阿曽原温泉小屋

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「下の廊下」の開通予想については!

2023-05-24

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今日の白馬方面は、黄砂もスッキリ無くなって白さが際立ってました。

「下の廊下」の開通予想についての問い合わせが昨日入りました。

今年の残雪量だけから考えれば、早目に整備が終わりそうなのですが・・・このページで御伝えしている通り、積雪量が少なかった割に欅平では「雪しろ」を伴った雪崩が発生していて大岩が転がって斜面を壊している場所もありました。

「水平道は7月中旬」「下の廊下は9月上旬」を目途に、実際に現地調査してからでないとハッキリしたことは答えることは出来ません!

「登山計画」「小屋の予約」等で心配されておられるとは思いますが、随時このページで御伝えいたしますのでチョイチョイ覗いてみてください。

今シーズンは、お伝えしている通り宿泊予定日の40日前より宿泊予約を直接小屋の電話(0765-62-1148)で受付いたしますのでよろしくお願いいたします。

※寒いと思ったら・・。

小屋開け準備に阿曽原に行く予定でいたのですが、夜中の強い雨が尾を引いて朝方もバラバラ時折強く降っていて、晴れ予報なので悩みながらも宇奈月に向かったのですが・・奥山は黒い雲がモクモク湧いているし、明後日の黒部観光旅館組合総会資料の添削もせねばならないしで阿曽原行きを諦めました。

小屋建てまでナンダカンダト行事が詰まっているし、週明けは台風の影響が出てくるかもしれないしで動ける時に動きたいのですが・・。

諦めてしばらくしたら急に空が晴れ渡って来て、昨日まで黄砂でボンヤリしていたのがスッキリ鮮やかな空気に加え新雪を被った山々が眩しい景色を眺めることが出来ました。

80冊!

2023-05-22

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「LOVE&PEACE」立ち止まった時に・・・。

先日「夏山フェスタ」の会場で、阿曽原小屋の1シーズンを題材にした写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」を、カメラマン・編集者・出版社の面々が私のブースに来て先行販売(¥1,760‐)してくれるとお知らせしましたが、当日会場には80冊持参して来る予定とのこと連絡が入りました。

販売時間は、〇6月3日13時半から  〇6月4日10時から の予定です。

先にも書きましたが、どれだけの需要があるのか???全く予想が付きませんので、「せっかくだからカメラマンから直接買いたい!」って方は会場に来て頂き、苦労して来たカメラマン・編集者に「労いの言葉」等を掛けてやって頂けたら喜んでくれるのではないかと?

※無事終了!

昨日の宇奈月の講演会無事終わりましたが・・・知った顔・どこかで見た顔(マタ従兄妹親子まで)が多く参加してくれていました。

黒部の景色の凄さはネット見れば溢れているから、私は険しい黒部に挑んで来た人間の凄さ的なことを中心にお話ししてきました。

黒部はリゾート!って面もあるということで、少し派手でしたがアロハシャツ着て行きました。(どうでもイイことですけど)

黒部を訪れる方々に景色を見て感動して頂くだけでなく、自然解説員(ナチュラリスト)から「黒部」と黒部に挑んで来た「人間」のアレコレを教えてもらって、更に大きな感動と勇気を得てもらえればと思ったりなんかして。

※頑張るばかりでは・・・?

「平井大」のCDアルバム「LOVE&PEACE」を先日買ってみました。

頑張った後に、リラックスした時に聴けば「また前向ける?」的な歌詞が有ったりして、オジサン的には「らしくない?」って少し買うのを迷ったのですが・・・曲もスンナリ耳に入って来て買ってよかったです。(50曲も入っているので聴き込むのは、暇な夏場の阿曽原になりそうです)

怖くありませんから!(夏山フェスタ関連)

2023-05-20

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昨日の夕方の白馬方面(やたらと黒く見えます)

6月3日~4日名古屋で開催される 「第9回夏山フェスタ」 ですが、4日午後2時からの トークセッション に富山県警山岳警備隊 飛騨晶夫隊長と 山岳ライター 小林千穂さんが登壇予定です。

飛騨隊長は、彼が新人当時からの付き合いで若い頃は黒部警察署勤務だったのでシーズン中は阿曽原小屋で遭難に備えて常駐していたこともあります。

あの頃は私も大仏も若かったし、アクシデントやドタバタが付きものの阿曽原ですから?ここでは書けない?書き切れない様な濃い時間?を公私共々過ごして来ました。

富山でも新潟県境の朝日町出身の彼ですが、職責の重さで人前では真面目に振舞おうとしている?元々が恥ずかしがり屋だからなのか?硬い喋りになってしまうのではないかと心配しているのですが・・・。

彼は以前「山梨県警」に山岳遭難救助指導のために派遣されていた時期が有ったのですが、その時の武勇伝は隣の埼玉県警まで鳴り響いていたそうです。

んなことより私的には、お勧めなのは喋りよりも柔道に打ち込んで来た証拠の立派な「餃子耳」を見てやってもらえれば「真面目で良い奴」だと分かるはずです。(御願いすれば「餃子耳」をつまませてくれるかも?) 

