨年は 980,809人 前年比106% だったそうです。

ただ、増加したのは信州側からの入り込みが112%となっており、富山側からは99%とのことでした。(何れも、対前年比)

それぞれの入山口からの通り抜け客は何れも若干増加していますが、折り返し客は立山側は減少して、信州側からは増加しています。

特に、信州側から黒部ダムまでの折り返し客の伸びが一番大きかったのは、黒部ダム~扇沢間のトロリーバスが昨シーズン限りで電気バスに更新される事が決まっていた関係で、最後の年となる事が影響したようです。(ブラタモリかも???)

前のページで、ゴールデンウイークの混雑のことを書きました。ハイシーズンは、観光客だけではなく登山者も立山室堂から各方面に登山する計画でみえられます。

ハイシーズンは、室堂到着が遅れてしまい予定通りに出発が出来なくなってしまい、結局山小屋に到着するのが真っ暗になってから、ということがチョクチョクあって心配だし危険だと会合で話題になっていました。(阿曽原も同じです)

アルペンルートについては、現在の輸送能力でさえもハイシーズンは大きな問題を抱えていることも配慮して、総合的な計画を立てなければ「満足度」などは期待できないのでは?また、キャパを超えた受け入れは、現場が混乱するばかりなのは明らかです。(ハイブリッドバス・クリーンディーゼルバスといえども、繁忙期に集中して運行しても良いのかな・・・?オーバーヒートしているバスを見たこともあるけど)

「雪の大谷ウオーク」が終わった6月・夏休みが終わった9月上旬等、閑散期に魅力ある仕掛けを提案すれば、ハイシーズンの集中も少しは緩和されるのではないかと???

来訪者の分散化!真剣に考えてみなければならないのではないかと思います。

そもそも・・・!

2019-02-07

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「三笑楽」 世界遺産「五箇山」の、どぶろく! 友から貰ったのですが・・・今夜の飲み会は危険な予感が・・・。

新ロープウエイ構想についての意見は、当ページ12月3日分にザックリ書いておきました。

更に言わせてもらうと、現在の立山ケーブルは老朽化について問題があるのは間違いありません。

また黒部峡谷鉄道沿線の、山腹調査を行っている経験から見て、溶岩台地の縁に作られているケーブルカーは大丈夫なのだろうか?材木石が沿線にあるという事は、不安定な斜面であると常々思っています。

(実際、山側の斜面は鉄製のネットがズーッと張り込まれて落石を防いでいますが、ずっと上部の斜面まで対策してあるのだろうか?対策したとしてもメンテ等維持管理は大丈夫?)

なので、新たな輸送手段が早急に必要なのには異論はありません。

しかし、もう一つの「輸送能力」の増加のため!については???

今一度、アルペンルート全体をデザインしてみる事が必要ではないかと!(現場を知る人間を交えて!)

確かに、混雑時は立山駅で上山ケーブルカー・室堂駅から下山バス・美女平駅での乗り換え待ち等、それぞれ数時間待ちとなっているのは事実です。

せっかく高い運賃を出して来て頂いているお客さんにしてみれば、大変な「イメージダウン」となっているはずです。

私はゴールデンウイークに、室堂ターミナルで「入山指導員」として詰めています。

多分三年前、日本人観光客で混雑するゴールデンウイークなのに外国人観光客も大挙して押し寄せて来て・・・。

その日は、天候も荒れていて外に出る事も出来ず、勿論「雪の大谷ウォーク」は中止・・・。高原バスはフル運行ですが、混雑解消には「焼け石に水」マジでターミナル内で身動きが取れなくなって。

追い打ちをかけるように、昼前にはターミナル一階の水洗トイレが・・・使い方に馴れていない海外の方が詰まらせたとのことで、外は氷点下の冷え込みでバスが到着する度に寒気が流れ込んで来てトイレを求める人でターミナル内は大混乱。

午後からは美女平方面へのバス待ちの行列がドンドン伸びて、信じられないかもしれませんが夕方にはターミナル内から屋上までの階段に順番待ちが続いて・・・。(いつぞやのシルバーウイークは「みくりが池」方面の遊歩道に、もっと伸びたことが有るとのことです)

挙句に、午後四時半に室堂に到着したツアーの添乗員の説明を聞いて呆れました、「夜七時までバスが無いので、各自それまでには此処に帰って来てください」って、天気が悪くて何処にも行けず・・・バスに乗る頃には真っ暗で景色も見えず・・・。

と、大変な修羅場を見て来た経験が有ります。(推進委員会で、こんな現実が有るって話題に出た事あるのでしょうか?)

立山ケーブル区間の輸送能力を上げても「そもそも室堂に、そんなに人を一度に上げて良いの?」素朴な疑問が・・・。

天気が良ければ外で時間を潰す事も出来ますが、悪天候時の対応・日本の祝祭日・文化の違う観光客のオーバーユースによる諸問題・分散化する努力(上手く運用出来れば、総人員も自ずと)・現場の処理能力等々、ビジターの「満足度」をジックリ考えてみる事が重要なのではないかと考えます。

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