小林千穂さんとは以前NHKの番組制作の際に、一緒に祖母谷温泉から阿曽原まで歩いたことがあるのですが「素直で笑顔が良い」って印象でした。

昨年末に「馬場島」 に角煮をつくりに行った際にも取材で来ていて晩酌に付き合ってくれたし、ゴールデンウイークにも立山室堂で顔を合わせて仲良くお話ししてきました。

(私の事を「怖い人」って遠巻きにする人もいるのですが、小さな子供と犬はチャンと寄って来てくれるのは「純真な気持ちの持ち主には真実が判る」ということだと私は信じております・・ってどうでもイイことなんですが)

時間の都合のつく方は、トークセッションへ餃子耳を観に行ってやっていただけたら。(4日午前9時より8階会場にて整理券配布 先着300名)

チョッとづつでも進まねば!

2023-05-20

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北日本新聞で、大きく取り上げてくれました。

富山県のローカル新聞「北日本新聞」で、登山道の維持管理について大きく取り上げてくれました。(詳しいウエブ記事は会員しか閲覧できません)

チョイチョイここで書いていますが、大きな問題なので何処から手を付けて良いのか・・・みたいなところもあるのですが、「現状」と「他山域での取り組み」等々問題意識を持って解りやすくまとめてくれていて、どういったシステムにするかは議論を進めてゆかねばなりませんが、一般の皆さんにも問題を知ってもらい理解を得るためには有難い記事でした。

人を感動させてくれる「山」を、この先ずーっと守りながら楽しませてもらうには?

出来る事をチョットづつでも進めてゆかねば!

ということで・・・今日は講師依頼を受けている明日行われる地元の自然解説員(ナチュラリスト)への説明用の写真選びと解説を考えねばなりません。

ナマクラ者の私にしては、珍しく早めに作っておいたのですが・・・毎年の様に自然解説員の方々の前で話しをさせられているので、気を利かせて毎度のメンバーが来るだろうからと最近の山の変化みたいなものを用意していたのですが、なんと!新人研修会的な集まりと知って急遽差し替えしてやろうかと。

これも「山を守って楽しんでゆく」為には、役立つだろうちゅーことで頑張らねば。

ボーッと生きてるんじゃ!??

2023-05-19

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二次会は、男ばっかりのGAKUです。

昨日開催された「宇奈月方面山岳遭難対策協議会」総会は無事終了いたしました。

山岳警備隊・富山地方鉄道さん等からも意見が出ていましたが、コロナが治まって外国人観光客・登山者の動きが劇的に増えて来ているとの現状報告がありました。

一口に外国人と言っても西洋系・アジア系等様々であるけれども、山で遊ぶ!観光する!為のルール的なものを周知してゆく努力が喫緊の課題との意見が出されていました。

お楽しみの懇親会では、まともにお話しするのは初めての市長さんでしたが、前日「宇奈月温泉開湯100周年」の関係で 東京藝術大学名誉教授 田渕俊夫 先生に面会して来た際に、阿曽原話しが出たそうで・・二十年以上前に田渕先生は「十字峡」のスケッチに行く際に、阿曽原小屋に泊まっていただいた晩、大したことではないのですが・・近くで採れたキノコを調理して地酒を飲んでいただき、翌日に私と大仏でガイドして差し上げたことを覚えていてくださったみたいです。

警察署長も元々が同業でしたし、私が警察を辞めた後の行動もイロイロ知っておられた様で?(決してお世話になる様な事ではありませんから御安心を!)

驚いたのが、地域消防本部 消防長殿!

いろいろ話していたら、2000年3月に発生した大日岳での雪崩事故の際に私が捜索の応援で発生現場まで消防防災ヘリコプター「とやま」で搬送してもらったのですが、その時に黒部市消防から県防災センターに派遣隊員として勤務していたそうで「実はお世話になっていた」ってことが判明したのでした。

そんなこんなで、昨夜の「吉今日」は旨い酒でした。

先日も「ヒョンナこと」って書きましたが、知らない間にどんな繋がりが出来ているのか?

いつもピリピリしながらッてことでありませんが、普段から「少しの気配り」と「少しの勇気」をもって・・。

要は「ボーッと生きてる」と、良い縁もチャンスも逃してしまうかもしれないのではないかと思うのですが??

今日は「遭難対策協議会総会」

2023-05-18

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昨日の現場は、暑かったけれど日陰だったので助かりましたが・・朝一でマムシが!

今日は午後から「宇奈月方面遭難対策協議会総会」が入っているので、私は作業をお休みさせてもらって夜に備えています。

コロナのせいで開催を見合わせていた、総会後のお楽しみ?「懇親会」も三年振りに開催することに、しかも会場は恒例になっていた 宇奈月麦酒館 から、たまには?ってことで「吉今日」に変更になったとのことです。

前回選挙で初当選された黒部市長も今春赴任された黒部警察署長とも懇親会で同席するのは初めてになりますが、全国(外国からも)から険しい黒部に訪れる登山者の方々に、安心して楽しんで行ってもらうためには「遭難救助体制の充実」「登山道の維持管理」等々協力してゆくには「懇親」せねば???

※参考

「黒部の谷の小さな山小屋」の発売開始は6月5日とのことです。

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